魅 館 果 汁

<00年7月中旬>


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7月20日(木)

 海の日だ、あっついあっつい、海の日だ!

 読書が進まないのに新刊はでる。 講談社文庫の真夏のミステリーズは『防壁』(真保裕一)『破線のマリス』(野沢 尚)。 集英社文庫は『風が吹いたら桶屋がもうかる』(井上夢人)『スクランブル』(若竹七海)『崩れる』(貫井徳郎)。 ジョイノベルスの『ジュリエットの悲鳴』(有栖川有栖)。 評判をきいて読んでみたくなった長坂秀佳の『弟切草』『彼岸花』。 そしてなぜか今になって『記号を喰う魔女』(浦賀和宏)。 さらにBOOK OFFで見つけたほぼ新刊の『黄昏の罠』(愛川 晶)、ずっと探していた『探偵の夏あるいは悪魔の子守唄』(岩崎正吾)、ネットで取り寄せできないといわれた『バルーン・タウンの殺人』(松尾由美)。 あ、もうひとつ、小説ではないが『ルパン三世カルト大辞典』(ルパン三世特捜班)。 以上13冊を購入。 これで積読本も100冊を越えたみたいだ。


7月18日(火)

 自力優勝が消えた……、まだオールスター前なのに。

 公務員の倫理規定がどうたらという説明が会議でされた。 教師、警官、官僚などなど公務員の綱紀粛正が叫ばれる中、異例のことである。 だって、この仕事について10数年、こんな会は初めてなのだ。
 一番の問題は利害関係者との関わりである。 利害関係者とは、現在のポストにおいて所掌事務の対象となっている相手方のうち、許認可を受けて事業を行っている事業者、国からの補助金の交付対象となる事業者、監査・観察の対象となる事業者、行政庁がする不利益処分の相手方となる事業者などをいう。 利害関係者が民間企業の場合は、その企業の利益のために接触する役員や従業員も利害関係者となる。 例えば、公共事業の発注先を決める担当者にとっての土建業者などがこれにあたる。 学校関係でいえば、教材納入業者がまず思いつくが、他にも研究成果を製品開発に利用したいと狙っている企業もそうである。 そして盲点となっているのが学生。 単位や進級、卒業といった許認可権(?)を持っているのだから、確かにその通りである。
 公務員は利害関係者と節度ある関係を保たなければならないというのが倫理規定である。 そのためにいくつもの禁止行為が決められている。 利害関係者から金銭、物品、不動産の贈与を受けてはならない。 供応接待を受けてはならない。 金銭の貸し付けを受けてはならない。 無償で物品や不動産の貸し付けを受けてはならない。 無償でサービスの提供を受けてはならない。 また、割り勘にする場合でも、一緒に旅行、ゴルフ、遊技をしてはならないし、一緒に会食をしてはならない。
 しかし、何にでも例外というのはあるもので、次のような行為は許されている。 一般に広く配布されている宣伝用の物品や記念品を受け取ること。 職務と出席した会議において利害関係者から茶菓、簡素な飲食物の提供を受けること。 多数の者が出席する立食パーティに参加して、利害関係者から飲食物の提供を受けること。 朝食時または昼食時に行う会食。 利害関係者が私的な関係を有するものである場合の私的な行為。
 ほら、だんだん複雑怪奇になってきた。 疑問もたくさん湧いてくるだろう。 Q&A&T形式でお答えしよう。 最後のTはツッコミである。

