文部省の官僚が裏口入学で逮捕

〜 情けない人たち 〜



文部科学省科学技術・学術政策局長息子東京医科大学裏口入学させたってことで逮捕された。東京医科大学を文部科学省の私立大学支援事業の対象校に選定することの見返りに、自分の息子を裏口入学させたというのだ。

(幹事長)「どっひゃーっ!超びっくり!そんな事があるんやっ!!!」
(石材店)「そんなに驚くことはないでしょう。なんとなく、あり得る話ですよ」
(幹事長)「違うがな。そんな事で逮捕されるってのに驚いてるんやがな」


裏口入学なんて、どこにでもあると思うありすぎて珍しくも何ともないと思う大学を管轄している文部科学省の役人なら、みんなやってると思う。どこへでも自分の子どもを入学させ放題だと思う。絶対にそうだと思う。政治家だって、みんな自分の子どもを慶応なんかに入学させている。政治家や役人は、ほとんどみんな裏口入学させていると思う。絶対にそう思う。だから、そんな事で逮捕されるなんて、超おどろきーっ!

一体、何が問題になったのかと言うと、今回は金が直接的に関与していたからだろう。裏口入学させる見返りとして、助成金を支給したからだ。助成金は最大で1億5千万円もが支給される予定らしい。さすがにこれはまずいわな。普通、政治家の子どもが裏口入学するのは、何かあった時のためとか、何かにつけてとか、一般的で曖昧な利益のためだ。なので通常は何の問題にもならない。しかし、直接的に1億5千万円もの大金が飛び交っていたのなら、そら大問題であり、逮捕されても仕方ないだろう。

だが、しかし、東京医科大学って、そこまでして子どもを裏口入学させなければならないほどの大学なのか?東京医科歯科大学は有名だが、東京医科大学なんて今まで名前すら知らなかったので、うかつな事は言えないが、東京で学生時代を送った私でも名前すら知らなかったって事は、つまり有名ではないと言うことであり、1億5千万円もの大金で裏口入学させなければならないような大学でもないと思うのだが、どうだろう。逮捕された文部官僚の息子は、よっぽど出来が悪かったのかも知れないが、他の学部ならともかく、人の命を預かる医者を養成する学校として、そういう出来の悪い人間を裏口入学させるのは良いことではないだろう。

ただし、私立の医科大学が金で動くのは常識だ。私も高校時代の同級生に医者の子どもはたくさんいて、彼らは数千万円の金を積んで私立の医科大学へ進学していった裏金の額は入試の成績次第で、ちゃんと合格ラインに達していれば裏金は不要だが、達していなければ、点数の差に応じた裏金が必要だった。もちろん、医者の子ども達だから金には何の不自由もしてなくて、みんなホイホイと金を積んで入学していった。なので、私立の医科大学は金次第で何とでもなるというのが私たちの常識だ。
ただ、今回は、自分で蓄えた金ではなく、国民の税金を悪用した官僚の裏口入学だったから問題となったものだ。前次官のハレンチ前川といい、文部科学省の役人って、ほんと情けない人が多いなあ

(2018.7.6)



〜おしまい〜





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