南太平洋戦没者の碑
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私たちの一行は、タビックスジャパンが主催する5名であるが、合同慰霊祭は、セラントラベルの主催する一行16名と合同で開催された。
会場は、ラバウル官邸山通りにある「南太平洋戦没者の碑」である。
この碑は、日本国政府によって建設されたもので、昭和55年9月に竣工している。
「碑」という名前が付いているが、限りなく建物に近い構築物である。
上屋天井面には、南太平洋の地図が描かれ、ラバウルの地点に丸い穴が開けられている。
この穴は、「大地に眠る死者とそこを訪れる生者との邂逅の場」を意味しているという。
この上屋の方向は、はるか日本の方向を望んでいるそうである。
碑文には「さきの大戦において 南太平洋の諸島及び海域で 戦没した人々をしのび 平和への思いをこめて この碑を建立する」とある。
設計・監理 菊池清訓
ガラス工芸 岩田糸子
銘 板 尾川 宏
施 工 大成建設株式会社
石 工 関ヶ原石材
更に、協力者として、「パプアニューギニア国政府」や「ラバウル方面陸海軍戦友会」などの名前が刻まれていた。
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