魅 館 果 汁
<99年10月上旬>
10月10日(日)
体育の日だけれど、徳島で学会。
早朝、車で学生と二人で出発。
2時間ほどかけて徳島へ。
学生の発表は午前中に終える。
緊張してたどたどしくなり時間もオーバーしてしまったが、まあよくやったということにしておいてやろう。
卒業後に大学に編入した学生が同じ学会に参加していて、発表を聞きにきてくれた。
私が連れていった学生の同級生でもある。
彼女の発表は午後1時半からで、その後、一緒に昼食をとる約束をする。
ということで、昼休みの1時間は近所をぶらぶらする。
本屋でもあればと思って歩いていたが見つからず、城跡の公園を散策する。
こんなことなら文庫本でも持ってくるんだった。
時間がきたので会場で発表を聞き、ちょうど3連休ということで遊びにきていた同級生2人を拾って5人で和食の店へ。
2時過ぎからやっと昼食にありつく。
魚介類中心のメニューを平らげつつ、近況や懐かしい話で盛り上がる。
そのうちの一人は九州からきたのだが、昨日のコンクリート落下による運休のせいで、本来なら6時間くらいで着くところを13時間もかかったという。
合計6万2000人の足に影響が出たそうだが、その一人になってしまったわけだ。
そんな話も含めて店が空いている時間帯なのをいいことに4時過ぎまで居座ってしまった。
楽しい時を過ごして帰ってきたらもう6時半。
閉店間際の床屋に駆け込んで散髪してもらう。
本来は学会に行く前にするつもりだったが、発表練習などで時間が取れなかったのだ。
まあ、やっとさっぱりできた。
帰宅後は金曜日に見れずにビデオにとってあった映画「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」を見て、やっぱり柴田恭兵はいいなあと確認。
これで今日は十分。
もう寝るぞ。
あ、でも日記を書かなきゃ……
できた。
ぐぅ……zzz。
10月9日(土)
今月の講談社ノベルス新刊ゲット。
おととい行ったときには見当たらなかった講談社ノベルスの新刊を見つけて思わず買ってしまった。
『幻想運河』(有栖川有栖)、『視えずの魚』(明石散人)、『とらわれびと』(浦賀和宏)の3冊。
浦賀和宏は前作『頭蓋骨の中の楽園』が積読だし、明石散人は同じく前作『鳥玄坊先生と根元の謎』がいまいちだったので迷ったが、結局誘惑に勝てなかった。
同時に早川書房が立ちあげたダニエル・キイス文庫の『アルジャーノンに花束を』も見つけた。
この作品は以前に単行本を借りて読んでいるけれど、どうしても手元においておきたくて買ってしまった。
他にも同時発売された作品があったけれど、とりあえず今回はこれだけ。
ただし、ついにスティーヴン・キングを買ってしまった。
『図書館警察』である。
キイスを買うことでキングを気軽に手に取れたので、やがて海外ミステリに手が伸びるようになるかも。
今日は朝から専攻科の入試。
午後から明日の学会発表の練習。
夕方に卒業生が奈良から訪問。
夜は映画「ミッション・インポッシブル」。
そして読書は『左手に告げるなかれ』(渡辺容子)。
充実の一日?
10月7日(木)
掲示板でオススメされた本を買ってしまった。
その本とは『星界の紋章』(森岡浩之)。
しかもT〜V揃ってである。
神林長平以来の本格SFの逸材と聞けば、やはり一読しておきたくなるのが人情というもの。
ところが、これってTVアニメ化されてるんだそうな。
ということは、結構キャラクタでもっている作品なのかもしれない。
確かに表紙絵はそんな感じがする。
まあ、そのあたりは読んでみてから判断したい。
ついでに、といっては何だけれど『新宿鮫』(大沢在昌)も入手。
実は、大沢在昌は初めてなのである。
『ゆび』(柴田よしき)は昨夜読了。
そのせいか、朝起きたら左目が目やにでくっついて開かない。
無理矢理はがすとしっかり充血していた。
実は今に至ってもまだ赤い。
指が攻撃したわけではないのだが……。
今日は来たる11月6、7日の学園祭で行う体験講座の割り振りを決定した。
9月の体験入学同様、巨大シャボン玉はもちろん、調査研究発表の担当も引き受ける。
テーマはリサイクル。
東海村の事故関連で原子力問題を扱ってもよかったのだが、ちょっと重くなりすぎるかということもあって避けた。
これであと1ヶ月間、こちらの準備で忙殺されることに決定。
10月5日(火)
秋の体育大会、バスケットボールで汗。
クラス対抗の体育大会が行われた。
男子はサッカーとバスケット、女子はバスケットのみである。
今年は担任していないのでどこを応援ということもなく、見学する。
が、教職員チームをつくるというので頼まれてバスケットに出場。
6分ハーフなのに1試合でバテバテ。
しかも、あっさり敗退。
まあ、相手はバスケット部員が半分以上いたからなあ、と負け惜しみ。
その後はくそ面白くもない雑用で過ごす。
今日がその雑用の締め切りなのだから仕方ない。
終わったらさっさと帰ろうと思っていたのだが、学園祭での体験講座に向けて打ち合わせが急遽始まってしまった。
大事な話なので放っておくわけにはいかない。
一応はその責任者だし。
仕事のある間が幸せだ、というから、それを信じて走りつづけるしかないのか?
