BATNET 四国シリーズ

新たなスタイルで挑む本気トーナメント!


第5戦(9/21) 旧吉野川

7位

ゴロゴロいや〜ん

BATNET四国シリーズも最終戦である。

夜中は雨模様だったので深夜から自宅を出て、ゆっくり国道経由でガソリン入れたりコンビニ寄ったりしながら行く予定だった。
しかし目覚まし時計がブッ壊れてしまったようで鳴らず、窓を明けていたのでカミナリの轟音と寝冷えの腹痛で目が覚め・・・やばい、予定より一時間も遅い起床やがなコレ。

BATNET戦は厳密な受付時間がある訳ではないので少々遅刻しても大きな問題は無い。
しかし皆に迷惑かけるのだけは避けるため、高速道路を利用した。
お小遣い少ないJIJIにとって予定外の出費・・・これがイタい。

東かがわ市を通過する頃かなりの雨が降っていたが、トンネルを抜けて徳島県に入ったところで幸いにも雨が止んだ。
なんとか集合時間には間に合いそうだったので、食料調達とトイレを兼ねたコンビニに寄る。

・・・西の青空に美しい虹が姿を見せていた。

途中、ボート燃料のことが気になったが「多分1/3程度あったよなぁ...」と思っていた。
しかしスロープに到着して確認したら、実は全然残っていなかった(←アホや)
近くのガソリンスタンドはセルフしかなく、セルフスタンドでは容器への給油が認められていないため、ボートの燃料を入れてくる訳にはいかない。あいたたた。

ま、それはそれで自分のミスだ。こうなりゃエレキのみで大会に挑むことにしよう。
でもね、夏から秋へとむかうこの時期は難しいコンディションなのである。
本来なら上流域や広範囲の拾い釣りでバスをキャッチするしかない状況...にもかかわらず、近場のみエレキでは正直厳しい。

唯一の望みとしてスロープ〜三つ合橋周辺パターンに賭けてみようと思った。
じっくり狙って、ハマれば結構なウェイトを期待できるはずだ。
だがしかし、JBプロアマ戦のときに最高潮を迎えていたシーズナルパターンはすでに崩壊していた。
それだけでなく、バスの生命感すらほとんど無い状態のエリアと化していたのだ。

唯一バスの姿を確認できたのが旧ストライプ煙突下の矢板だったが、この良型はどんなに攻めてもルアーを素無視のツレナイ奴・・・
結局それは指くわえて目の前を悠々と泳ぎ回るのを見つめるだけで朝の時間を費やしてしまう。

仕方がないので三つ合堰をこえて対岸のストレッチや、再び戻ってゲートボール場〜水門周辺を狙う。
しかしこのエリアでのウィードパッチパターンも終了しているようで、豆バスさえも反応してこない。

それ以上の遠い場所へ移動することはあまりにリスキーだった。
なので三つ合堰を逆戻り、今切川での勝負に賭けることになる。

再び入った矢板...まだ良型はそこに居た。
やっぱりバスの姿を見てしまうと、もう一度攻めちゃうんだよなぁ。
だってそこにしか魚が見つからないんだから。
でもダメ、完全にルアーを相手にしてくれない。くそー!

スロープ前を通りすぎるあたりで中村大介氏と久々の再会をする。
ちょっと天候が悪くなりはじめているようだが、これから出撃するみたいだ。
「頑張ってくださーい!」と挨拶を交すと、「またチャプター戦にでもお邪魔しますねー」との一言が返ってきた。
キューヨシで、琵琶湖で、河口湖をはじめ数々のマスター戦で凌ぎを削ってきた戦友とまたご一緒できるかもしれない・・・来年の楽しみがまたひとつ増えた。

北島応神橋周辺までエレキで流しながら攻めるものの、一向にアタリすら感じられない。
そのうち雷雲が発生し、私のお腹具合もゴロゴロする始末。
いててて、ヤバいなこりゃ。つーか...空模様もメチャ怖いわコレ。
慌てて避難することにしたものの、そこは貧弱エレキ...なかなかスロープまで戻れない。
いよいよカミナリが周辺各地でゴロゴロ鳴りはじめた。

落雷も怖いけどオイラのお尻も爆発寸前で・・・どないせーっちゅーねん。

ギリギリでスロープに辿り着き、妙な内股になりながら上陸する。
ちょうどチームBBの方々がプチ大会を終えてウェイインやら行なっている。
これだけ人がいればスロープにボート置きっぱなしでも大丈夫だろう。

急いでクルマに飛び乗り、コンビニに駆け込んで・・・ホッと一安心。

クルマに戻り小一時間、温かい飲み物で冷えてしまった身体とまだ少し痛いお腹を休ませることにした。

天候も回復してきたところでラスト一時間、ボートを出そうか?もう諦めようか?悩むトコロだなぁ。
勝てっこないのは朝の時点で判ったこと、だけど一匹だけでも釣りたいのは正直な気持ち。
再びお腹が冷える可能性だって残っている・・・あーっ、なんか変な一日やー。

だけどせっかくの休日にここまで来ているのだ、不安も絶望もみんなひっくるめて楽しまなきゃウソでしょ。
前向きこそがJIJIのイイトコロ、釣れようが釣れまいがそれはキューヨシの神様だけが知るもんだ。
よしっ、ボート出そう!

