はり灸とは

 東洋医学治療の一部として知られています。一般的には、中国から日本に伝わり、現在では多くの方に知られるようになりました。日本で現在行れている治療の多くは、日本独自の治療も数多くあります。

ハリ灸治療は、体のツボに刺激を与える事によって体が本来持っている働きを高め、活性化はかり、心身全体のバランスを良くするための治療です。ツボ(経穴)とは体の内側から外側からの情報交換の場です。内側からは内臓や神経、血液、筋肉などの情報を、外側からは皮膚から内部への情報の交換を意味します。たとえば頭が痛い時、腕の外側にあるツボを刺激すると頭痛が楽になる事があります。ツボはそれぞれが単独で存在する訳ではなく、体中に張り巡らされた網の様なつながりがあります。

 人間の身体には、数多くのツボ(通常365個)があります。
痔のハリ治療で多く使われるツボは、頭の頂上にある百会、前腕にある孔最、腰の下方にある陽関などをよく利用します。


灸を用いた治療では、足のかかとの内側の内踝の上方にある三陰交、下腿前面膝のすぐ下の三里などを利用します。


上記のようなツボを利用する事によって、肛門付近の血行を良くし患部の充血を取ります。

私ども治療院では、背中の中央部付近にあるツボを利用します。残念ながらツボの名称は不明です。
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