思い出作り事業 植樹
大方町へ観光等で来町する人々を、再度振り返らせることが出来れば、将来に渡って利益を産むのではないかと、
次ぎのような事を考えています。
人は、見たことや聞いたことは、かなりの感動か恐怖か或いは自己責任がなければ忘却してしまいます。しかし、
何かを採取したり、工作した場所はかなり長い間記憶に残るものです。
そこで、植樹地域を策定し、期間限定で来町者に植樹をしてもらう。植樹者の住所氏名や勤務地等を植樹記念簿
に記載してもらい、幾らかの記念植樹管理料金を取り、記念樹の成育状況や四季時期の情報を年に1回は連絡す
る。植樹した人々は、一人は二人に二人は四人に、植樹したことを口伝えしたくなるものではないだろう。
大方町の存在を広く口伝えすることにより、繋がりを深める役割を果たすのではないだろうか。若者は結婚し、
思い出植樹を語りフラリと大方町を訪れるのではないだろうか。壮年者にとって癒しの記念植樹となるのではな
いだろうか。
その他の地区(里山的な地域)を設定し、花木を植樹してもらい花の便りを連絡する。特に来町者が団体の場合は
再来町に効果的ではないかと思われる。近年、都市化の進展等に伴い身近な自然が少なくなっていく中で、この
ような自然環境に対する人々のニーズが高まってきています。 
大方町の風土に相性の良い樹木を選定し、植樹する樹木は安芸森林管理署や四万十森林管理署等が民間委託で育
苗しており、仕入れることが出来る。特に国有林と町有林の混在する入野松原への植樹は協同事業には適してい
るのでないかと思われる。
行政主体ではない植樹という来町者自らの行為を契機に、大方町と来町者を、心の拠り所的に結びつけ或い
はリンクを張り、将来に渡ってイベントから脱却し、大方町の利益に結びつけることの出来る人材を探査する方
向付けも出来るのではないだろうか。
植樹地区の選定と整備及び苗木の確保と購入保管は大方町、植樹の指導補助及び樹木の育成管理は人材センター、
来町者との連絡はホームページ管理者、来町者の名簿作成及び苗木の配布は遊漁船業者と役割分担。
来町者の分析
1.	ホエールウォッチングで来町する人々を把握
2.	修学旅行で来町する学校を把握する
3.	海水浴等で来町するする人々を把握する
4.	ビジネス関係で来町する人々を把握する
これらを計画した旅行業者は何処か、団体客であれば所属する職場(メールアドレス又はURLを所有しているか
を含む)、個人に付いてはメールアドレス又はURLを所有しているか、
(多分現段階では、旅行業者は不明で連絡先は電話又はFAX位しか判らないと思います)
旅行業者が判れば、旅行業者への働きかけとしてホエールウォッチングや修学旅行等を計画する場合、記念植樹の
時間を設定するよう要望し、植樹予約の把握を行えるようにする。
現在判明している来町者に対して、植樹イベントに対するアンケートを行い、そのニーズ調査をし、このイベン
トが成立可能かどうかを調査する。
義務付けられていない植樹という行為は現代人の心を癒すことに結びつく、ここでは詳述出来ませんが、育ち行く
物(育て行く物とは異なる)に対して思考する心の動きは現実を忘れさせ、癒しの効果を発揮させる働きがありま
す。思い出植樹にも記載したように、10人の中の1人、100人の中の10人、1000人の中の100人が
大方町を思い出してくれ、大方町に何かを進出させてくれることを私は期待したい。
ニタリクジラがいつまで着岸していてくれるか分かりません。次の手を打つべき時期です。
今こそ種を蒔く時期です。種を蒔かなけば木は育たないし実も収穫することは出来ません