悪徳弁護士を許すな

〜 犯人と一緒に制裁すべきだ 〜



山口県光市で起きた母子殺害事件の差し戻し審の被告弁護団に対し、橋下弁護士という弁護士がテレビで懲戒請求を煽ったってことで騒ぎになっている。被告弁護団の4人は橋下弁護士に対し、損害賠償を求めて訴訟を起こした。とんでもないことである。

(石材店)「どっちが、ですか?」
(幹事長)「もっちろーん、被告弁護団のアホどもです」


この事件は、8年前に山口県光市で起きたもので、犯人の少年が会社員の若妻を強姦するのを目的に会社員宅に侵入し、若妻の首を絞めて殺害して乱暴したうえ、泣きやまなかった11ヵ月の幼女をも床にたたきつけた上で絞殺したという、人間の仕業とは思えないような、何の弁解もできない残虐非情な事件だ。
日本国民1億3千万人が誰しも、犯人は即刻、死刑にしなければならないと強く憤慨するであろう。憤慨しないのは悪徳弁護士くらいだ。少年とは言っても18歳だし、何の言い訳にもならない。こんな奴を死刑にしないなら、死刑制度の意義が無い。
それなのに、腐りきった日本の裁判所は、一審の山口地裁も二審の広島高裁も、ともに腰抜けぶりを発揮して無期懲役を言い渡してしまった。悪名高い少年法は、18歳になるまでは死刑にできないことになっているが、こいつは犯行時には既に18歳になっていたのだから、この悪法を適用する必要はないのに、引きずられてしまったらしい。
しかし、最後の砦である最高裁は、なんとか司法の良識を示し、二審判決を破棄して差し戻したのだ。問題は、この差し戻し審での審議内容だ。

最高裁は「罪責は誠に重大で、特に斟酌すべき事情がない限り、死刑の選択をするほかない」として差し戻したから、今後、よっぽど被告に有利な事情が新たに出ない限り、死刑を言い渡される公算が大きい。このため、被告弁護団は、作戦を大転換し無茶苦茶な理論を展開し始めたのだ。

一、二審では「配管検査を装って乱暴する女性を物色した」と犯行の計画性を認めているのに、今回は
・「計画性は無く、当日、水道設備業である勤め先の作業着姿で粘着テープやカッターナイフを持って家を出たのは、欠勤を家族に悟られないため」
なんていう苦しい言い訳に変えている。
・被害者の住む社宅を戸別訪問したのは「人と会話して寂しさを紛らせたかったから」
とか、
・被害者方に上がり込んだのは「招き入れられたような状況で思いがけなかった」
とか、もう言い訳にもならない明らかな嘘のオンパレードだ。
そして、これまでは認めていた乱暴目的と殺意までも否定し始めた。
・「亡くなった実母を重ねて甘えた末に、誤って死なせた」
なんていう耳をふさぎたくなるような荒唐無稽な作り話だ。これを被告弁護団は「母胎回帰」だなんて言っている。あまりにも現実離れした戯言だ。さらには、
・犯行後に遠回りしたのは「そばのアパートが怪物に見えたから」
とまで言っている。もう聞くに堪えない不毛な言い訳だ。

このようなあまりにも不自然な作り話は、犯人が一人で考えたものではなく、弁護団と入念に打ち合わせして作り上げたストーリーだ

(幹事長)「弁護士というのは、犯人の側に立って事情を訴えるものだが、あくまでも真実に基づいていなければだめだよ。
       嘘で固めた作り話をでっち上げたら、いかんだろう?」


