私の造った漆器 製造工程解説4−2


きんま (朱きんま)



RIM00252.JPG47日後〜 彫りが完成すると、今度は、彫りを入れた部分に朱漆を埋め込む 色埋め の工程に入ります。きんま という漆芸技法は、器物に彫りを入れ、その彫りを入れた凹部分に朱漆を埋め込み、余分な朱漆を研ぎ落とすと、彫った所が朱色に 彫っていない所が黒色に仕上がる 彫刻技法の一種なのです。




RIM00258.JPG57日後〜 色埋め の工程も、塗りなどの工程と同じように、数回に分けて少しづつ朱漆を埋め込んで行きます。決して2〜3回で大量の朱漆を使って 色埋め をすることはありません。彫り凹部分の奥底にまで朱漆を押し込むようにヘラを使って数回に分けて行います。(他の製造工程解説のペ−ジでも ご説明した通り、漆器を造る時は、仕事を急がない!これは、仕上がりの良し悪しを左右する大切な事です。)彫り部分が均一で平らになるまで、色埋め の作業を繰り返し この工程が終了します。




RIM00253.JPG60日後〜 彫り部分全体に朱漆が埋め終わると、今度は周りに付いた余分な朱漆を、水と耐水研ぎペ−パ−を使って研ぎ落として行く 色落し の工程に入ります。この工程は細心の注意力を持って行なわないと、せっかく出来上がった きんま の文様を研ぎ落としてしまう事になります。少しづつ全体の文様を確認しながら、余分な朱漆を研ぎ落として行きます。    次のペ−ジにつづく・・・・


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