相変わらず生命感の無いスロープ周辺・・・だけど諦めずに勝負だー!

スロープ対岸の水路周辺から矢板の手前まで、底一面にウィードがびっしり育成しているシャローレンジにボートを進める。
何度となくエレキにウィードが絡みついて走行困難になる。
それでも似たような状況は琵琶湖でさんざん体験しているのだ、苦じゃない。

ひたすら流して再びUターンして、同じエリアで違う攻め展開してゆく。
ライトリグから始めて一往復半したところで、手にしていたのはベイトロッド、リグはパワーバルキーホッグのテキサスリグになっていた。
ははは、普段と逆やな。中ばヤケクソ気味と言われても仕方ないくらいだ。

結局そのテキサスリグでどうにかこうにか意地のキロフィッシュをウィードの中から絞り出すことができた。
長寸はそれほどでもないが丸々と太ったきれいな個体だった。
マジでこの一本に出会えるとは思いもよらず、ちょっと嬉しい。

しかしやっぱこれで精一杯...それから後が続かずにタイムアップを迎えることになる。
ウェイインでは多くの方から「いいバスやねー」と言ってもらえたものの、結果は一目瞭然。
ほとんどの選手が上流(いわゆるエリア外)で釣ってきていた。
参加7艇中の7位、強者たちが集まるBATNET戦ではアタリマエ、完全なるビリで終えることになった。


それでも『うえたい』で食って帰る訳だが・・・

 

 

 

第4戦(5/25) 旧吉野川

7位

あとのまつり?

BATNET戦に出場するため旧吉野川を訪れた。

久々のキューヨシは・・・自分にとっては比較的イージーに釣れるアフター回復組をいかに掴えるかが重要なキーになると思っていた。

イージーな個体を数多く釣りあげながら、そのひとつひとつに次のヒントをもらってベースアップをはかり、キッカーへとたどり着くパターンを・・・特にフィッシングプレッシャーが低い小規模の大会で実践するのはJIJIの目指すスタイルのひとつである。

ただ自然を相手にするバス釣りに、そうそう思い通りの展開が待ち受けているなんて考えるのは甘い。
その日も雨の影響で上流から濁りが押し寄せてくる最中であり、よほど一匹一匹をきっちり狙っていくことが要求されるフィールドコンディションだと推測できた。

とにかく少しでも水質の良いエリアを・・・

やって来たのは中流域。
ここで翌週末に控えたチャプター戦のプラを兼ねて育成しはじめたヒシ藻パターンを試すことにした。

コイ釣り〜共栄橋の間にかけてのヒシ藻が、やっぱ密度的にいちばん具合がいい。
そこでようやく
700gフィッシュに出会った。
もう少しだけ良いサイズを期待していたのだが、これもまた現実だ...受け入れるべきか?いや、もう一本だけ、そのサイズを見たい。そして判断したいぞ。

で、とにかく下流方面へと足を延ばしてみることに。
しかし下流は下流で大谷川など支流からの濁りが入っており・・・もう何していいやら全然わかりませんわ。

仕方なく濁りを避けた中流域で粘ってみるものの、スタートから2〜3時間もすると中流域も流芯部分は濁りはじめ、切羽詰まった思いでひたすらヒシ藻を撃ちまくるが、反応は、悪い。

一日キャストしまくって、かろうじて仕留めたのは合計4本。しかしBATNET戦はキーパーサイズが30cmなのでウェイイン可能なのはもうひとつの700gフィッシュとの2本のみ。
それですべてタイムアップ、あきまへんな。

どうにかプラはこなせたものの勝負にならず、いつものように「うえたい」でラーメン食って帰宅しました。

ちなみに上位は丸須テトラ対岸でのクランク、朝一の坂東谷川でネスト絡み、などて3キロ後半(5匹)でした。さすが!


