高松トーチラン 「ハタチのトーチラン」

<企画案(内容)>

現代社会において、バリアフリーが叫ばれています。

実際建物においては、段差をなくしたり、スロープや手すりがついていっているようです。

しかし、心のバリアフリーは進んでいるのでしょうか?

平成17年2月に、長野においてスペシャルオリンピックスの世界大会が開かれます

(別途資料を参考)。

私たち国民、そして高松市民このことを何人の人が知っているのでしょうか?

この、スペシャルオリンピックスの周知のため、

500万人のトーチランが日本中で行われます。

香川県では、私たちが立ち上がりました。

なんらかのハンディを持つ新成人たち、今まで元気に育ってきた新成人たち、

そして、ハタチのみなさんをお祝いする心を持った人たちが

トーチを持って、高松の中央通を一緒に走る姿こそ、

21世紀の高松を担うにふさわしい光景ではないでしょうか?

そして、ボランティアたちもがこのハタチの若者たちを応援する

・・・・・そんなイベントを計画しています。

障害者に対する認識を深め、

お互いがお互いを理解しあい、

友情を深めることができればと考えています。

と同時に、

スペシャルオリンピックスや知的障害を持つ人への

一般市民の理解も得られることができればと考えています。

<提案理由>

ハンディを持った人たちと、健常者との心の垣根を外し、

スペシャルオリンピックス、知的障害者への理解を深めてもらうため。

また、新成人たちに「大人になったことを自覚する」ことを考えるための機会を提供するとともに、

「自ら生き抜こうとする」姿勢の一つを示し、市民をあげて「祝い励ます」ことができればと思う。

<記念イベントに参加する新成人に望むこと>

大人になるっていったいなんでしょうか?

自分自身のことはもちろん、まわりの人のことも思い計らうことができるのが

大人の証でもあるように思います。

成人になったことを自覚し、

自ら生き抜こうとする姿勢、そしてまわりにも目を向けることも大切だと感じます。

トーチラン参加者の新成人は、

まさしく、自らを生き抜いていこうとする力を持つ備えた人であり、

トーチランを支え協力してこうとする人たちは、

新成人を励まして、導いているひとたちです。

また、知的障害者の社会参加を促進し、

一般市民への理解を啓発するこの「500万人のトーチラン」に基づく、

ハタチのトーチランは、

周囲で見守る新成人にも「大人になった自覚」を促す大切なものだと感じています。

この社会は大小高低さまざまな障害や個性を持った人たちが

協力し合ってなりたっているものであり、

こんな社会で生かされている自分自身を感じてもらえれば、

そしてなんらかのことを感じてもらえれば・・・と考えています。

決して、ハタチしか参加できないものではなく、

ハタチをお祝いしようと言う人であれば参加可能です。

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