99年12月の本のほらあな


「空想科学論争」12月27日

著者:柳田理科雄、円道祥之、出版社:扶桑社

どうもこの手の本って「空想科学読本」読んで大笑いした記憶から無意識に買ってしまうんだよね・・・。
いや今回がつまらなかったわけじゃないっす。もちろん面白かったの。今回は対談形式で「空想科学
読本」を書いた柳田理科雄氏が主任研究員、「空想歴史読本」を書いた円道祥氏が客員研究員、そして
これを企画したのが所長の木原浩勝氏。ん?まてよ?この名は聞き覚えがあると思ったら「新・耳袋」
の編集もやっている人ではないか。(今まで知らんかったんかい(^^;)。対談は空想世界を素直に
信じてる人が所長で理系の立場で科学的に物を言う人が柳田氏、文系の立場で歴史的に物を言う人が円道
氏で進行していく。ゴジラが実際に上陸したらどうするか?ショッカーは世界征服出来るのか?などなど
爆笑テーマが今回も続くのです。好きな人はとてつもなく好きだか興味のない人には何の意味もない本す。

「幻惑密室」12月27日

著者:西澤保彦、出版社:講談社ノベルズ

ずーっと気になってた本がやっと読めるのでうれちー。貸してくれた火花さまありがとう
ございます。内容はぜんぜん想像すらしてなかったんですが、なかなか面白いではござい
ませんか。正月、社長宅に呼ばれた4人の社員。そこで密室殺人が。ここまではどうとい
うこともないが、彼らはなんと特定空間内に閉じ込められた上、時間の流れすらおかしく
なっていたというのだ。そこに登場するのが超能力者問題秘密対策委員会、略してチョー
モンインの出張相談員見習い神麻嗣子。事件の行方は果たして・・・。やっぱりストーリー
がどうのこうのいう前に面白いのはキャラでしょう。神麻嗣子、能解匡緒警部、保科匡緒。
この3人がいるからこそもっているのかも。ストーリーはというとなかなか奇抜な設定なのに
なぜかあっと驚きませんでした。なんだか描写がくどかったりするせいか?とにもかくにも
すでに続きを読んでます(^^;。しかしこんな人間いるのか?あまりにも・・・(謎)。

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