森元首相の失言

〜 失言だと理解していない痴呆老人 〜



失言大魔王の痴呆老人森元首相がまたまたトンでもない発言をした。
ロシアによるウクライナ軍事侵略について「ロシアが負けることはまず考えられない。そういう事態になればもっと大変なことが起きる」「日本はロシアに対して、せっかく積み立ててここまで来ているのに、こんなにウクライナに力を入れていいのか」なんて話した。
痴呆老人森元首相は狂人ボケ老人プーチンと親交があり、日露関係の改善・強化に長年取り組んできたことから、ロシアびいきなんだろう。

痴呆老人森元首相は昨年11月にも、鈴木宗男議員のパーティーで「プーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー氏はまったく何も叱られないのは、どういうことか。ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている」なんてトンチンカンな発言をしている。
これもロシアびいきゆえの発言だろう。

鈴木宗男も長年ロシアと親交を深めてきたことから、痴呆老人森元首相と同様に、岸田首相のウクライナ訪問について地政学的に日本が置かれている状況、国益を考えてのウクライナ訪問なのだろうか。日本にとってロシア、ウクライナ、どちらが重要であろうかよくよく考えてほしいものだ」なんてトンチンカンな話をしている。

こいつらが言っていることは100%間違っている訳ではない。
日本にとってロシアとウクライナとどちらが重要かと言うと、そりゃもちろんロシアだ。ウクライナなんて日本との関係は希薄であり、それほど重要な国ではない。
しかし、問題はそういう事ではない。ロシアとウクライナとどちらが日本にとって重要なのかという問題ではない
問題は、ある国が武力によって他国を侵略しても良いのかどうか、という基本的な事だ。

かつてロシアがウクライナのクリミアに軍事侵略し、クリミアを強引にロシアに併合したとき、ヨーロッパ諸国の反発はイマイチ弱いものだった。一応、軽い制裁は発動したが、ほとんど黙認状態だった。
それはクリミアなんてロシアとウクライナだけの問題であり、「勝手に兄弟喧嘩してたらいいじゃん」ってスタンスだった。
ところが今回のロシアによるウクライナへの本格的な軍事侵略に対しては、本気で反発を示している
なぜなら、ウクライナへの軍事侵略を許せば、次はバルト三国やポーランドが狙われるからだ。
ウクライナへの軍事侵略だけで絶対に終わるという保証があるのなら黙認してもいいけど、絶対にそうはならない。ロシアはかつてのソ連の復活を夢見ているから、旧東欧諸国は全て自分の勢力圏に取り込もうとするだろう。

なので東欧諸国を始めとするヨーロッパ諸国は、かなり本気でロシアに対峙しているのだ。
ロシアに限らない。ロシアによるウクライナ軍事侵略を許したりしたら、中国だって台湾や沖縄に攻めてくるだろう。日本だって狙われるているのだ。
なので、いくらウクライナは日本とあんまり関係ないからと言って、ロシアによるウクライナへの軍事侵略を許せば、将来は日本にも危機が迫ってくる

だからこそ日本政府はロシアによるウクライナ軍事侵略について「不当かつ残虐な侵略戦争」「国際秩序の根幹を揺るがす国際法違反の暴挙」と位置づけてウクライナ支援や対露制裁に取り組んでいるのだ。
岸田首相が言う「ロシアのウクライナ侵略は、国際社会が長きにわたり懸命な努力と犠牲の上に築き上げてきた国際秩序の根幹を脅かす暴挙だ。平和秩序を守り抜くため、G7をはじめとする国際社会が結束し、引き続き断固たる決意で対応することが重要だ」という言葉は、まさにその通りだ。

これくらいの事は幼稚園児でも分かる簡単な事だ。日本はロシアを徹底的に非難し、制裁し、戦わなければならない。
こんな簡単な事をなぜ森元首相は分からないのか?それは森元首相が完全に痴呆老人になっているからだ。

痴呆老人森元首相は昔から失言が多い。例えば
  ・日本の国はまさに天皇を中心としている神の国だ(2000年)
  ・無党派層は選挙には関心がないといって寝てしまってくれればいい(2000年)
  ・女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる(2021年)
  ・杖を突いていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる(2022年)
など数えればキリがない。

なぜか。それは本人に失言だという自覚が無いからだ。自分ではもっともな正論だと思っているからだ。本音なのだ。
もちろん、彼の発言が常に間違っている訳では決してない。正しい部分も多い。

しかし、そういう問題ではない。正しいかどうか、という問題ではない発言が適切かどうか、という問題なのだ。
これは「死刑のはんこ」発言で去年11月に辞任した葉梨康弘法務大臣と同じケースだ。
政治家は本当の事を言ってれば良いってもんではない。いくら正しい事でも言ってはいけない事がある。あんな身もふたもない事をシャアシャアと言うのは政治家としては失格なのだ。

痴呆老人森元首相も、仮に言ってる事は正しいとしても「それを言っちゃあおしまいよ」なのだ。
それでも、そういうボケ老人が路地裏で勝手にご近所さんに文句言ってるのなら構わない。
でも、そんな基本的な事も分からないほどボケまくった痴呆老人が今だに政治家として力を維持しているって事が大問題だ。

(2023.1.27)



〜おしまい〜





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