けんティー入院日記


2002.11.25(月)
お陰様で退院してきました。
若干指が動くようになり、あとはリハビリ次第とのことです。
さ〜てお待ちかねの体験記です。まず大部屋のメンツを紹介します。

ご老公・・・前回の入院時もいた最年長のじぃさん。怒らすとコワイ。
ツタンカーメン・・・目を開けたまま寝る不思議なおじさん。
ヨーデル・・・優しい人なんだけど・・・あとで説明します。
ファイター・・・ケンカで肋骨折られたお兄さん。
少年・・・体育の授業で女の子に肩を折られた気の毒な少年。

こんな感じで入院生活が始まりました。
1日目は前回と同じで検査に次ぐ検査でこねくりまわされる。
あまりにも平和で事件は起きない。一発狙ってみてもスキがなく、就寝。
始まった。屁コキ合戦!ヨーデルの屁をかわきりに、次第に屁の音を大きくだそうと、なぜかみんなムキになりコキまくる。11発目にご老公がデニムの生地を裂くような爆屁をこいて、終了。その爆音にかなりのモイスチャー成分が配合されているのをボクは聞き逃さなかった。
深夜、ノンレム睡眠に陥ったヨーデルが歌い出した!
「スー・・・・ヨロレヒレレ×○●◎?”△!・・・・」
これを呼吸の度に繰り返す。全然ねむれねぇ・・・
やっと静かになったと思いきや、隣の個室(重傷の方専用)から
「う゛ぉ〜〜〜〜〜〜〜
   ヴァ〜〜〜〜〜〜サァ〜〜〜〜〜〜ンンンン〜〜〜〜〜〜〜〜」
大音量!バイオハザードというテレビゲームの様でした。その方をボクはタイラントと呼ぶ事にしました。その声で何人も起きていました。
翌朝。屁合戦の結果はご老公優勝と思われましたが、実弾発射のため、失格になりました。あのにほへが部屋中充満しました。実弾はねぇだろ・・・
さて手術。もう慣れっこになったボクは不安はなし!チン管は今回は勘弁してくれるそうでウキウキ!(古)だがカンチョーが待っていた・・・
これぞチャンス!!!朝の1コキを我慢していた甲斐があって、みごと
「ごめんなさいね」なんて心にもないことをのたまり看護士の鼻先に「バヒッ!」と催涙ガス!どうだ見たか!アハハハハ・・・・はぁ・・・
なにやらムッとしてるご様子。ごめんなさいね。浣腸の管がいつもよりディープに刺さったような気がしました。目には目をってか・・・
手術室からお迎え。前回の足チチを思い出しニヤニヤしてると、オトコがやってきた。ショック!しかもキャリアの柵に腕を挟まれる。
「イテーッ!手術前に殺す気か!」
「ごめんなさい!でもけんティーさん大きくて・・・・」
ややご機嫌ナナメでいざ手術室へ・・・
今回はCDを持って行かず、お任せバックミュージックにしてもらったのが大間違い!!!入室直後
♪あなた〜夢のように〜死んで〜しまあったの〜
    いっぱい〜映画もみるってぇ〜   ♪ 「逢いたい」だっけ?
「おい!こんな縁起でもねぇ音楽けせや!」
結構マジ切れ。麻酔の先生、外科の先生平謝り。看護婦大笑い。
これまでの自分のしてきた事を呪う。
また心電図「ピコーン。ピコーン。」
手術台に乗せられて「ちょっと体ずらしてくれる?」
         「はい。こんなもんで?」
ずらしたはいいけど、枕をだれも動かしてくれず、ドーナツ枕に斜めに頭が入ってしまった。
「こんなんでやるんスカ?」
「けんティーさん遊んでます?」
吹き出してしまいました。すると心電図が高音をだしてかなりの早さでピコピコいいはじめました。みなさん笑うと心拍数が上がるみたいです。
手術終了後、手術室ですぐ目が覚める。世間話をしながら病室へ・・・
病室にママがいることを思い出し、ママを驚かそうと寝たフリしてるから起こすなと、看護婦に指令。だけどすぐバレました。吹き出してしまいました。
そんなこんなでヨーデルとタイラントに睡眠を妨害されながら入院生活はいよいよエンディングへ、最後の晩ファイターが隠し持っていたビールをくれる。消灯後グビグビ・・・偶然少年のおかあさんと前からの知り合いだったし、拒食症で記憶喪失という不思議な女の子にまとわりつかれるわ、いろいろ大変でしたが、かなり余裕のある入院でした。思い出した事があれば追記していきたいと思います。心配して下さった方々、ありがとうございました。

告白
   ツタンカーメンの溲瓶を夜中ブチまけたのはボクです。


2002.10.21(月)
本日午前中に退院しました。
あんまり爆笑話はありませんでしたが、よろしければ聞いて下さい。
入院当日は手術に対する説明といろいろな検査でこねくりまわされて終了。
手術当日。いきなり早朝浣腸!強烈でした。その日は点滴のみで食事ナシ。
午後2時30分、お迎え登場。手術室へ。
運ばれる最中、寝台におさまりきらない足が
看護婦さんのチチに当たり、雑念を払ったはずの意識に煩悩が産まれる。
大きな体に産んでくれてありがとう、おかあさん。
手術室にはあらかじめ用意しておいた「ジェームズ・ボンドのテーマ」
を流してもらう。テレビで見た心電図がピコーンピコーンとボクの
心臓の動きを示す。しかし手術室は寒い!越中フンドシに布1枚にはキツイ。
先生陣はなにやら貯金がどうとか世間話をのたまっている。
ボクの気もしらないで・・・
 「失敗したらこいつらの頭切って貯金箱にしてやる・・・」
と心に誓う。やっぱり手術台からも足が飛び出てブツブツ言われる。
「せーの!」も言わず点滴より麻酔注入。
かるいショック状態になり、顔がジリジリして意識不明。
目覚めたときは病室、あまりの痛みで座薬を看護婦さんにねじ込まれる。
精神状態が不安定なのか、自分でも解らないぐらいに激怒している。
廊下で歩行のリハビリしている人に
     「うるせーぞ!コノヤロー!よそでやれ〜!」
と一喝。看護婦さんもビックリ。酸素マスクのせいで、リハビリの
方には聞こえてない様でした。悪気はありません。ごめんなさい。
来るはずじゃなかったママの顔見て落ち着きました。ママって偉大。
次の日までベットに張り付け、タバコが吸いたい・・・
翌日大部屋へ、み〜んなおじいちゃん。仲良くしたが、その後の悲劇に気付かなかった。
消灯、悲劇開始!  屁  ゲップ  屁  いびき 寝言 ナースコール
こんな具合が深夜まで続く・・・全然眠れねぇ・・・
ブチ切れ寸前で眠剤をもらってやっとこ就寝・・と思ったら朝が来た。(涙)
それから毎日この調子。
んで問題のチン管ですが麻酔が覚める前に気の利いた看護婦さんが取ってくれたみたい。
助かった・・でもなんだかムズムズしてよく見たら先っぽが真っ赤でした。
そして偶然にも地元の先輩が首のヘルニアで入院してました。
手術後は花札三昧!いい暇つぶしになりました。
(後で先生にめっかって怒られました)
この入院はいい経験でしたが二度としたくないです。
そしてボクが普段どういうふうに人から思われてるかも解りました。
仲間、そして親までがケンカで刺されたと思っていた!自分で刺したのに・・
ヒドイです。
まだまだ話は沢山あるのですが、またの機会に。
心配してくれた友達、先輩後輩、ネットの友人、犬
そしてなにより 妻ゆうちゃん、本当にありがとう。

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