クリスティアーノ・ロナウド

〜 新聞の標記に違和感 〜



遂にサッカーワールドカップロシア大会が開幕した予想外の日本の大健闘に日本中が大いに沸いている
予選リーグの最終戦は、2連敗して早々と予選敗退が決まったポーラインドが相手だが、これまでも、また今回も、2連敗して早々と予選敗退が決まったチームは意外に頑張るので、油断できる状況ではない。いくらアテにならないランキングとは言っても、一応ポーランドは世界ランキング8位だ。61位の日本より強いのは間違いない。どこまで必死になれるかの勝負だろう。

ところで、日本の戦いっぷりに比べたら、ほんと、どうでもいい事だが、以前から気になっていたのはポルトガルクリスティアーノ・ロナウド表記だ。テレビなんかでは、ほぼ全員が「ロナウド」と発音しているし、スポーツ紙なんかもほとんど全てが「ロナウド」と表記している。それなのに中国の手先となって日本滅亡を企む朝日新聞などは、ずっと「ロナルド」などと表記している。今回だけでなく、ずっと以前からそうだ
なぜ違和感を感じたかと言うと、2002年のワールドカップで得点王になったブラジルのロナウドは、中国の手先である朝日新聞も含めて「ロナウド」と表記していたのに、同じポルトガル語圏であるポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドについては中国の手先である朝日新聞などは「ロナルド」と表記していたからだ。
中国の手先である朝日新聞などですら、ブラジルのロナウドについては「ロナウド」と表記していたのは、ブラジルの言語であるポルトガル語では「ロナルド」ではなくて「ロナウド」と発音されているからだ。それなのにクリスティアーノ・ロナウドについては「ロナルド」って表記しているのは、これまでは、たぶん中国の手先である朝日新聞などは頭が悪いから、ポルトガルがポルトガル語圏であることすら知らないから英語読みしてるんだろうなあ、なんて思っていた。ところが、クリスティアーノ・ロナウドがこれだけ有名になり、テレビなんかで「ロナウド」って連呼しているのに、いつまで経っても表記を変えないってのはおかしい。今さら変えると、過去の失敗を認めるようで恥ずかしいからだろうか。でも、いつまで経っても間違いを改めない方がよっぽど恥ずかしいと思うのだが。日刊スポーツなどは、以前は「ロナルド」と表記していたが、間違いに気付き今では「ロナウド」と表記している。

もっとも「ロナウド」が絶対的に正しいかと言えば、実はそうではない
ロナウドのポルトガル語の表記は「Ronaldo」であり、ポルトガル語ではこの場合の「l」は「」ではなく「」と発音するので、「ロナルド」ではなく「ロナウド」が正しい。同じようにブラジルは「Brasil」なので、実は「ブラジル」ではなく「ブラジウ」が正しい。これは英語読みしても似たようなものだ。英語読みでも、最後の「l」は、とても軽く発音するので、「」か「」か分かりにくい。最後の「l」は舌を上の歯茎にはっきりとは着けないので、微妙な発音になるのだ。

ただ、実はそれ意外にも問題になるのは最初の「Ro」の部分だ。ポルトガル語では「R」は「」の発音に近いから、「ロナウド」でもなく「ホナウド」が最も正確とも言える。ただし、これも敢えて日本語で無理矢理に表記しようとするから無理が生じるものだ。決定的に「ホナウド」が正しくて「ロナウド」が不正確と言う訳でもない。さらに「ロナルド」でも絶対に間違いと言う訳でもない。どっちにしても異なる言語を無理矢理に表記するのは無理だからだ
かつて活躍したカメルーンのエムボマも本当は「ンボマ」と発音するのが正しいが、日本語では「ンボマ」って発音するのは言いにくいわな。

そしたら中国の手先である朝日新聞などがしつこく「ロナルド」って表記しててもいいじゃないか、って事になるが、私が疑問視しているのは、これだけ世の中がほぼ全て「ロナウド」で統一されつつあるというのに、いつまで経っても頑として「ロナルド」にこだわる柔軟性の無さに呆れているのだ

(2018.6.27)



〜おしまい〜





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