THE ABOUT GUIDE TO DOLLAR/YEN TOKYO ドル円テクニカル分析 2000 FEB |
---|
第8週 タイム・ターゲットについて2000年の第8週が終わりました。現在迄の動きでは実に終値で安値引けしたのは第3週目のみで 後は第8週(2月25日)まで5週間続伸となっています。これらの数値はフィボナッチ数列 にあてはまるのではないのかと見ています。つまり1、2、3、5、8、13、21、34、55、8 9、144と無限に続くもので二つの連続する数字の合計は次の数に一致すると言う物ですたとえば、 3+5=8、5+8=13という具合にです。
( 2000年2月26日 )
実際に日足でカウントしてみても101.46からでは106.39 は8日目、104.67は14日目、109.67は26日目、 そして111.73は34日目となっています、つまりフィボナッチ 数列にそって展開しているのが確認できます。
これらエリオット波動理論の数学的基礎となっているフィボナッチによる時間的目標は、重要な天井 や底から数えていくことによって得られ日足から週、月そして年足単位のチャートに応用が出来ます。 これらのことから週足において101.46を基点とした第3波の波動がピークを向えそろそろ第4 波の調整へと発展して行くのではないかと、左図5週RSIに示される行き過ぎたポイントや 124.75 に対する半値戻し113.05に接近したことなどからも分析できます。
ただメイン・トレンドはあくまで円安であるということは肝要で週足新値足などでは107.50よ りも下落しないと陰転は成りませんし又、波形から見る週足レベルでのオータネーションなども考慮 される所と見ています。
第5週 3のルールその他について最もシンプルで信頼性の高い3のルールですが現在の所、日足においては年初からの6日続伸や先週 と今週にも3日続伸と2日続落を繰り返しているようですが週足の方では昨年の5月21日以来37 週間もの長い間にわたって3週続伸は有りません(円高進行の所以ともなる)さて先週の終値107 .50は2週続伸で終わりましたが今週第6週の終値が少しでも円安で引ければ38週目にしての3 週続伸ということになります。「3のルールは強い上昇トレンドを示す銘柄は決して3日続けて損失 を出して引けることは無いと言う物で週足、月足などにも当てはまる」 第6週の波動については週足と月足にそれぞれ開いたギャツプの影響(月足ギャツプは107.15 〜107.08に開く)や右図日足チャートに見るパターン上の習性である オータネーションなども考慮する所です。
先月より継続されているブリッシュ・フラッグ・パターンですが当初はブリッシュ・ペナント・パタ ーンとしてUPして後改訂の更新をしたのですが見ようによってはどちらの解釈も当てはまるファジ ィーな形です。その目標値109.60と形成期間8日間ですがペナントの 解釈では期間8日間は2月2日の109.06の時点ですでに終えています(右図日足チャー トを参照)フラッグの解釈ではあと2日を残していると見ます。
(2000年2月4日〜6日)
ドル円テクニカル分析 2000 FEB THE ABOUT GUIDE TO DOLLAR/YEN TOKYO |
---|