ま、こんなモンこんなモン

 

 

 

第3戦(4/6) 旧吉野川

ノーフィッシュ

トラブルトラブル

BATNET戦に出場するため旧吉野川を訪れた。
「5kg6kg楽勝っすよー」と言っていた笑顔が完全に凍り付いた厳しいコンディションで終わったTOP50戦...しかしこれが、このアホ川と言っていいほどの厳しさが、本来のキューヨシだと自分はここ数年で思うようになった。

キューヨシの春は極端だ。シャローに魚が上がればボコボコに釣れる、こんなイージーなことはない。しかし一旦それが引っ込むと、それはそれは見事な具合にキューヨシのバスは『消える』のである。
何度それに泣かされてきたことか・・・いや、グチっても始まらない。とにかくだ、その『消えて』しまったバスがどこで何をしているのか?自分は毎年それだけをひたすら探している。
大会ともなれば居残っている個体、指してくる個体、を狙うのがセオリーなんだろうけどさ...決して広すぎるとは言えないこのフィールドで、消えたはずのバスの在りかを探したっていいじゃない。推測、なんかじゃなく「知って」たっていいじゃないかと思う男がひとり・・・

もちろん、BATNETはプライベートじゃない。エントリーフィーを払って、できることなら年間出場したいと考えている、れっきとしたトーナメントシリーズだ。結果を残すためにも釣れる魚は釣っておきたいトコロ。
ただし釣れる魚が消えていれば、指してくるのを待つなんてしない、こっちから探しに行く!動く気や喰う気のない奴にも口を使わせる!すべてはポジティブなのだ。
気合いもテンションも天候も絶好調・・・ボートセッティングをしてメインタクルをあらかじめリグって、よっしゃランチングだぜー!

・・・でもね、次の瞬間、すべての元気が通常(いやそれよりきっと低い)レベルに落ちてしまう出来事が起こるのよ。

ボートランチング直後、トレーラーのバンク(船を載せる板)の角度が変な方向にズレてしまい、その勢いでバンク取付け部のネジ穴はガバガバ...2つのネジが抜け落ちてしまっている。
予備に1個だけ持っていたネジと残った2個のネジでバンクを少しだけずらして、みんなに手伝ってもらいながら応急処置の取付けを行ない、どうにか無事に帰れるようになったものの・・・こんなトラブル出なくても、はぁ。

トラブルはそれだけでなく、大会が始まってしばらくするとエレキモーターのスイッチが入らなくなる。
「すわマイクロスイッチ壊れたかぁ?!」と目の前真っ暗になるが、ペダルを裏返してチェックすると、どうやらマイクロスイッチ自体は無事で、防滴ゴムキャップが破れていることを確認。
そのゴムの厚さぶんだけスイッチとの間に隙間ができてフットペダルを踏んでも反応しなかった訳か。
これも応急処置で工具箱に備えていたラバーを隙間に貼って厚さ調節を行ない動くようにしたが、雨が降る(防滴されていないのでマイクロスイッチが濡れて壊れる)までに何とかしなきゃなぁ。

ちなみに魚探の電源と水温センサーの接触もメチャ悪くて何度も切れたり、根掛かりしたリグを回収しようとしてテトラに船体ゴリゴリとこすって大きな傷つけたり・・・散々な一日。

まぁ、枝に引っ掛けてから飛んで戻ってきたルアーがサングラスに当たった(何もかけてなかったら眼球直撃だった)とか、早朝からやってたネズミ捕り(スピード違反取締り)も、道路に飛び出してきた犬も、もろもろ回避できたことがあったので、まだ最悪という訳じゃなかったけど。

・・・結局ノーバイトノーフィッシュダタヨ(←やっぱコレが一番こたえる)


途中で抜けて食べにいったラーメン最高でした


 

 

 

第2戦(2007/12/2) 旧吉野川

8位

翻弄されるウィンター

BATNET戦に出場するため旧吉野川を訪れた。
まだ2007年12月ではあるが、すでに第2戦目となった2008BATNET戦...初戦を欠場した自分にとっては今期初の参戦となる。
いつもBATNET戦はボーター/ノンボーターを抽選で決めてのペア戦なのだが、今回は全員ひとり乗りでの戦いというレギュレーションが採用された。シングルエントリーは、ある意味自分の自由なまま集中して釣りができるというメリットがある。
しかし前週に開催されたチャプター中四国ブロックチャンピオンシップでの厳しすぎるフィールドコンディションをまのあたりにしている手前、たとえ少々コンディションが上向いていたとしても一人でリミット揃えるのは難しいのではないかと思われる。
つーか最近ダメダメな自分に一匹でも釣れるのだろうか?・・・スロープに向かう国道をひた走りながら考え、ボート準備にとりかかってもまだ、ぼんやりと一服しながらため息がもれる。
いやいや...自信もて!自信もてマイセルフ!でも釣行回数少ないしプラにも入っていない、どうやって自信もつんだ?自信・・・自信・・・
そうや!『自分を信じる』しかないんだ!そのためにマイデータ収集して、マイ戦略をたてて、マイ戦術を駆使してやってるんじゃないか。正しいと思うこと、自分が導き出した答え、それを合わせるために全力でやってるんだ!

