ワールドカップの終焉

〜 まるでヨーロッパ選手権 〜



ロシアで開催されているサッカーのワールドカップが終わってしまった

(石材店)「ちょっとちょっと、何を言ってるんですか。ベスト4が出そろってこれから準決勝じゃないですか」
(幹事長)「もうヨーロッパの国しか残ってないやん!アホらして見る気がせんがな」


決勝トーナメントの顔ぶれは、ヨーロッパが10、中南米が5、アジアが1だった。アジアが1ってのは、日本以外の顔ぶれを見れば、仕方なかったとは思う。ただ、せめてアフリカから1つは入って欲しかった。いくらなんでもヨーロッパが10てのは多すぎる。

そして、決勝トーナメントの組み合わせにも地域的な偏りがあった日本が入った方は、エリア的に見ると、中南米が4、ヨーロッパが3、アジアが1で、中南米が多かった。全体の数からすれば中南米に偏っていた。一方のロシアが入った方は、コロンビア以外はなんと全てヨーロッパだ

また、力関係から言っても偏った組み合わせとなっていた日本が入った方はブラジル、アルゼンチン、ポルトガルなど優勝候補がズラリと並んだ一方で、もう一方の方は優勝候補と目されていたのはスペインくらいだった。(ただし、スペインがロシアに負けるなんていうトンでもない結果を見ると、力関係は意味無かったかもしれない)

このように偏った組み合わせだったから、コロンビアが早々に1回戦でイングランドに負けてしまったから、あっちのグループは勝ち残った4チームは全てヨーロッパになってしまった。一方、日本がいたグループはウルグアイとブラジルが勝ったから、ヨーロッパと南米が2つずつとなった。ところが、次の試合でウルグアイもブラジルも負けてしまったもんだから、ベスト4は全部ヨーロッパの国になってしまったまるでヨーロッパ選手権だ

もちろん、ヨーロッパの国だから面白くないなんて事はない。でも、スペインもドイツもポルトガルもイタリアもいないヨーロッパ選手権なんて、クソ面白くなくて見る気はしない。(イタリアはそもそも出てもないけど)
スペインやドイツやイタリアのサッカーは独自のスタイルと個性があって見ていて面白い。でもフランスやベルギーなんて、少数の黒人が活躍してるだけじゃないか。戦術もスタイルも無く、単に少数の黒人の個人的な力に頼っているだけじゃないか。なんでヨーロッパのチームに、あんなに黒人がいるんだ。(中東の国もそうだけど)
黒人を閉め出せとまでは言わないが、せめて各国の人口比率程度に抑えてくれないと、そのうち黒人ばっかりのワールドカップになるぞ。逆に、黒人が本来のアフリカの国から出れば、アフリカがもっと強くなって面白くなるはずだ。

ブラジルもアルゼンチンもいないヨーロッパの国だけのワールドカップ。しかもヨーロッパの国でもスペインもドイツもポルトガルもイタリアもいないワールドカップ。フランス対ベルギーとかイングランド対クロアチアなんて試合を見る気はおきない。

(2018.7.7)



〜おしまい〜





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