痔の種類タイトル

<痔瘻>

   肛門にできた傷から化膿を起こし膿の溜まる袋状の様なものができ、そこから少しずつ膿が排泄されるようになります。その部分は、触るとシコリがある感じがします。膿が溜まるにしたがって痛みがひどくなり、熱が出ることもあります。

痔瘻の原因

   肛門と直腸の間にある陥没部から細菌が侵入して化膿し膿瘍を作ります。上記の裂肛からも症状が進むと痔瘻になります。膿の溜まりが表面より浅い段階では、肛門周囲膿炎といいます。膿溜まりが段々と奥深くまで進行して管を形成した段階を、痔瘻と呼びます。


<脱肛>

   内痔核が長期にわたって繰り返し起こると、肛門全体に弛みが生じ排便時に脱出する様になります。ひどくなると、しゃがんだり、クシャミをするだけで脱出する様になります。脱出した状態で放置すると、肛門全体がヒリヒリと痛みます。また無理やり奥に押し込もうとすると、よりひどく痛みが続くことがあります。

脱肛の原因

  そもそも脱肛は、内痔核が原因で起こります。肛門の周りや内部でできたイボ痔が排便時に肛門そのものを狭くする為、便が出にくくなり、排便時にいきったりきばったりする様になります。その繰り返しでよりひどく症状が進んでいきます。


backアイコン nextアイコン