魅 館 果 汁
<99年10月下旬>
10月31日(日)
F1はミカ・ハッキネンがワールドチャンピオン。
今年のF1は、ミハエル・シューマッハが事故で負傷欠場、そして復活、ハッキネンも本戦で大クラッシュを経験、フェラーリの車体違反疑惑など、話題に尽きなかった。
そして、ディフェンディングチャンピオンたるマクラーレンのハッキネンとフェラーリのセカンドドライバー エディ・アーバインとのチャンピオン争いという壮絶なバトルを鈴鹿に持ち込んできた。
結果はスタートで決まった。
ハッキネンの勝利への執念がすべてだったといってもいい。
やるからには勝たなければ意味がない。
実力が伯仲している場合、その気迫の強い方が勝つという当たり前のようなことをまざまざと見せつけられた。
スポーツという言葉でオブラートしているが、勝負事を見るのをやめられないのは、自分の中に火をつける着火剤の役割を果たしているのだろう。
勝負事といえば天皇賞。
武 豊のスペシャルウィークが春夏連覇。
馬番連勝は、先週の秋華賞ではあわや10万円という大波乱だったが、今回もまた万馬券となった。
とはいっても、馬券は買ったことがないのである。
『正月十一日、鏡殺し』(歌野晶午)を読了。
なんか簡単に読み終えてしまった。
そして、『覆面作家の夢の家』(北村 薫)と『セーラ号の謎 漂流者』(折原 一)を買う。
折原 一は久しぶりだ。
10月30日(土)
随分と日記をサボってしまった。
学園祭シーズンである。
うちも来週の土日が学園祭で、そこで体験講座というのをやる。
来場するお客相手にいろいろな実験をするのだ。
9月にやった体験入学と同様だが、そのときは中学生対象で人数も40人とはっきりしていたが、今度は不特定多数の老若男女相手。
去年までの実績だと2日間で500人以上。
その準備でずっと忙しいのだ。
そうはいってもおいそれと変わったことはできないので、9月と同じテーマもたくさんある。
液体窒素でなんでも凍らせてみよう!
化学の力でミニ火山を噴火させよう!
巨大シャボン玉の中に入ってみよう!
などなど。
これらだけでなく新たなテーマも少し。
香りのせっけんをつくろう!
いろんな色の炎を燃やそう!
スライムをつくって遊ぼう!
などなど。
それに調査研究発表としてリサイクルの現状を取り上げている。
これらの準備に加えて、パンフレット作りや染め物の幟作りで放課後は学生たちと遅くまで居残っているのだ。
私は全体の責任者でもあるが、シャボン玉と調査研究の担当でもあり、パンフレットと幟の制作も請け負っている。
シャボン玉はこれまでの続きなのでほとんど問題はなく、最終チェックをしてもらえばよい。
調査研究はまだこれからといった状況で、この土日がひとつの山になりそうだ。
パンフレットはそこに書く口絵を学生に頼んでいるのだが、なかなか進まず、昨夜やっと一段落ついた。
幟が思ったより大変で、染めるのに夜中までかかり、この土日で乾かして来週初めにはなんとか完成の予定。
やっと見通しが立ってきたというのが正直なところ。
そんなわけで、なかなか読書も進まない。
やっと『カニスの血を嗣ぐ』(浅暮三文)を読了。
10月26日(火)
腰の痛みに耐え切れず、治療に向かう。
季節の変わり目には必ずといっていいほど風邪をひく繊細な私の身体は、今や咳やくしゃみをするたびに、腰に痛みを走らせるようになってしまった。
以前、肩を痛めたという同僚に話を聞いていると隣にいた先輩が、知り合いを紹介してあげようといってくださったので、予約をとって昼過ぎに早速行ってみることにした。
指圧マッサージ・鍼灸の治療院である。
年配の女性がひとりでやっておられるらしい。
早速、マッサージを受ける。
腰、背中、足と揉みほぐしてもらい、鍼も打ってもらう。
鍼は初めての体験だったが、ほとんど痛みもなく、これで効くのかなあというくらいあっけなかった。
話によると、特に背中がかなり固くなっていて、それに引っ張られるようにして腰に痛みがきたんじゃないかということだ。
確かに最近まともに運動もしていないし、身体は急速に柔軟性を失っているなあと思っていたけれど。
しかし、ぎっくり腰の一歩手前まで来ているといわれたときは、さすがにぎょっとした。
結構長い間、悪い状態が続いていたようで、マッサージしてもなかなか効いてこないという。
効果が現われるのは夜になってからだという。
それにストレスがたまってるのも原因のひとつだといわれて、それはそうかもしれないと思わず心の中で大きくうなずいてしまった。
夜になると確かに昨日までと違ってだいぶ楽になってきた。
キーボードを打っている今も腰の痛みはほとんどない。
風呂上がりにはストレッチもした。
少しずつ身体をほぐしていかないとね。
だって、治療代もばかにならないもの。
痛みも治まってきたので、読書も順調に進むかなあ。
10月24日(日)
遅まきながらMYSCONに協賛。
9月16日の日記で紹介したMYSCONという企画のプレ大宴会が昨日東京で行われたらしい。
それを思い出したついでに協賛することにする。
どうして今になって協賛を決めたのかという理由は特にない。
なんとなく天邪鬼の香りが漂っている気がしないでもないが……。
参加した人の感想を読み漁ってみようとは思っている。
ちょっと離れたところに立っているのが好きな自分としては、どこまで係わるかが問題になってくるだろうけれど。
夜になって腰の痛みが再燃してきた。
キーボードを打つために座っているのも辛いのである。
昼間は結構街中をうろついたけれど、それほどでもなかったのに……。
ホンマに医者行かなあかんかも。
今日は『不確定原理殺人事件』(相村英輔)を読了。
続いて『カニスの血を嗣ぐ』(浅暮三文)。
10月23日(土)
風邪をひいて熱は出るは、喉は痛いは、鼻水は止まらないは。
だったが、昨夜ヤマを越えたので回復に向かっている。
残暑から一気に冬めいてきて、身体がそれについていけなかったようだ。
腰の痛みも多少ましになったものの直っていないし、頭がボーッとして読書も進まないし、今晩で全快しなければ。
で終わるのも何なので、スポーツネタを少し。
今日から始まった日本シリーズは福岡ダイエーが先勝。
中日が勝つよりはシリーズの流れとしてはおもしろくなりそうな気配。
それを尻目に鳴尾浜で入団テストを行った阪神は与田(中日−ロッテ−日本ハム)と橋上(ヤクルト−日本ハム) の二人を獲得。
とはいうものの、本当なら刺激を与えるために大量採用を希望していた野村監督の思惑と、フロントの決断とが一致しなったようだ。
相変わらず球団の後押しが得られない阪神は、来年も戦力そのままでシーズンに臨まなければならないのかも。
ワールドカップ・ラグビーは決勝トーナメントが始まる。
日本が予選3戦全敗といいところなく終わったのと対照的に、英国からはイングランド、スコットランド、ウェールズが出場する。
サッカーもそうだが、1国1代表の原則を守らなくてもいい特別扱いに腹が立つが、予選を勝ち抜いてしまうところには頭が下がる。
しかし、オーストラリアもニュージーランドも南アフリカもかつてのイギリス領。
もしアイルランドがプレーオフでアルゼンチンに勝っていたら、フランス以外すべて英国がらみになるところだった。
そうそう、ネット上で目にして気になっていた『不確定原理殺人事件』(相村英輔)とサントリーミステリ大賞受賞作品『八月の獲物』(森 純)を買った。