 Q.簡素な食事っていったいどの程度のことをさすのですか。
 A.3000円〜4000円程度をめどにしてください。
 T.庶民感覚とのギャップを埋めるんが先やろ!
 Q.立食だったらどんな豪華な食事が出ても許されるのですか。
 A.立食という形式についてしか決めてませんので、そうなりますねぇ。
 T.政治家のための抜け道をご用意いたしました、ってことやね。
 Q.朝食や昼食ってどういう定義なんですか。
 A.常識的には朝の食事と昼の食事です。 それ以上は聞かれても答えられません。
 T.昼からだらだらと夜になだれ込むってのはありってことよ、ね?
 Q.私的な関係ってどういうことですか。
 A.家族親戚や公務員になる前からの友人のことです。 公務で知り合った関係は私的とはいいません。
 T.なるほど、官僚志望者は公務員になる前に人脈を広げとけってことやな。
 Q.公務で知り合った相手と結婚するのは許されるんですか。
 A.それを止めることは憲法上できません。
 T.これはものすごく微妙な問題やね。 そういうのって私的な関係といってええんやろか。
 Q.質問するのは私の役目ですよ。 で、その点はどうなんですか。
 A.あなた、もしかしたらその予定があるんですか。
 T.ギクッ。
 Q.あなたの役割は質問に答えることなんですから、ごまかさないできちんと答えてください。
 A.でも、もしかしたら不純な動機で近寄ってきたのかもしれないので、忠告しておこうかと……。
 T.よ、よけいなお世話や。 けど、もしかして……。
 Q.そうそう、教師の場合、生徒も利害関係者になるんですよね。
 A.もちろん、そうです。 ははーん、あなた、狙ってますね。
 T.……そういえば、やたら仕事のことを聞きたがってたなあ……。
 Q.そ、そんなことはないぞっ。 でも、ありえないことではないし……。
 A.卒業か退学したら利害関係者ではなくなりますよ。
 T.……でも、あの目は真剣だった……と思う……。
 Q.なるほど、確かにそうですね。 うーん、さすがですね。 これからも個人的にいろいろと教えてくださいね。
 A.別に勧めているわけではないので、勘違いしないように。 ただ、私も経験者なもので……。
 T.お前もかいっ!

 いや、決して公務員がこんなに乱れているというわけではないので。 少なくとも私はそう信じているので。 そう信じたいので。 信じたい気持ちが残っているので、くれぐれも誤解のなきよう。


7月17日(月)

 あああ、昨日だったんや、皆既月蝕。

 相撲の決まり手をやったらもちろんプロレスの必殺技もやるべきだろう。 そう、天の声が聞こえてきた。 だからといって足の裏を見ようとは思わないけれども。 しかし、これはあまりにも数が多い。 力道山の空手チョップ。 ジャイアント馬場の16文キック。 アントニオ猪木の卍固め。 ジャンボ鶴田のジャンピングニーアタック。 藤波辰巳のドラゴンスープレックスホールド。 タイガーマスクのウルトラタイガードロップ。 キン肉マンのキン肉バスター。 いきなりバックドロップ犬のバックドロップ。 いずれ劣らぬ必殺技である。 しかし、これ以外にもポピュラーなドロップキック、ブレーンバスター、4の字固め、ジャーマンスープレックスホールド、サソリ固めなどなど、挙げればきりがない。 新しい技も次々と編み出されるわけである。

 「四の字固め」: 足を4の字ではなく、漢字の四の字になるように固める。
 「Wの字固め」: 足をローマ数字のWになるように固める。
 「万字固め」: 足を漢字の万の字になるように固める。
 「10000字固め」: 足を数字の10000になるように……固められるわけないやろ!
 「ドラゴン&タイガースペシャル」: 元関取にして料理番組でも活躍した竜虎の特別料理。
 「雪崩式16文キック」: 馬場がトップロープに登って足を突き出すのである。 果して誰が馬場の足に当たるのであろうか。
 「雪崩式バックドロップ1回ひねり」: トップロープからバックドロップを放つ途中で身体を半回転ひねり、後頭部ではく顔面をマットに叩き付ける。
 「伸身2回半宙返り雪崩式ヘッドバット」: 読んでそのままである。 放った方も受けた方も命懸けの頭突き攻撃なのだ。
 「雪崩式垂直落下型スイング式ステップオーバートーホールドwith裏フライングエルボー十字固め」: ……想像してもらうしかない。
 「ペアハッグ」: 熊に抱えられたら背骨やられるけど、ペアがリング上で抱き合ってたら精神的にかなりやられる。
 「アナコンダツイスト」: そらコブラよりは力強いでっせ。
 「ラリアットット」: ラリってると足下ふらつくよぉだ。
 「陸奥ドライバー」: 東北地方の雪道を颯爽とかっ飛ばす運転手、あるいは東北地方のカントリー倶楽部で豪快にかっ飛ばすクラブ。
 「アイアン苦労」: 5番が打ちやすいというけれど、きちんと寄せるのって結構むずかしいのである。
 「ジャンピングパーパット」: 緊張していると小刻みにジャンプしたりしていませんか?

 プロレスを知らない人にはなんのことやら。 プロレスに詳しい人にもなんのことやら。


7月16日(日)

 北海道にいくぞ!

