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ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での行動が求められます。


無雪期

剣山 (1955) 一の森 ( 1879) 槍戸山 


平成15年8月30日 曇り

おおぼら橋  9:15-- ホラ貝の滝 10:21 --- 剣山山頂 12:03 --- 一の森 13:20 -- 一の森ヒュッテ 13:50 ---槍戸山 14:15 -- スーパー林道登山口 15:08 -- おおぼら橋P地点 15:40


累計歩行距離 13.33km  累計標高差1264m

残念ながら 天候は曇りで 高い 山頂付近は 時折 ガスが掛かり 下の方しか見えない。
剣山山頂は賑わっていたが 平家の馬場と言われる山頂一帯に それぞれ思い思いに 散らばっていて 頂上三角点部分以外は  全体として そう 混雑した感じではなかった。
13:20一の森山頂「一時 パラパラと 雨が降り出したが すぐ止む。 19度 南風 風速2−3m 丸笹山 赤帽子山は 見えるが剣山山頂 次郎笈山頂は見えない」

剣山山頂付近は 夏休みで賑わっていたが ほかの縦走路は 全く静かだった。


コースメモ

平成15年の夏の台風や大雨の影響で 徳島県道295号 木沢上那賀線とそれに続く林道は ところどころ 土砂が流入して  通行幅だけ 確保されている箇所が いくつかある。 
スパー林道沿いの 槍戸川に掛かる おおぼら橋から 「ホラ貝の滝へ」の標識に従って 沢沿いに進む。登山道でも 沢からの土砂崩落で 少し荒れたところがある。しかし 以前よりは 登山道の整備状況は 全般的に かなり良くなってきている。 

ホラ貝の滝付近は地図のでは左岸を巻くようになっているが 滝を見学してから 右岸に着けられた 道で 尾根にとりつく。一気に高度を稼ぎ 剣山次郎笈の縦走路の最低鞍部ぐらいの高さまでくると 縦走路がすぐ近くに感じる。

一の森の山頂標識は 三角点1879mとは 約140m違った位置に立派な標識があるが 三角点は笹に覆われ わかりにくなっていいる。

一の森から槍戸山への道は 以前来たときと 一変し しっかり 刈り払い が行われていた。かつて笹が密生していた 槍戸山山頂も 広いスペースが出来ていた。 

新しい苅分道は 切り株が歩きにくい所もあるが、槍戸山から 南に向かって 尾根沿いに南下し  途中  急な悪場を 東側に 巻くところでは フィックスロープが 張ってあったりする。
その後 尾根は南東に向かって いく。 やがて 1650mの尾根上の分岐から 分かれて 樹林帯の中に入り 東よりから 北東に向かう。 林業用の 仕事道が交差し 分かりにくい所もある。 傾斜が緩くなってくると スーパー林道に出る。入り口には 手製の 標識と 雨量測定用の建物がある。


林道歩き

一の森 から にくぶち峠への道は 昭和47年の古い 昭文社登山地図には 登山道(難路)の表示になっているが、平成9年(1997年)に 一の森から にくぶち峠へ降りてきた時も 藪が多かった。

その昔 スーパー林道の工事中には この にくぶち峠から下りてきた付近に 工事用の大きな現場事務所と飯場があり 自家発電で 夜でも 煌々と明かりがついていて かなり遠方の山からでも 山中の稜線近くの この明かりを はっきり視認できました。

 一の森から にくぶち峠経由 スーパー林道へ降りてきましたら その後の 車の回収が苦労しますが、 この時 おおぼら橋まで スーパー林道を 歩いて 2時間半かかりました 。

新しく 出来た この新道を使うと 下山後の スーパー林道歩きの  歩きの距離が 10kから 3kへ 大幅に 短縮され 楽になります。 


  





カシミール(杉本智彦氏作)利用
国土地理院の数値地図25000(地図画像)「高知」「剣山」利用

槍戸山、一の森登山口
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平成15年8月30日第一版
平成15年10月5日 最新改訂増補
平成15年10月5日 最新改訂増補