さーちゃんママのボランティア便り
〜めざせ!ホームヘルパー!〜
*さーちゃんママは、サークルのお友だちです。ネットはされてません。
さーちゃんの英語もすごいんですが、さーちゃんママは、とにかくやさしい!
介護やボランティアに興味のある方、ずっと主婦しててなにかしてみたいな..って思ってる方の参考になれば・・・と言われています。 
以下、さーちゃんママからのお便りです。       

うちには、小学2年生のゆうくんと、リクくんと同じ年のさーちゃんの2人の子どもがいます。
さーちゃんが幼稚園に行き始めて、やっと自分の時間が持てるようになったー!
・・とうれしく思ったのもつかの間・・、
何をしたらいいのか分からなくて、一人で家にいると淋しく感じるようになりました。

・・なんだか取り残されたような気分になってきたとき
ある病院で「お年寄りの話し相手を募集しています」という案内が貼ってあるのを友だちに聞きました。
そこは内科ですが、敷地内に「ゆめのさと」というお年寄りの福祉施設があるんです。

前から福祉の仕事には興味があって結婚前にも病院で栄養士をしていた私は、
直感で「行ってみたいな。。。!」と思いました。
だけど、10年近く主婦しかしていない私に、、できるかな・・・。
・・全く自信なんてなかったんですが、でも、なんとか社会に近づきたいと思いました。

まず、ものすご〜い勇気を出してその病院へ電話してみることにしました。
(もちろん、事前に病院の下見もして・・)
すると、職員の女の方が出られました。
緊張しながら「ボランティアさせてもらえるって聞いたんですけど・・」と言うと、
「いいですよ!」と、快く言ってくれました。で、「本当に来られる日に電話を下さい」と言われました。
その受話器を置いた後、
「やった〜!もう、やるしかない!!」と思いました。
普通だったら平気なことでしょうが、、本当にこの数年間、子育てしかやってきませんでしたから・・。

11月21日、朝の9時30分。。
この日、初めて行ってみようと心に決めたので、朝から受話器を置いたり、持ったり、、、ドキドキしながら、、、、
「今日、10時にお伺いしたいと思うんですが・・」とお伝えして、初めて「ゆめのさと」に行くことになりました。

そこは、普通の家のリビングのような感じで、座敷とイスとテーブルがありました。
入る前は緊張しまくりでしたが、中に入るとほっとするような雰囲気のところです。

まず、そこにいらっしゃったヘルパーさんたちが優しそうだな・・と思いました。
ヘルパーさんといっても、免許のある方はお1人で、あとの3人は資格は持っていっらっしゃらないそうです。
(病院なので免許はいらないそうです。)
あと、その日によって看護婦さんが当番で1〜2人づつ つかれます。
それに、1日に9〜10人のお年寄りがデイサービスに来られます。
来る日は決まっているのですが、毎日来られる方もいます。

デイサービスっていうのは、お年寄りが来られて、いっしょにゲームをしたり食事介護をしたり
お風呂に入るお手伝いをしたりします。
いっしょに近くのダイエーに買い物に行ったりもします。
その日は、午前中、日本舞踊のグループの方が踊りを披露されてました。

いっしょに見ていると、なりきって一緒に踊りだすおばあちゃん、
中には、涙をこぼすおばあちゃんもいて、じーんときました。
お昼は、自分ひとりでは食事ができにくいおじいちゃんがいて、初めてごはんを口に入れてあげました。
声をかけたら、にこっと笑ってくれました・・。(^^)


幼稚園のお迎えがあるので、12時半で帰ることになってるんですが、
人前でしゃべるのが苦手な私でも、ゆったりした気分で自己紹介できたし、
「ほんとに・・行ってよかったなぁ・・」と思いながら、その日一日気持ちよく過ごすことができました・・。

おじいちゃん、おばあちゃんが「ありがとう」と言ってくれたり、何よりお世話をさせてもらっていると楽しいし
自分にも少し自信がついた気がして、とてもうれしい。しばらく、頑張ってみます!



