私の造った漆器 製造工程解説4−3
きんま (朱きんま)
61日後〜 余分な朱漆の研ぎ落としが終わると、鮮やかな きんま文様が出てきます。彫った所が朱色に 彫りを入れてない所が黒く、エスニックな香り漂う きんま文様が、その表情を覗かせます。この後、全体を平らになるまで(きんま は、彫刻技法の一種ですが、彫りを入れた部分に色漆を埋め込むため、表面に凹凸は無く、平らに仕上がります。)耐水研ぎペ−パ−や研ぎ炭を使って研ぎ込んでから、いよいよ仕上げのツヤ付けの工程に移ります。
66日後〜 長かった工程も、いよいよ仕上げです。伊勢早漆(いせはやうるし)と呼ばれる極めて上質な生漆を塗り込んでツヤを付けるための下準備を行います。塗り込んだ伊勢早漆が、しっかりと乾いてから、つのこ(鹿の角を細かく砕いて粉末にしたものです。昔から伝わる 白色をしたミガキ粉です。)と 少量の水と油で、表面にツヤが出るまで手でミガキ込みを行います。この作業(伊勢早漆を塗っては、手でミガキ込む作業)を数回繰り返し行い、全体にツヤが出てきたら完成となります。 (制作日数 75〜85日)
きんま (朱きんま) 完成品
文箱 紋彫 (27×20×4.5cm) 56700円
他にも
納箱 紋彫 (24×15×4.5cm) 47250円
価格は全て 税込みです。
天然物を使用した手工芸品のため 色・形状・寸法に若干の相違がある場合があります。