 いや、もちろんそごうのことではない。 一昨日から今日まで、四国地区高等専門学校総合体育大会というのが高知で開かれた。 サッカー、バレーボール、卓球、バドミントン、剣道、水泳など全14種目を四国6校の高専で競い合うのだ。 日記更新が滞ったのもそのためである。
 私は陸上部の顧問として学生を率いていった。 陸上部には顧問はもう一人いて、そちらの方が精神的な柱でもあり技術的な指導もしてくれて、私は補助的な仕事しかしていない。 ところが、ここにジンクスがあって、彼が引率したときの大会よりも私がひとりで引率した方が成績がいいのである。 今回、彼の都合が悪くて私ひとりが連れて行くことになった。 すなわち、活躍するはずなのである。 しかし、今年のメンバーには確実にトップスリーに入ると期待できる選手、いわゆるポイントゲッターがいない。 1年生が多く出場し、エントリーする種目は増えたが、決勝に進めるかどうかは別問題。 今年は難しいかもしれない。 そう思って高知に乗り込んだ。
 一日目は総合開会式と代表者会議、そして最終練習。 二日目、まず100m予選からである。 決勝進出は2着プラス2。 第1組はダントツの優勝候補がいるが、その中でうちのオールラウンダーが3着。 タイムもよくていきなり決勝進出を決める。 幸先がいい。 続いて1500m決勝で6位入賞。 そして400m。 これは予選2着と3着で2人決勝進出。 砲丸投げ決勝。 自己新で6位入賞。 しかし、走り幅跳びと女子100mは予選敗退。
 午後、100m決勝。 4位入賞。 800m予選は2着と3着の2人で決勝へ。 走り高跳びは予選敗退。 やり投げ決勝は5位入賞。 しかし、確実に全国大会に出場するためには決勝3位以内を確保しなければいけない。 やはり苦戦を強いられるのか、と思っていた矢先、400m決勝に進出した2人が3着と5着に。 全国大会進出第1号である。 この勢いを借りて最後の4×100mリレーへとたきつけたが、バトンをおとすミスで最下位。 うーん、やはり今年は苦しいのか。
 三日目、つまり今日、まずは5000m決勝。 昨日よりも気温も湿度も高く、陽射しも強い。 厳しいレース。 そんな中、トラックでの自己新で5位入賞。 110mハードル予選は1年生ながら4着で決勝進出。 そして決勝で5位入賞。 女子800m決勝は6位入賞。 男子の800m決勝は5着と6着に入賞。 200m、円盤投げ、三段跳びは予選敗退。 このままでは繰り上げによる全国大会出場の線も消えたわけではないが、自力で勝ち取ったのが400mだけになってしまう。
 しかし、この2日間のレースぶりを見ていて密かに期待を高めていた種目がある。 4×400mリレー、いわゆるマイルレースである。 強いチームは別格だが、それに次ぐところは団子状態である。 しかも、400mはもちろん200m、800mなどの様子を見ると勝ち目が見えてくるのだ、というのは欲目だろうか。 ただ、リレーは2着以内でなければ全国にいけない。 期待と不安を半々にレースがスタートした。 1走は100m、200mを文句なしに勝った敵が相手。 だが、400mとなると簡単にはいかさない。 こっちも400m 5位の意地がある。 ほとんど差がなく2位で2走にバトンを渡す。 2走は800m 5着の1年生。 じりじりと迫られながら戦って戦って4位まで落としたけれど粘って差を開けずに3走にバトンタッチ。 3走はいまやエースとよんでもいいだろう、すでに400mで全国行きを決めている選手。 力強い走りで2人を抜き返すと2位で最終ストレートへ。 前半飛ばしたつけが最後にきて、ラストで後ろからの相手にさされたが、ほとんど同時にアンカーにバトンが渡る。 アンカーは100m 4着、800m 6着、やり投げ5位のオールラウンダー。 バックストレートで抜き返し、そのまま3位との差を広げていく。 4コーナーを回ってラスト100m。 さすがに少し気になって振り向いたりもしたが、もう安全圏。 悠々の2着、全国大会出場である。 リレーはチーム全員が一丸になって応援する競技でもあり、ゴールした瞬間は思わず声が出た。
 というわけで、8月第1週に北海道旭川で開かれる全国大会に行ってきまぁーす。 ってまだ、20日も先の話なんやけどね。


7月13日(木)

 そごうよ、どこへいく!

