徳島県美馬郡一宇村
徳島県三好郡東祖谷山村 
高知県香美郡物部村

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ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での行動が求められます。


無雪期


光石 三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 光石

平成15年8月24日 晴れ 曇り

光石登山口 7:44 -- 八丁小屋 8:28 ---三嶺山頂 (10:53-1:106) ---- 西熊山 12:38 ---お亀岩 12:59 --- 天狗峠 13:20 --- 天狗塚山頂(13:41-14:20)---- 天狗峠 14:38---お亀岩 15:00 ---八丁小屋 16:10--- 光石登山口 16:47


累計歩行距離 18.2km  累計標高差 1759m

 
渓谷沿いの道は きちんと整備されている。キャンプ場、吊り橋、トイレ、標識など 次々に出てくる。
素晴らしい渓谷美を、味わいながら、沢沿いに行く。急登になって、一気に標高を稼ぎ、最終の水場で水を補給すると、すぐ縦走路の稜線へでる。
三嶺山頂 11:00「風弱く 暑い 23度 風速0.3m 少し雲は出ているが、緑が濃く まぶしい。剣山、次郎笈、石立山、矢筈山などみえる。」
天狗塚山頂 14:15「 南風 1〜3m 20度 風が吹くと 心地よく感じるが 風カゲでは とてもなく暑い。高曇り。」

お盆明けから 本格的な残暑となり 暑い日が続いて いて、この日も暑い一日でした。下山後調べてみると、この日正午の麓の大栃(標高210m)の気温は33.4度の酷暑でした。
コースメモ

三嶺 天狗塚を回る オーソドックスな周回コースで、三嶺を代表する、いいコースです。
西熊渓谷、フスベヨリ谷の渓谷美を堪能して、頂上に一気に上がるルートは、林道終点まで、車で行って、あと少し歩くコースなど では、味わえない、深い趣を与えてくれます。
お亀岩から、天狗塚までは、稜線を往復する形になりますが、下山口に降りてからの、林道歩きより、この稜線を歩いて往復する方が ずっとよい、と思います。


カシミール(杉本智彦氏作)利用
国土地理院の数値地図25000(地図画像)「高知」「剣山」利用
平成15年9月20日 雨

光石登山口 8:13 -- さおりが原 9:20 ---カヤハゲ 10:58---三嶺山頂 (12:03-12:18) ---- 西熊山 (13:28--13:41) ---お亀岩 14:03 --- 天狗峠 14:27 --- 天狗塚山頂(14:43-15:02)---- 天狗峠 15:20---地蔵頭  15:30 ---稜線分岐(綱附森-堂床) 16:14---分岐(八丁小屋-綱附森) 17:14--- 光石登山口 17:38


累計歩行距離 20.69km  累計標高差 1962m

 南海上の15号台風の動きを 気にしながら光石へ来たが、登山口から歩き出したとたん 、小康状態の雨が 大粒になった。以降 一日中雨。
さおりが原は  小川が流れていて 豊かな自然が残り とても気持ちの良いところだ。

12:10三嶺山頂「気温13度 風速6〜8m 北よりの風雨 冷たい。 ガスが流れる。 一瞬 白髪山 が ガスの切れ目に見えた。
コメツツジが色づく」
山頂から 縦走路に入り 少し標高が下がると、ガスから抜け出た。西熊山への稜線の 下の方は見える。

稜線上は 遮るものが無く 北からの風雨が  雨具のフードの 耳元に喧しいぐらい 吹き付ける。
雨量が 多いせいか、登山道は小川となって、雨水が流れ、水たまりも多い。

天狗塚山頂  14:55「 12度  風速5〜7m 北よりの風雨 綱附森が何度か、 白髪山 石立山は 一度だけガスが切れて ほんの一瞬 シルエットが見えた」

この天候 のお陰で 出会った登山者は 1パーティーだけ で とても静かな 山行が楽しめました。


コースメモ

このコース全体では フスベヨリ谷の周回コースよりは、少し長くなりますが、光石を起点とした三嶺 天狗塚を回る 、尾根上を回る周回コースです。
始めと 終わりに 西熊渓谷の渓谷美を見ることが出来て、豊かな自然林を 味わいながら 三嶺頂上に上がるルートは、フスベヨリ渓谷ルートとは また違う趣を与えてくれます。

三嶺までの前半の 登山道の整備に比べたら、 後半の下山路は 自然の多い 登山道となります。 


カシミール(杉本智彦氏作)利用
国土地理院の数値地図25000(地図画像)「高知」「剣山」利用

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平成14年10月10日第一版
平成15年9月23日 改訂増補
平成15年10月5日 最新改訂増補