New attempt


第11回 海の大物釣り(太平洋イカダ編)

11月の3連休、ひさびさに海釣りをしました。
今回釣行したのは高知県須崎市、池ノ浦のイカダは横浪スカイラインの展望台にほど近い場所にあります。
太平洋の荒波にえぐられた断崖絶壁!の沖で一日を過ごすのは義父と義兄とJIJIと息子
・・・じぃちゃんから孫までの3世代。
三連休の中日にもかかわらずイカダをたった4人で貸切という贅沢をしてみました。


渡し船に乗っていざ出発!


本命狙いの餌は地元で獲れたばかりのウニと子ガニ...
これだけで市場へ行けば上等な魚が何匹も買えるほどですが、損得勘定じゃ釣りは出来ねーぜ!
...と大判振舞いするのも釣りの醍醐味(?)ですよね。


底モノ(本命)は滅多に釣れないので置き竿にして、各人が軽めの竿を持ってウキ釣りで中層(グレ、イサキ他)を狙います。
しかし潮があまり良くない状況で、なかなかウキが沈みません。


そうこうしていると置き竿のほうにヒット!釣れたのは「ばんど(ヒブダイ)」
さすが南国高知だけあって熱帯系の鮮やかな色ですな。でもまだ小さいぞ。
・・・と思っていたら次のアタリは強い!グイグイと竿が絞り込まれていきます。


でもあがってきたのは・・・名前知らねーよこんな魚(苦笑)
外道なのですが義父いわく「食える」との事。
あとで食べたら結構旨かったです。

そのうち冷たい雨が降りだし、寒い風も強くなってきました。
ウキ釣りのほうはさっぱり調子があがらないところ、潮の変わり目にあたる数分で本気モード全開の義兄が25cm程のグレをたて続けに2枚あげました。
「絶対にボウズじゃ帰れん」が口癖の義兄の意地を見せつけられ、息子も悪寒に耐えながら頑張ります。


するとようやく息子にもアタリが!


釣れたのはメチャメチャ大きいサヨリみたいなサンマみたいな「ダツ」という魚・・・
だけど残念ながらこれを持って帰る人はいない外道中の外道だそうで...
せっかく自身の釣った魚を食べさせてやろうと思っていたのですが、残念でした。

しばらくすると置き竿に、あわや固定金具がはずれて海中に引きずり込まれるくらいに猛烈なアタリが襲う。


10分ものやりとりのあと、あがってきたのは60cm級のばんど。
最初に釣れた個体よりオレンジ色の強い最高コンディションの一匹でした。
義父が「まぁ白身魚フライにでもしたら食えるわ」と言ってましたが、めっそうもない。
刺身にして食べましたがメチャ旨でした。


そしてついに本命登場!イシガキダイを釣りあげましたー!


義父が、ですけど(爆)

実はハマチをはじめ(スズキも)様々な魚がこのエリアにはたくさんいると聞きました。
今回は義父や義兄の竿を借りての釣りだったのですが、次回はマイタックル準備して、自分のスタイルでルアー釣りを試してみたくなりました。

2009.11.28