北海道でスピード違反

〜 有り得ない! 〜



北海度プロゴルファーの杉山が車のスピード違反で逮捕された

(石材店)「ものすごく久しぶりの記事ですね。もうこのコーナーは止めたのかと思いましたよ」
(幹事長)「すみません。すごく忙しかったもので」


前回の記事は6月30日付なので、ちょうど1ヵ月ぶりだ。

(石材店)「もしかして、月末に慌てて書いてませんか?」
(幹事長)「あ、分かった?」


さすがに何も書かない月が生じるのは憚られるので、月末になって慌てて書いているものだ。
何が忙しかったのかと言うと、もちろん7月半ばまで北海道に登山遠征に行ってたからだ。帰ってからも、色々と片付けとか報告とかで忙しかった。
さらに、次の東北遠征も近づいているので、その準備も忙しい。

てな訳で、北海道から帰ってきた私に打って付けの事件が発生した。
プロゴルファーの杉山が北海道でスピード違反で逮捕されたと言うのだ。

杉山は7月7日まで北海道で開催されていた国内男子ツアーの後、27日から開催される国内メジャー日本プロ選手権に出場するために北海道に残っていた。
そして、17日の午後、苫小牧市内の国道276号を乗用車で走行中、制限速度50キロのエリアを時速94キロで運転したとして逮捕されたのだ。

スピード違反したくらいで逮捕までされるのか、と思うが、杉山は「67キロしか出していない」などと容疑を否認したから逮捕されたのだろう。
普通なら素直に「すんませんでした」って言って罰金を払うから、逮捕まではされない。
ただし、44キロもオーバーしたとなると罰金だけでは済まなくなるので、杉山も抵抗しているのだろう。

(石材店)「それが、ことさら論評するような事件なんですか?」
(幹事長)「北海道から帰ってきたばかりの私には異常な事件に思えるのだよ」


何を驚いているのかと言うと、北海道の道では日本の法律が適用されるとは思ってなかったからだ。

登山部の活動の報告記に散々書いたように、自分で車を運転すると分かるが、北海道の道はどこまでも真っすぐに続く広い道路で、交通量もほとんど無いため、まるで高速道路のように走れる
一般車両の平均速度はだいたい80km/時くらいだ
70km/時くらいで走っていると、あっという間に後ろに行列ができる。たいていの車は80km/時で走っているので、こっちもそれくらいの速度で走ると秩序が保たれる。
たまに遅い車もいるが、遅い車の後ろに付くと、たいていの車はすぐに左の方に寄って譲ってくれる。
逆に80km/時で走っていても後ろに迫ってくる車もいる。そういう時は左の方によけると、すぐに追い抜いていく。

何も一部の地域の話ではない。小樽から羊蹄山に行った時も、羊蹄山から日高地方に行ったときも、日高地方から襟裳岬を通って知床に行った時も、知床から宗谷岬に行った時も、宗谷岬からオロロンラインを通って大雪山に行った時も、どこを走っても同じだった。どこを走っても基準のスピードは80km/時くらいだった
唯一、違ったのは、旭川から札幌の近くを通って小樽へ行った時くらいだ。その辺りは北海道でも数少ない比較的交通量が多い地域なので、一般車両の平均速度は6〜70km/時くらいだった。

そういう土地柄なので、北海道でスピード違反で取り締まられるってのに違和感を感じる。しかも、ものすごいスピードなら仕方ないが、たかが94km/時だ。それくらいのスピードで走っている車はいくらでもいる。
しかも、札幌周辺の交通量が多い地域ではない。国道276号線と言えば、支笏湖と苫小牧を結ぶ国道で、私も通った。20kmほど、ほぼ直線の広い道路が延々と続く所だ。
ほとんどの車が80km/時くらい出して走っている。それ以下だと後ろがつかえるからだ。
そんな道でたかが94km/時出しただけで逮捕するなんて、北海道警は一体何を考えているのだろう

もちろん、北海道も日本なので、建前としては日本の法律が適用されるだろう。でも、運用としては、てっきり北海道では実際には日本の法律は適用されないのだと思っていたので、ちょっと意味が分からない。
事情を知らない外地の人間が北海道警のトップに就任して、訳も分からずに杓子定規に法律を適用するようになったのだろうか。
それとも、もしかしたら本当はもっとスピードが出ていたのかもしれない。でも、仮にそうだとしても、北海道でスピード違反の取り締まりをやっているなんて、詐欺みたいなもんだ
一体何がどうなってるのか、真相を知りたいぞ。

(2023.7.31)



〜おしまい〜





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