2000年2月の本のほらあな


「天才数学者たちが挑んだ最大の難問」2月8日

著者:アミール・D・アグゼル、訳者:吉永良正、出版社:早川書房

さーぱりわからん。でもめっちゃ面白いではないですか。物語はというと17世紀のアマチュア
数学者ピエール・ド・フェルマーが書き残したフェルマーの最終定理を解いていく過程を歴史的
に追跡した物語というとこでしょうか。古代メソポタミアから現代まで溯る数学史ともなってい
数学に興味のない人でも好奇心旺盛な人なら面白く読めるはず。ところがわしが内容を理解して
いるかというとぜーんぜん(^^;。オイラーが登場し、トポロジーなどという単語が出てくる
頃から内容はほとんど理解していません。それ以降も出てくるさまざまな数式や理論はわしにと
っては未知の異次元世界を逍遥しているようなもんでした。が、単なる理解不能の世界ってわけ
ではなくその世界は謎に満ちて魅惑的であります。なかには数学に疎いわしでも知っている高名
な天才数学者のガウスやガロアなども色をそえています。なんだか理論物理の世界を思い出しま
した。(といってもたいした知識がある訳では全然ない(^^;)とにかく読んでみるべし???

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