文部科学省の前次官の授業

〜 破廉恥男を野放しにするな! 〜



昨年、文部科学省の違法天下り問題や出会い系バー通い等の不祥事で引責辞任した文部科学省の前川前事務次官に対し、事もあろうに子供達相手に授業をさせるという前代未聞の異常なことをした名古屋市立中学校が大問題になっている。
前川前次官は、文部科学省の違法天下り問題が発覚した後も、自ら引責辞任する発想が無く地位に恋々としがみついていたが、首相官邸から責任を厳しく追及されて泣く泣く辞任したという嫌な人間だ。
また出会い系バー通いが発覚してからも、「女性の貧困について実地の視察調査の意味合いがあった」なんてあまりにも見え透いた500%嘘の噴飯ものの白々しい言い訳に終始した破廉恥男である。売春や援助交際の交渉の場になっている出会い系バーに週に何回も通い、金を渡して女性を連れ出しておきながら、何が視察調査だ。こんな最低の破廉恥男が日本の教育行政を牛耳っていたかと思うと、背筋が寒くなるが、よりによってその破廉恥男に授業させるという名古屋市立中学校の発想も信じられない

当然のことながら、文部科学省は名古屋市の教育委員会に対し、授業の内容や狙い、前川氏に講師を依頼した経緯などを問い合わせた。そりゃそうだ。一体どういう魂胆で最低男に授業させたのか厳しく追及しなければ日本の教育は崩壊してしまう。違法天下り問題で信用を失墜した文部科学省としても、名誉挽回のために破廉恥男を許すわけにはいかないだろう。

ところが名古屋市の教育委員会は「天下り問題は文科省、国家公務員全体の問題であると認識しており、前川前次官の問題ではない」「出会い系バーについては、良心的な目的だったと報道されており、依頼の障害になると考えなかった」などとバカ丸出しの回答をしている。もしこれが本音なら、まるで「私はアホなので、何も分かりませーん」って言ってるのと同じだ。
もちろん、名古屋市の教育委員会が本当にただのアホとは思わない。わざわざこんな破廉恥男を呼んで授業をさせるなんて、当然、批判を招くだろうとの予想はしていただろう。それも承知した上での依頼だったと思われる。世の中には、子供達を相手に授業をしてもらうにもっと相応しい人物が山ほどいるのに、わざわざこんな破廉恥男を呼んだというのは、明らかに政治的な意図があってのことだろう

つまり、名古屋市の教育行政は一部の政治勢力が操っているものと推察される。もちろん、それを仕組んだのは中国の手先である野党系だろう。それを示唆するかのように、立憲民主党などの野党は、名古屋市教育委員会に対する文部科学省の問い合わせについて「教育現場への不当介入だ」なんて言って問題視している。野党は、破廉恥前川が加計学園問題で政権を批判してきたことから、これまでも破廉恥前川を養護してきたが、今回もこれをネタに政権を批判するつもりだ。もしかしたら、次の選挙で破廉恥前川を候補者として擁立するかもしれないぞ。

確かに教育基本法では、教育が不当な支配に服することがあってはならないと定め、国の関与を制限している。しかし、じゃあ何をやってもいいのかと言うと、それは大きな間違いだ自治体レベルで好き勝手におかしな教育が行われたら、日本の教育はトンでもない事になって中国の思うつぼになってしまう。なので、政府がコントロールして正さなければならない。たまたま名古屋市で教育を受けた子供だけが破廉恥男の授業を聞かされた結果、自らも破廉恥人間になってしまったら大変な事になる。
私は、そもそも義務教育を自治体が担うってこと自体に違和感がある。義務教育は国の基盤だ。政府が責任を持って実施しなければならない。義務教育は国民全員が平等に同じ内容で学ぶべきだ。もちろん、各地方の固有の自然や歴史は個別に学べば良い。しかしもっと大事な基本的な教育内容は全国一律でなければ、おかしな事になってしまう。教科書だって、色んなものがあって、教育委員会が勝手に選ぶなんて、とってもおかしな制度だ。教科書なんて全国一律で良いじゃないか。

(2018.3.18)



〜おしまい〜





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