魅 館 果 汁
<04年6月>
6月19日(土)
参院選出馬予定者の苦笑PR合戦
まもなく公示される参院選を前に、政治不信を払拭する狙いのさまざまなPR合戦が繰り広げられている。
○○選挙区の○○さんは、「年金完納」と目立つ赤文字で書いたポスターを事務所に貼ってアピール、もうトシだということを積極的に訴えている。
△△選挙区の△△さんは、ホームページに国民年金手帳の写真を公開している。
昭和36年の正式スタート時から40年分の記録をすべて公開するという徹底振りは、潔さを越えて鬱陶しさ満点。
◇◇選挙区の◇◇さんの事務所には、米国の大学の卒業証明書のコピーが所狭しと貼り付けられている。□□選挙区の□□さんは、「コピーでは疑われるかもしれない」と出身三流大学の卒業証書そのものを額に入れて掲げている。
「もちろん偏差値は40以上あります」とフライデー対策も万全(ドンキホーテ対策か?)。
それでも不安だという▽▽選挙区の▽▽さんは、「政策秘書への給与全額支払い中」「国会会期中の不眠記録更新中」など、数多くのキャッチコピーを考案中だとか。
選挙に向けて、清廉潔白の主張への動きはさらに加速しそうだ。
6月12日(土)
新人名漢字、578字増やす見直し案
人名用漢字部会は、子供の名前に使える漢字を578字増やして計2810字とする見直し案をまとめた。
法務省は、見直し案について国民から意見を募集したうえで、法改正する予定。
同部会は国語学者らをメンバーに加え検討。
これまで認められていなかった「岡」「柏」「柚」などの平易な字や、「苺」「撫」「桔」「梗」「檎」など要望の高かった字が加えられた。
選定に当たっては、月刊誌や書籍の出現頻度数調査を基にしたため、「糞」「淫」「屍」「呪」「姦」など、人名にそぐわないと思われる字も含まれた。
負のイメージが強い字については委員から異論も出たが
「価値観が多様化しており、国民の判断に任せるべき」
との意見が強く、国語学者が委員である必要性を国語学者自らが否定した。
この見直し案を受けて、とある週刊誌が来年度の子供の名前ベストファイブを予想した。
それによると、男の子は、1位 蹴人(しゅうと)、2位 湘太(しょうた)、3位 誰也(だれや)、4位 蓑悶太(みのもんた)、5位 俺俺俺俺(オーレー、オレオレオレー)。
女の子は、1位 苺(いちご)、2位 林檎(りんご)、3位 撫々(なでなで)、4位 痩身(やすみ)、5位 謎之女峯糞屍子(なぞのおんなみねふじこ)。
6月6日(日)
自衛隊員、女子トイレで匍匐前進中に発見される
○○自衛隊△△地方隊の男性隊員が、女性トイレを覗こうとして見つかり、停職処分を受けていたことが分かった
○○自衛隊△△地方総監部によると、この隊員は某日午後9時半ごろ、自衛隊事務所が入居するビル2階の女性トイレに侵入し、個室を覗きこもうと匍匐前進しているところを女性に見つかった。
隊員は
「訓練中に道に迷い、気がついたら女子トイレに入り込んでいた」
と主張していた。
取調べの結果、手鏡を忍ばせているのが見つかったが、
「匍匐前進の後、髪を整えるために持っていた」
と抗弁したという。
その後、事実関係を認め、一昨日付けで依願退職した。
△△地方総監部は、
「誠に遺憾だ。
平和ボケといわれても仕方がない。
イラク復興支援で仲間の隊員が頑張っているときに、素人の女性に見つかるような匍匐前進をしているようでは……」
と言いかけた後、慌てて
「あ、いやいや。
トイレを覗く等という卑劣な行為は許されない。
再発防止のため指導を強化したい」
と言い直した。