昼間になればポカポカらしいが、やっぱ朝は震えるくらいに寒い。ボートを浮かべて冷えきったエンジンを始動させようと何度も何度もロープを引きまくって(←早くセルモーター修理せぇよ!...爆)ほんの少しだけ身体が暖まったよ。

スタート直後はキューヨシ本筋の中〜下流方面に行くと決めていた。朝の釣果や状況に対応してフォローかけられるエリアが多いから...その一点のみが決め手だった。

先にフライトしたE崎プロが共栄橋をくぐり馬詰エリアを抜け、どこまでも先行してゆく。これは新広島橋周辺もしくは最下流でヴァージンポイントに入れないかもしれないと判断。ならば決めた!長岸でE崎プロが停まらなかったら自分はそこに入ろう。
朝一の長岸エリアはひょっとすると当たりだった...のかもしれない。しかしディープには目もくれずヤル気のあるデカバスのみ狙ってシャローに存在するマンメイドを撃っていった私には、バスの「バ」はおろか、バイトの「バ」すら無く小一時間。仕方なく移動を余儀なくされる。

それまでの間にココより下流に走り抜けていった選手はE崎プロ含めて3艇・・・まだ何とかなる、いや、何とか出来るさ。

最下流へ向かいながら、他人が入っていないスポットを幾つかラン&ガンして...やっぱ何も起きないまま最下流へ辿り着く。空港大橋手前のリップラップでしばらくミドル〜ディープ狙いのスローな釣りを試みるが反応なし。このままではラチがあかない。
ラチはあかないが河口堰は少しだけ開いたようで、それを合図にUターン、一気に上流域へ向かいボートを走らせた。

全速でボートは走る。
カレントが発生したばかりの状態で、誰も入っていなかった牛屋島橋を見逃して通過できないのがJIJIの悪い(良い?)トコロ。大切な時間を無駄にするかもしれないけど...いや無駄なんかじゃない!チャンスを掴むために立ち寄るのだ。

必要最小限のキャストで勝負を決めたい。橋の中央航路をくぐり上流サイドから攻めるのはズバリ南側、この一番端っこの橋脚へ3inバレット・ノーシンカーをダウンストリームにのせて送り込む。しかし反応なし。
2投目はそのさらに奥、シャローに存在する沈船と橋脚の奥へキャストして、その陰をトレースできるように軽くシェイクというかスイミングというかさせながら誘い、再びフリーフォール。
で、ガツン!とアタリを感じた。狙い通りだ。

あがってきたのは元気ブリブリの...とは残念ながらいかなかったが、貴重な750gフィッシュ、冬場でもシャローに潜むだけあって夏バスのように背中が真っ黒な個体だった。

いい感触をモノにして上流域へと移動してきた。カレントは充分にある。
市場橋から遡りながら要所要所を攻める戦法をとり、シークレット土管〜旧橋脚跡〜JR鉄橋〜大正橋と一連の狙いドコロに次々とキャストを続ける。
アタリが無くても前向きに、次のエリアへ期待を込めて移動する。
養殖場排水〜ポンプ小屋〜旧JT排水管のエリアを流したあとは、さらに進んで川崎橋〜オーバーハング&カバー〜矢板〜藍住大橋〜上流堰へとひたすらキャストを続ける。

だが、アタリは無い。

午後からは少しでも水温が高くなる今切川、というのがマイセオリー。なぜか誰もいない北島応神大橋からアシ地帯を経て、フジグラン前やデカバス岬、さらにはモータースワンドを攻める。
それから対岸に渡り、古川水門や延々と続くテトラ地帯でクランクを引き倒してみるも、これまた不発。

もう何をしてもダメなのか?と、途切れそうになる集中力を「もう一本獲ればジャンプアップ、もう一本獲れば上位だ」と考えることにして耐える。
終了時刻が近付いてきてスロープに戻ろうかとスロー走行でさしかかった応神大橋...
いやまだだ!ここで最後の勝負とばかりに、一度は仕舞う態勢にしていたロッドを再びにぎる。
ほんの10分間だったけど、結果なんて出なかったけど、これが自分の釣りだよ。苦しくったって、しんどかったって、大好きなことしてるんだから全力で目一杯やんなきゃね。

腰につるした懐中時計からタイムアップ寸前のデジタルアラームが鳴る。
「...仕方ない、終了だ。 ...さて釣ってきた奴等のハナシでも聞かせてもらうとするか」


どーして皆さんそんなに何本も釣れるのですか(涙)