 大相撲の決まり手は四十八手といわれるが、実際には七十手もあるらしい。 「押し出し」、「寄り切り」、「上手投げ」などがよくでる技。 「内無双」、「三所攻め」などは技師といわれる力士がたまに見せる技。 「うっちゃり」、「とったり」、「ずぶねり」など、どういう語源かよくわからない技。 「切り返し」、「肩透し」、「勇み足」なんてのは決まり手ではない意味で普段から使われている。 そうかと思えば「割り出し」などというそばにつけたらうまそうな名前の技まである。
 驚いたのが「一本背負い」。 相撲の技として成立するんだろうか。 土俵上で見てみたいものだ。 「つかみ投げ」というのもある。 相手の上手を引いてつかみあげて投げ捨てるという。 相当の怪力でないとできない芸当だろう。 まさに、ちぎっては投げ状態。 しかし、こんなことで驚いていてはいけない。 「襷反り」という技は、相手が差している腕の脇の下に頭を突っ込んで身体を持ち上げて後ろに投げ落とすのだ。 さらに「撞木反り」になると肩までかつぎあげ、身体を後ろに反って落とすという。 プロレス技でいうアルゼンチンバックブリーカーの体勢にして背後に投げ落とすわけだ。 恐ろしい。 さすが、史上最強の格闘技といわれるだけのことはある。
 しかし、奥の深い大相撲のことだ。 実は七十手では足りないに違いない。

 「背負い投げ」: 立ち会いにいきなり後ろ向きに座り込み、突進してきた相手を背中で受け止めた勢いで背中越しに投げ飛ばす。 豪快なのか、卑怯なのか。
 「ささえつりこみ足」: えーと、どんなんやったっけ?
 「大外刈り」: あ、外掛けのことか。
 「巴投げ」: えー、なんでだめなのさぁ!
 「上四方固め」: だから、何がいけないのさ!
 「卍固め」: 柔道からプロレスにかえてみた。 うーん、そういう方向性じゃだめ?
 「踵落とし」: じゃあ、空手系で……。 あれっ、蹴っちゃだめなの?
 「枕投げ」: 相撲に戻ろう。 修学旅行の夜の定番。 むむっ、相撲じゃない?
 「ほんだし」: かつおといりことこんぶと、さあどれがいい?
 「猫騙し」: さて、決まったのはいいけれど、勝ちじゃないの?
 「発想飛び」: ボケについてこれんやつは負けじゃ。
 「ひねり上手」: 上手ひねりではなく、ひねりじょうず。 そんな相方がほしい。
 「もうちょっとひねれ」: ひねりの足りんボケはさむいからね。
 「うっかり」: そのボケとちゃうでぇ!
 「とったりとられたり」: や、八百長じゃねぇぞ!
 「ずぶぬれ」: ぬれぎぬだぁ、っていってるのに誰も信用してくれない。


7月12日(水)

 森永よ、お前もか!

 FAQをつくってみた。 ファックと読んではいけない。 違う意味になってしまう。 我がウェブページの品性に関わるので、面倒くさくてもエフエーキューと読んでほしい。 まあ、疑われるのはこのページじゃなくて言ってるあなたの品性だけど。
 ところで、最近までFAQのことを Frequent Answer for Question の略だと思っていた。 これだと「質問に対する頻繁な回答」ということになってしまうが、その方が当たっているような気がしていたのだ。 本当はFrequently Asked Question「頻繁に尋ねられる質問」である。 え、お前のところなんかに誰が頻繁に質問を寄せてるんやって? ふっふっふ、妬かない妬かない。 そのことも含めて次のFAQをお楽しみあれ、って楽しむもんとちゃうか。

 Q1.どうしてミステリ館じゃなくて魅ステリ館なんですか?
 A1.漢和辞典で「魅」という字を調べてみましょう。 そこに謎が隠されています。
 Q2.ステリってなんですか?
 A2.さあ、なんでしょう。
 Q3.ハンドルネームの由来を教えてください。
 A3.私はオタクではないのでハンドルに名前をつけて呼んだりしません。
 Q4.どうして威龍光という名前をつけたんですか?
 A4.名付け親に直接たずねてください。
 Q5.名付け親って誰ですか?
 A5.他人のプライバシーを明かすわけにはいきません。
 Q6.いつごろからミステリを読んでいるんですか?
 A6.昔のことは忘れた。
 Q7.これからどんなミステリが出てくることを期待しますか?
 A7.先のことはわからない。
 Q8.好きな作家を教えてください。
 A8.きゃあ、やだあ、はずかしいー。
 Q9.好きな作品を教えてください。
 A9.きゃあ、やだあ、はずかしいー。
 Q10.どんなタイプのミステリが好きですか?
 A10.きゃあ、やだ……。 もう飽きた? うーん、好きになったミステリがタイプ。
 Q11.ホームページを続けていく上の苦労を聞かせてください。
 A11.毎晩が戦いです。
 Q12.続けていくのが嫌になったことはありませんか?
 A12.今まさにその心境です。

