妖精
私の名前はmyu
ホタルさん位いちっちゃな妖精
ずいぶん昔からこの森に奥に住んでいるんだけど誰も知らないんだ
子供達が森で遊んでると、時々いたずらをします。だってひとりぼっちで寂しいもん
小鳥さんになってドングリの実を落とすと
「アレッ」
ブルーの蝶々になって「myuも遊んで」
「アレッ」
お空には木の葉がサワサワと風に揺れているだけ
黒い
海に浮かんで消える妖精の森
淡く淡く
光り続ける
すべてを魅了する
妖精の歌声
僕を青く染めていく
冷たく光る妖精の森
耳をすませば聞こえてくる
真夜中の宴