でも、それも何か胡散臭いなあ。
読書は昨日『カナリヤは眠れない』(近藤史恵)を読み終えて、今は『ゆび』(柴田よしき)。
『カナリヤは眠れない』は久々に爽快なミステリだった。
手ごろな長さだし、オススメ。
『ゆび』もなかなか面白い設定である。
でも疲れていて眠気に負けそう……。
10月3日(日)
東海村の事故には怒りを禁じえない……のだが。
やっぱり人為的事故だった。
しかも、操作ミスではなく違法作業の結果というのだからあきれかえる。
それも手間を省いて楽に作業しようとしたのだというし、臨界について決して正確な知識を持っていなかったらしい。
企業モラルが問われる事件に発展していくことだろう。
この事件は、核燃料という非常に危険な物質を扱っていても、毎日の作業の中で当たり前になってしまうと安全管理に対する感覚が麻痺してしまうことを指摘する。
それで思い出すのが去年の砒素入りカレー事件やポットへのアジ化ナトリウム混入事件である。
仕事柄、毒劇物を扱う事が多いのでそれなりに気にはしているつもりだった。
しかし、一連の事件の過程でアジ化ナトリウムが毒物に指定され、大学や研究所での薬品管理の杜撰さが指摘されたときは、騒ぎ過ぎだと思ったのも事実である。
そんなこというけれど、何もかもきっちりやってたら簡単なことでさえ無茶苦茶時間かかって結局何にもできない、という思いが正直なところ強かったのだ。
これはやはり麻痺状態にあったということなのだろう。
そして同じ感覚がJCOの現場にもあったのではないだろうか。
だとすれば、決して他人事ではない。
いずれにしろ、正確な知識と安全教育がいかに大切かを思い知らせる事件となった。
このことは技術者を世に送り出す仕事をしている者として、肝に銘じておくべきだと痛感し、反省を促された。
何が大事なのかをよく問い直す必要がありそうだ。
読書の方は『僕を殺した女』(北川歩実)を読了。
ちょっとごちゃごちゃしているけれどいい作品だ。
10月1日(金)
某保険会社主催職場対抗ボーリング大会団体準優勝、賞品はドラえもんタッパー。
実はこの大会は今年すでに4回目を迎えている。
団体は4人一組で多少メンバーを変更しつつ、過去第1回、第2回と連覇し、第3回は惜しくも2位だった。
今回は雪辱を期して2チームを出すことにする。
もちろんAチームが優勝狙い、Bチームも賞品のもらえる3位に食い込むことが目標なのだ。
私は最近調子を落としていてBチームに入ることになった。
さて、始まってみれば1ゲーム目はAチームが意外と伸びない。
かえってBチームの方がいいのだ。
しかし、2ゲーム目に入るとAチームはどんどん飛ばし始め、Bチームは置いていかれてしまった。
それでもAチームはリベンジなって優勝、Bチームも準優勝。
これは誰か保険に入らないといかんねぇ、といいつつ賞品獲得。
次回は3チーム出して賞品総取りを狙うか?
なんてことが言えてるのも一地方都市の和気藹々第一の低レベル大会だからだね。
個人的にもアベレージ150で悪くなかった。
モノが絡むと強いのだ。
2ゲーム目に少し悪くなるのはやっぱり運動不足なのかもしれない。
それにしても、ドラえもん印のタッパーって……。
その後は飲み会に突入。
先日のヘビーな話題の張本人を含めたメンバーだったけれど、事情を知らない人もいたのでその話はまったくなし。
一応は落ち着いたみたいでもあるので、関係なく盛り上がる。
でも、やけにペースは速かったなぁ。