NFCニッポンフィッシングCUP
バスだけじゃないぜ!四国支部大会に挑戦
10位
低活性とスコールと歓喜の一匹
今年のNFC(ニッポンフィッシングCUP)「海」部門は、昨年同様の鯛ラバです。
人生初の経験をしたのが昨年、そして40アップの真鯛と50アップのアコウ・・・
そりゃあクセにならないはずありません(^^;)
一年ぶりのこの大会を心待ちにしていました。
早朝の太陽をあびながら坂出港を出船。
今回JIJIが乗ったのは友人でもある津馬氏がキャプテンの「海力(KAIRIKI)2号」です。
瀬戸内海といえど海はメチャメチャ広いですからねー、
さあどんな場所へ連れていってもらえるでしょう。
ワクワクしてきました。
坂出港より走ること約20分で到着したポイントは・・・
南備讃瀬戸大橋の真下です、おおお絶景かな!
いよいよ釣り開始です。
お盆明けだった昨年とは時期が違うとあって、水深20m〜30mという
比較的浅いレンジを探っていきます。
海底の質も砂地ということで、根掛かりの心配が少ないのはイイネ。
だけど個人的にはもっと深い場所で、ちょっとデコボコした底質が好みです。
だって予期せぬ外道が釣れる可能性あるじゃないですか。
真鯛の活性が低いのであれば、せめて何かしらのアタリを感じたいんだよねー。
で、というか、やっぱり、というか、
なかなか難しくて釣れない状況が続きます。
様々な場所をボート移動繰り返して、やって来たのは渋川海岸沖。
画像の左側、遠いところに瀬戸大橋が写っています。
ここは周りに何艇もの遊魚船がいて、どうやら皆さん鯛ラバの様子。
現時点でのホットスポットだと思われるので集中力をもって竿を出すことにしました。
しかし何やら遠くのほうで雷音が聞こえました。
ふと振り返ると、真っ黒な雲がどんどん近付いてきています。
雲の下となる辺りは、景色がボケて見えない状況って・・・ゲリラ豪雨やん!
ええ、逃げ場なんてありません。
横殴りに降ってくる雨を避けるため船を風上に向けます。
操舵室にある風防と小さな屋根の下にみんなで集まって、雨宿りタイム。
「早く雨雲去ってくれー!」
まぁ、おかげでこの時期としては熱中症の危険が無いくらい涼しかったんだけどね(苦笑)
雨雲は去ったものの、パンツまでビショ濡れの状態で、釣り続けます。
そんな気合いを神様が見ていてくれたのか、ようやくアタリがきました。
慎重に巻き上げて、あがってきた姿が真鯛だと確認できた時の喜びはひとしおです。
30cm弱というサイズですが、この美しい魚体は嬉しいですねー。
大会自体は半数がノーフィッシュと言う厳しい一戦となりました。
数が少ないながらもウェイインされる魚体は30〜40cm台が多く、JIJIは10位という成績でした。
だけど同じ船に乗っていた本堂氏が最後の最後にすごいのを見せてくれましたよ。
約15分くらいかけてキャッチしたのは60cmを超える大物!
これにはガイドを請け負った船長も大満足!ですわな。
表彰式には天候も回復して真夏の太陽が戻ってきました。
パンツも徐々に乾いてきますww
JIJIも2年連続の優勝船に乗れて、楽しい一日になりました。
終了後の「よいち」うどん、うまうま。