よくあるご質問に対するお答え
鍼灸はいつ頃から始まったのでしょうか?
非常に古くからありました。およそ2500〜3000年前からとされています。中国の漢の時代(紀元前200年頃)にすでに、鍼灸医学書『黄帝内経』が著され今も現存しています。
日本には仏教とともに伝えられ、奈良時代には鍼博士制度もありました。
非科学的な迷信じゃないのですか?
もちろんそんなことはありません。
今日の科学はものすごい勢いで進歩しています。遺伝子治療や様々な病気に対する新しい治療法も開発され、病める人々にとって大変喜ばしいことです。
しかし、現代の科学でも未だに解明されていないことがあるのも事実です。
鍼灸医学が多分に哲学的な面を有していることは否めませんが、今の科学で説明できないというだけで、非科学的だと決めつけることのほうがあ科学を知らない非科学的な行為と申せましょう。
まず、自分で体験して確かめることです。
本当に鍼灸治療は効くのですか?
逆に考えてみましょう。効果のない治療方法が2000年以上もどうして続いているのでしょうか?
最新情報としてアメリカ国立衛生研究所が「歯の痛み、抗ガン剤投与の副作用による苦しい吐き気、つわり、オーソドックスな疼痛治療に有効な鍼治療を高く評価した」と発表があり、世界中の医療関係者の注目を集めています。
また、鍼灸大学などにある研究機関でも様々な研究報告もなされており、科学的に証明される日もそう遠くはないかもしれません。
それでは、なぜ鍼灸は効くのですか?
問われているところの「何故」が西洋医学的観点からですと、未だはっきりとは解明されていません。
ですが、このように考えて頂けたらよろしいと思います。
人には誰でも自分で治そうとする力を持っています。また、病気にかからない力も持っています。
これが「自然治癒力」とか「抵抗力」といわれる生命の持っている不思議な力です。
たとえば、人混みの中にインフルエンザにかかっている人がいるとしましょう。同じ条件なのにインフルエンザにかかる人もいれば、かからないひともいます。
つまり、抵抗力のある人、内なる守りがしっかりしていると病気にはかからないと鍼灸医学では考えます。
もし、何らかの病気になった場合、病気にうち勝つ身体をつくっていくことに力を注ぎます。
抵抗力や自然治癒力を高めることで病気を治そうと努めるのです。
肩こりに鍼灸治療をよくしますが、他に何に効くのですか?
内臓疾患、婦人科疾患等、外科的処置の必要な病気を別として、全ての病気に効きます。
肩こり,、神経痛等と思われがちですが、打撲や捻挫、交通事故によるムチウチなど様々です。
西洋医学的に病能を把握し治療することはとても大切なことです。しかし、それでも取れない不定愁訴や痛みに対して、違う視点からアプローチすることによって症状の緩解に役立ちます。
鍼灸治療は痛いだろうと思ってチョット・・・
鍼治療はほとんど痛みはありません。
それは皆さんが想像されている縫い針と針先の形が異なっているためと、術者の技術によるためです。
また、マスコミで時々取り上げられるような太い鍼でブスブス刺すような治療はごく希で、実際は細い鍼(注射針の中を通る細さ)でもっと優しく気持ちのいいものです。
以前、鍼治療を受けたがあまり効かなかったのですが・・・
鍼灸治療は医学というより医術に近いものがあります。
術であるために術者手腕がかなり治療効果に影響します。上手・下手がはっきりしています。
西洋医学ではその差はあなりあるとは、その性質上申せませんがこと手術に関しては、あの先生上手とかいう評判が立つのは皆さんもご存じと思います。
手術も術である限り必ず人によって技術的な差はできてしまいます。
Aという鍼灸師が治せなかった病気をBは治せたり、またその逆もあり得ます。
このように鍼灸師全体としての治療技術に差があるために、世に認められにくいことも事実です。
腰が痛いのに何故手足に鍼灸をするのですか?
東洋の伝統医学では、人の身体を非常に複雑な集合体(人体は小宇宙とか表現します)と考え、心の働きも身体に重要だと考えます。
また、治療にはツボ(経穴)を用いますが、ツボの通り道(経絡・内臓とツボを連絡している)も大切に考えます。
病んでいる部位に連絡している手足のツボを治療して、弱っている内臓の働きを良くして全身のバランスをとり、正常な状態に戻すために治療します。
交通事故や労災、生活保護を受けている場合は?
順番にお答えします。
交通事故は、病院・医院に通院しながら同時に鍼灸治療も受けられます。
「しのはら鍼灸院」は所属している(社)徳島県鍼灸師会と保険会社との間で話し合いができていますので、患者さんの自己負担は0円で治療が受けられます。
労災も、労災規定の診断書を医師より受け、勤務先で必要事項を記入してもらうと病院、医院と同時に治療が受けられます。
生活保護を受けられている方も、所定の用紙に必要事項を記入し、また医師の診断書があれば自己負担なしで治療が受けられます。