 『金閣寺に密室』(鯨 統一郎)を読了。


7月11日(火)

 生紀香、頼んだ人がお代を払って周囲を喜ばせるという趣向なのか。

 探しています。

 「ブルー」という名の猫。 青い目をしたシャムネコです。 ぽっちゃりしているので、通称「ブー」といいます。 飼い主である私には決してなつかずに、知らない人をみるとすりよっていきます。 そんな小憎らしいところが可愛くてたまらないのです。 「ブー」を見ているだけで、ふにゃらと幸せな気分になれます。 ところが、一昨日からいなくなってしまったのです。 心配で心配でたまりません。 どうか「ブー」を見つけてください。 「ブー」と呼ぶとそっぽを向きます。 「ブルー」と呼ぶとちらりと流し目をします。 「♪ブルーシャトー」と口ずさむとこけます。 もしかしたら名前が気に入らないのかなあ。

 「悪魔が来りて手毬唄」という本を所望している。 一時期、盗作の疑いが掛けられ話題を呼んだ発禁本である。 後に、実はこの作品こそ例の大推理作家の各著作の元ネタにだったと発覚した。 しかし、様々な思惑によってその噂も地下に潜らざるをえなくなったいわくつきである。 だから、ここに掲示するのも命懸けなのだ。 情報を持っている人はできるだけ早いうちに連絡をほしい。 でなければ、私の…… ん?誰かの足音が聞こえる。 くそっ、もう嗅ぎつけられたか。 連絡方法は、あっ……。

 「カリオストロの涙」っていうダイヤモンドなんだけどよぉ。 どぉーこ、いっちゃたんだろうねぇ、次元。 まぁーた、不二子のやつが何かたくらんでやがんのかなぁ。 ま、でも最後はこの俺様がいただいちゃうことになるんだけど。 五右ェ門、お前だったらどこに隠す。 俺のカンじゃあ、アンデスの山ん中あたりが怪しんだけど、一応いろんなところから情報集めとかないとな。 インターネットだなんて、便利な世の中になったもんだぜ。 でも、銭形のとっつぁんにだけは見つかんねぇようにしないとな。

 ○△県で専業農家をやっとるもんだべさ。 うちの田圃はここんらでも一番広いしな、田植機やコンバインはもぢろんヘリゴブダーまでづがっどるでよ。 おかげで野良仕事も、いんやいんや、都会の人にそったらこというてもわからんやろか。 農作業のことだんべ。 田圃の仕事も昔にぐらべだらもんのすごぐ楽になったべよ。 もぢろん、都会だったら考えられんぐらい広い家に広い庭がついどるってこったで。 息子もしっかりしとって、朝から晩までようはだらぐべぇ。 そったらわげで、嫁っこ探しとるだんべ。 腰の丈夫そうなおなごはん、大募集だべな。

 んーと、多分このあたりなんよね。 ちょっと目が痛いなとは思ってたわけよ。 そこへ突然のくしゃみでしょ。 その拍子だったんよ。 でも、砂漠でくしゃみって何か似合わんよね。 どっちかいうたら寒いところって感じがあるやん。 赤道直下の人ってくしゃみせんのんちゃうんかなあ。 はいはい、無駄口たたかんと探しますって、自分のコンタクトなんやから。 でも、何が似合わんいうて、砂漠で探し物ほど似合わへんことないよね。

 こんにちは、石原軍団です。 我々は未来のボスを探している。 昭和から平成、20世紀から21世紀へと変わって、時代は新しいヒーローを求めているのだ。 さあ、君は第二の裕次郎になりたくないかぁ!

 ここはどこ? 私は誰?

 明日は、どっちだ……。

 それより僕と踊りませんかぁ、うふっふぅー。



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