ボランティアを始めて、3ヶ月が過ぎました。
週に2回でほんの2時間半ほどの短い時間なんですが、その後、「ゆめのさと」の職員さんになった気持ちで
楽しく働いています。
最近では、少しずつ食事やトイレの介助をさせてもらえるようになりました。

中に、足が不自由で右手も動かない、目も見えないおばあさんがいるんですが、
トイレに行くのも、トイレのどこを持てばいいのか分からないので、急に振り回されては・・と、とても怖がります。
額に汗をかいていたので、ハンドタオルで拭いてあげたんですが、思った以上に怖がられたので、
確かに、おばあさんの身になってみると、何も言わずに額を触られるとびっくりするな・・と、
声がけ、言葉がけの大切さを痛感しました。

「ゆめのさと」で いっしょに体操をしたりして体を動かしていると、私も気分爽快で、
レクレーションでは、おなかを抱えて笑うほど微笑ましい様子も見られます。
いつもは物静かで、直前まで「私は無理、無理」と言ってるおばあちゃんが、
いざ「ボ−ルを転がしのゲーム」が始まると、必死でゴールしようとするのを見たり…

普段は幼稚園の見送りの後、ごろんと横になったりするんですが、
ボランティアのある日は、朝から「そうじ、すませておこう!」と思い、シャカシャカ掃除もすませられます。
うちに帰ってからも、なんだか気分爽快で疲れてないから不思議です。


「ゆめのさと」へ行くようになって、周囲の人たちから「資格をとったら?」と言われることが増えました。
最初は「ゆめのさと」の扉をたたくだけで精一杯だったんですが、
だんだん私も、ホームヘルパーの資格をとってちゃんと働いてみたい・・!と思うようになっていきました。

誰かに「働いたら…」と言われる訳ではないんですが、下の子が幼稚園に入り、一人でうちにいるようになると
何かしてみたい、、働かないといけない!っていうような気持ちになり、
また、何もしないのは不安、、、
…こういう仕事が自分には向いている、前に栄養士の仕事をしていたときにも事務的な仕事より、
患者さんが食事をしたりお話をするのを聞く方が楽しかった…
とか思い始め、次第に資格をとるための学校や通信教育のパンフレットを集めるようになりました。

でも、一番の問題は、・・・肝心の「自信」がないことです。
もう何年も、うちで主婦しかしていない私には、
研修1つとっても想像しただけで心臓が飛び出しそうです・・。
あれこれ毎日悩んで、ホームヘルパーの資格をとっている人が近所にいると聞けば
思い切って相談させてもらったりしながら、やはり、次の1歩を踏み出そう…!と決めました。



県下に55ヶ所ほど市町単位の無料で資格が取れる講座も開かれているようなんですが、
私にとって一番都合のいいところで、1年間かけてレポートを出す
4月開講の「ホームヘルパー2級養成講座」という通信教育を受講することにしました。
1年間で終了で72000円です。
資格をとるためには、途中、実習もしなければいけません。


春休みはボランティアはお休みしましたが、「ゆめのさと」で習った折り紙のひな人形を
うちで子供にやってみたり、職員さんが「春休み、子供さん連れてきて〜」と言ってくれたり、
「ゆめのさと」はとてもうれしい、「ハリ」になってます。

職員の方に「介助は心があったらできる仕事よ。」と言ってもらって、
自分に自信がなかった私も、少しずつ勇気がわいてきました。最後まで続けられるよう、頑張ろうと思います。
4月11日、講座の初めての課題ができたので、ポストに入れました。  (つづく)

結局、さーちゃんママは、一番気にしていた実習も終え、
見事ホームヘルパー2級を取得されました。*最後の記事を頂いていたんですが、
私のパソコンの故障とともに消えてしまいました(;_;号泣)が、
さーちゃんママは今も「ゆめのさと」で明るく元気にヘルパーさんをされています。
もしみなさんのなかで、始めの一歩が出なくてためらっている方がいたら、ぜひ励みにしてください。ビコ