JASRACの敗訴確定

〜 反社会的組織を撲滅せよ! 〜



長年にわたり庶民から搾取を繰り返してきた反社会的組織JASRACの横暴に対する訴訟において、JASRACが一部敗訴した判決が最高裁において確定した

この訴訟は、強欲な巨悪の組織JASRAC(日本音楽著作権協会)が2017年に音楽教室で曲が演奏された際に著作権使用料を徴収する方針を示したことに対して、ヤマハ音楽振興会などの音楽教室「音楽教室での演奏については著作権使用料を徴収する権利が無い」ことの確認をもとめて起こしていたものだ。

一審の東京地裁は巨悪の組織JASRACの軍門に下り、教師の演奏にも生徒の演奏にも、いずれについても使用料が発生するなどというJASRACの無茶苦茶な言い分を全面的に認めていた。
だが、少しは良識がある知財高裁は、生徒の演奏には使用料は発生しないと判断した
この高裁の判断に対してあくまでも徹底的に強欲な反社会的組織JASRACは最高裁に上告してたんだけど、今回、少しは良識ある最高裁により上告が退けられたのだ。

一審の東京地裁の判断は、このコーナーでも繰り返し批判している日本の裁判官の劣化の典型的な事例とも言える無茶苦茶な判決だった。
なので、知財高裁の判断は当然だった。当たり前すぎて論評する気も起きないくらい常識的な判断だった。知財高裁は地方裁判所なんかに比べたら知財の専門家なので、少しは理性が働いたのだろう。
そして今回の最高裁も、地裁に比べたら知性があるので、少しは理性が働いたようだ。

(石材店)「少しなんですか?」
(幹事長)「少しだけ、です」


なぜ全面的に評価できないのかと言えば、今回、最高裁が反社会的組織JASRACの巨悪を糾弾したのは、あくまでも生徒の演奏からも使用料を搾取しようとした極悪非道な悪行についてだけであり、生徒向けのレッスン中の教師の演奏行為については、頭の悪い一審の地裁の判断が維持されているからだ。
正義が全面的に勝利した訳ではないのだ。

著作権法には演奏権という権利がある。誰かが作った曲を勝手に演奏して金もうけしてはいけないっていう権利だ。当然の権利だ。
だが、これは曲を演奏する全ての人から金をふんだくってもいいっていう権利ではない。そんな事になれば、自宅で一人でギターやピアノを弾いている全ての国民から金を巻き上げていいって事になる。そんなことはあり得ない。絶対に許されない。
音楽教室での生徒の演奏も、誰かに聞かせることが目的ではなく、あくまでも先生から指導を受けることが目的だ
演奏して金を貰うのではなく、逆に受講料を支払っているのだから、悪の組織JASRACの使用料請求なんて絶対に許されない。

反社会的組織JASRACの横暴については以前から問題になってきた
例えば、ビートルズの曲をピアノやハーモニカで演奏して客に聴かせていたバーの経営者が逮捕され、懲役10月、執行猶予3年の判決を言い渡されたりしている。あまりの無茶苦茶な判決に驚愕した。
JASRACの横暴にも腹が立つが、その判決を出した日本の裁判所のレベルの低さにも呆れかえる
自分の店でビートルズの曲をハーモニカで吹くことが、著作権法違反になるのか?いくらなんでも強欲すぎるんじゃないの?
そのうち、風呂場で鼻歌を歌っただけで料金を徴収されるようになるぞ。イランのスカーフ取り締まり警察と同じような秘密組織が暗躍する社会になるぞ。

今回の裁判で、原告の音楽教室側は「われわれが訴訟を提起した出発点は、音楽を学ぼうとする生徒が楽器を弾けるようになるために行う毎回の練習や、生徒の上達をサポートするために教師がお手本を示すことについてまで著作物使用料が発生するというのは、理にかなったことではなく、社会一般の感覚とあまりにかけ離れているのではないか、との疑問です。真に音楽文化の発展を考えるのであれば、民間の音楽教室における音楽教育の重要性について十分な配慮がなされなければなりません。それが音楽の裾野を広げ、楽曲の利用を拡大することとなり、ひいては権利者のみなさまの利益にかなうこととなるはずです」と述べている。
全くその通りであり、JASRACによる反社会的行為は音楽文化の消滅につながる暴挙だ。

JASRACは文部科学省の出先機関だが、文部科学省がやっている悪行と言えば、ゆとり教育による日本人総白痴化だけではないのだ。
音楽について全く理解していない文部科学省の役人の天下り先にすぎないJASRACなんて解体しなければならない

JASRACは今話題の統一教会より悪質な反社会的組織とも言えよう。統一教会は文部科学省がやる気を出せば解散させる事も可能だが、JASRACは文部科学省の出先機関なので必至になって組織防衛をするだろう。
我々日本国民は一致団結して、今後も継続して巨悪の反社会的組織JASRACと戦い続けていかなければならないのだ。

(2022.10.26)



〜おしまい〜





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