シルバー人材センターをもっと活用しよう

シルバー 銀色に輝やいている人々の能力を、単に軽易な労働力と捉えるのは実に残念な発想のように思える。大方町から消えていこうとしている有形無形の文化を知っているのは彼等達であるから。その文化を伝承し後世に伝える事業を今起こさなければ彼等と共に大方町の伝承すべき文化は再び蘇えることはない。大方町の教育委員会の中にもこの事態を憂う人は少なからず居るであろう。小学校や中学校の工作の時間や社会の時間で彼等から知識と技術を学ぶ必要があるのではないだろうか。それは教師から学ぶのではなく隣のおじいちゃん、おばあちゃんからものを学ぶことは今までとは違う学びの態度が自ずと形成され新しい人間関係が出来るのではないだろうか。この殺伐とした社会を問い直すためにもぜひ取り組んで欲しい事業ではないかと思う。

シルバー人材センターの組織
社団法人高知県シルバー人材センター連合会 高知市丸池町1番1−14号
рO88−880−4570 FAX088-889-0008
大方町シルバー人材センター 大方町入野2017
рO880−43−0315

シルバー人材センターは自主的な会員組織で公益的・公共的な団体です。
入会をを希望される方は
●おおむね60歳以上で、健康で働く意欲があり、センターの趣旨に賛同して、入会申込書を提出し理事会で入会承認された人。
●定められた会費を納入した人。

仕事の内容について
事務分野 文書管理事務・毛筆筆耕・宛名書き・受付事務等
折衝・外交事務 広報等の配布・検針・集金等
サービス分野 福祉・家事援助・サービス・観光ガイド等
専門技術分野 補習教室講師・翻訳・通訳・家庭教師・経理事務・パソコン等
技術を必要とする分野 ふすま張り・大工仕事・ペンキ塗り・植木手入れ・和洋裁等
管理分野 公民館管理・駐車場管理等
屋内外の一般作業 公園清掃・樹木の消毒・除草・草刈・包装等

仕事の発注について
大方町シルバー人材センターへお電話で直接お申し込みください。
センターが仕事を請け負い、契約し責任を持って仕事を完成(遂行)致します。

これがセンターのパンフレットに載っている紹介文書です。

これでは、銀色の光シルバー人材が薄れてしまう

町の歴史を、大方町の良さを謎解きのように大方町史の一編をシルバー人材の人に語ってもらいたい。入野松原の歴史を、大方町にある史跡の歴史を、大方町の民話を、大方町の民謡を、大方町史を語り継いでもらいたい。大方町史が、教育の現場でなぜ取り上げられないのか不思議です。自分が生まれ育った大方町のことを歴史の時間になぜ語られないのか未だに疑問です。多分、語部がいないからでしょう。小中学校の教師のほとんどが大方町史が編纂されていることすら知らないと思います。その市町村に赴任して来た先生は、先ずその市町村が歩んで来た歴史を勉強すべきだと思います。郷にいれば郷に従えと言う諺がありますが、現場を把握でできない者は孤立してしまいます。
教育とは・・・だいそれたことは言いませんが、故郷を愛し、隣人をいとおしむ心から発信する思いがなければ何も伝わらないと思います。赴任して来た新人の先生達は先ずシルバー人材の人を訪れてほしい。彼等は大方町史の一編を語るでしょうわし等が若いころな、そりゃひどいもんじゃった・・。ここからが始まりなんです。これがないとよそ者に何が分かる。となってしまいます。
シルバー人材の人を対象に大方町史の勉強会持ってもらえれば大方町の伝承すべきことが孫の代えと伝わっていくのでわないだろうか。

大方町の社会福祉協議会(社会福祉法人)が平成12年9月15日発刊N0.95福祉おおがたで
「敬老の日 おめでとうございます」と言う記事の中に 町内で75歳以上(9/15現在)の皆様に敬老記念品をお届けしています。12年度対象者数75歳以上1477名(男 508名:女 969名
この方々とシルバー人材を結び付けるて工夫を、あの人はこんな事を、この人はあんな事をしている。誰も知らない。シルバー人材センターに登録して頂いている人々を大方町の人々に広く知ってもらう必要があると思います。あの人に出来て俺に出来ない事は無い。心を鼓舞するそれも行政の役割のひとつだと思います。人を動かすにはその人の心を分析し、やりたいなあ、やってみたなあ、では、何を、どんな風に、ではその方法は・・・
その人まかでは進行しません。そこに行政が関与する場面が登場します。これを逆にした時は途中で崩れてしまいます。

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