第6回公演

 

プレネージュ  

wedding story

 

2003/4/26(sat)   19;00

                                  4/27(sun)   @14:00

A19:00

あかつきホール 

 

あらすじ

ここは結婚式場『たまき殿』。

ある日、『たまき殿』で人気のホールプレネージュでの式に憧れている

石原広海と、婚約者の相川孝志が訪れる。

ウエディングプランナーの宇部晶子織田灯が担当となる。

料理は中国人コック、チャンに委ねられる。

憧れの結婚式に大きなを抱く広海と、マイペースの孝志。

二人の思いが交錯し、ハプニングが続出する。やがて、広海は・・・。

果たして、二人の結婚式は無事に挙げられるのだろうか・・・

劇団暖団の第4作目のオリジナル作品は新しい試みも交えた、

奇妙ハチャメチャウエディングストーリーです。

 

座長挨拶

伊東直美

 

 春爛漫。道ばたのタンポポがそっと春の訪れを教えてくれます。「ああ、平和だなあ」と実感します。よその国で争いが起こったり、得体の知れない病気が流行ったり、自由に表現ができないということがあるということ忘れてしまいそうです。

 でも、これらのことをしっかり心に止め、表現活動をしていきたいと思います。暖団は、日本の中の香川の中の高松の中の小さな劇団ではありますが、真剣に演劇という表現活動に取り組み、考え、生きています。これはもう、すごいエネルギーを発することができると思うのです。

 生きているといろいろなことがあり、悩んだり、喧嘩したり、憎んだり・・・。自分の嫌な面に気づいて自分のことが嫌いになったり・・・。やがて人間不信になって・・・。 第7回「プレネージュ〜wedding story〜」は、人の心の闇の部分にメスを入れた作品です。自分の持っているエネルギーの発し方を間違えないようにしたいモノです。

 本日はご来場いただきありがとうございました。

 

 

演出挨拶

三好真理

 

 一歩踏み出す前に、いくら「あと、もう一歩進むことが出来たら最高だ!!」と思っていても、いざ、一歩進むことが出来たとき、更に一歩進みたくなってしまいます。

 不思議です。人の「欲」が満足するこってあるのかな。でも、満足してしまったとき、そんなとき、人はどうなってしまうのだろう・・・?

 腑抜け状態になるのかな?

 充実した毎日を過ごせるのかな?

 私には想像も出来ません。

 「欲」が満足するときって、どんなときなのでしょう。

 

 

三好が初めて演出に挑戦した作品。

泣きながらも一生懸命な彼女でした。

今までの暖団にはない

ちょっと‘毒’のある作品に仕上がりました。