土佐西南大規模公園
昭和44年大方町議会の一般質問として
「国はいま高度成長時代を迎えている。我が入野松原は白砂青松、風光明媚で観光資源ににあつらえ向きである。厚生省に働きかけ、この資源を整備し、有効に活用して町の発展を図るぺきではないか」との声が上がった

昭和45年1月、議会の中に「公園整備特別委員会」を設けて研究し、高知県との取組の中で次のことが示された。
県立公園、国立公園いずれも整備事業は、従来はすべて厚生省の所轄であったが、現在は公園の特殊性から建設省の所轄であることから広域を対象とした大規模公園として整備を図る方法がある。
当時、足摺宇和海国立公園が整備されつつあり、隣接する佐賀町・中村市の海岸線を含めた大規模公園を目指すことが望ましいと結論された。
これにより、高知県の指導で佐賀町・中村市と連絡協議会を組織して会合を重ねた。

昭和47年4月土佐西南大規模公園計画は、高度経済成長の下、余暇人口の増大・屋外レクリエーションの需要を満たし、京阪神方面をも誘致圏する家族連れ宿泊型、海洋レクリエーション基地とした広域公園の一環として計画され、ようやく同年8月土佐西南大規模公園として国(建設省)の認可を得るに至った。いうまでもなく高知県が事業主体である。


数10万本の松林が美しい白砂青松の入野海岸をはじめとする太平洋沿岸一帯をベースにした「大規模公園」は、そのスケールの大きさはもちろん、国際試合にも対応できる本格的な施設を完備した海洋型レクリエーション基地です。公園内には、西日本一を誇るサッカー・ラグビー場、プロトーナメント試合も楽しめる全天候型テニスコート、ゲートボールコート、陸上競技場、多目的体育館、野球場などが次々と整備されており、南国ならではの温暖な気候と雄大な自然に育まれたスポーツ&リゾートの新しい拠点となっています。


中村土木事務所提供
吹上川を中心とした公園づくり
大方町鞭地区の土佐西南大規模公園、環境ふれあいゾーン計画地内に置いて平成11年10月24日「公園」づくりのワークショップを開催しました。
あなたの「公園」作りませんか、「公園」づくりワークショップに参加しませんか、との呼びかけで地元の人たちと一緒に公園づくりを考えました。
講師は、千葉県(有)ワークショップ、むぎ代表取締役 望月 南穂さんです。
 ワークショップとはなにか、どういう風にして住民と対話していくのかという講習を受けました。会場の設定も、役所的なものを除いて、入りやすい雰囲気を出すため、絵などを貼る。
そこらに咲いている花を生ける。お菓子や飲み物を出す。対話しやすい机の配置を考える。
等々ユニークな発想でした。
 それから、現地に出て、野草や野鳥の観察をしました。地元の人たちは、熱心で、また 野草や野鳥に詳しく、驚くほどでした。
バードサンクチュアリーゾン 禁猟区
歴史の丘ゾーン
草原ゾーン
エントランスゾーン      入り口

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