なぜ被告弁護団が、このような猿芝居を振り付けているのかと言えば、もちろん売名行為である。このような社会の注目を集めた事件で判決をひっくり返すことができたら、知名度アップして何とか罪を軽くして欲しい悪人から注文が殺到するだろう。つまり、金儲けのためである。金儲けのためなら何でもする絵に描いたような悪徳弁護士どもだ。
このような悪徳弁護士どもは、そもそも生きている資格はない。誰かに闇討ちにされればいいと思う。なので、以前から、全国の良識ある市民に対して、これら悪徳弁護士を闇討ちにしろ、と訴え続けているのだけど、誰もやってくれない。せいぜい、時々、銃弾が郵送されているくらいだ。銃弾は銃で撃ち込んでこそ意味があるものであり、郵送したって何の役にも立たないぞ。
なので、今回の事件は、目から鱗が落ちたって感じだ。そうか、その手があったのか、って。

僕は、一方の橋下弁護士という人を知らない。この人がまっとうな人なのか、それとも、彼は彼で売名行為に走っているのか、分からない。僕は基本的に、弁護士は全て悪人だと思っている。弁護士は基本的に、悪者の罪を軽くして金儲けをする奴らだと思っている。あるいは、事件をでっち上げて恐喝まがいに金をふんだくる悪人か。どっちにしても口先だけであぶく銭をかせぐ奴らは嫌いだ。弁護士になろうなんていう人間にロクなのがいるはずがないではないか!
でも、少なくとも、今回、橋下弁護士が言っている事は正しい。彼は「一、二審での主張が上告審以降に変更されたことなどは、弁護士全体の信用を失い、品位を失うべき行為であり、懲戒事由に相当する」と主張しているのだ。まさに、その通りだ。もしかして、この弁護士は珍しくまともなのか?
そして彼は、被告弁護団に対する懲戒請求をテレビ番組で呼びかけたもんだから、多くの国民から被告弁護団に対して懲戒請求が殺到したのだ。被告弁護団は4人いるが、合わせて数千件の請求が来たらしい。当然のことながら、もともと多くの国民が被告および被告弁護団のやり口に怒りを感じていた。しかし、第三者はその怒りを裁判で訴える事ができないから、歯がゆい思いをしていた。そこへ、懲戒請求という方法があることが分かったから、みんなが行動を起こしたのだ。

懲戒請求が殺到した被告弁護団の悪徳弁護士どもは、当然、怒っている。懲戒請求に伴う手間がどれだけのものか知らないけど、結構、迷惑するようだ。そのため、「刑事弁護活動に対する業務妨害だ」と非難して、訴訟を起こしたわけだ。もちろん、業務妨害になったのは嘘ではないだろう。それが目的で国民は行動を起こしたのだから、それでいいのだ。
被告弁護団は「弁明などの対応を余儀なくされて業務に多大な支障が生じたほか、社会的名誉や信用が損なわれた」なんて言ってるが、あいつらに社会的名誉なんてあったのか?こんな極悪人の弁護をして成果を上げれば、そりゃあ悪名は轟いて悪人から注文が殺到するだろうけど、それって社会的名誉なのか?これについては橋下弁護士も「弁護団の社会的評価は以前から低下していた」と主張している。

そもそも、弁護士の地位は揺るぎない。弁護士資格は、禁固以上の刑が確定するなどしない限り剥奪されない。弁護士に対する懲戒処分を行うことができるのは弁護士会だけだ。そのため、懲戒請求も弁護士会に対して行う。しかし、もちろん、弁護士会が身内に対して厳しい処分をするはずがない。明らかな犯罪を犯さない限り、懲戒処分にはならないだろう。そういう意味では、今回のように、いくら多くの国民から懲戒請求が殺到したって、懲戒処分には結びつかないだろう。しかし、こういう事態になれば、弁護士も国民の目を多少は気にせざるを得なくなるのではないだろうか。今後、悪徳弁護士達の行動にも、少しは影響があるのではないだろうか。

橋下弁護士は「世間の風にさらされてこなかった弁護士業界に、市民の意識を反映させる手段は懲戒制度しかない」としているが、まさにその通りだ。これまで悪徳弁護士どもに手を出せない歯がゆさを堪えていた国民は、新たな武器を認識したのだ。
いずれにしても、今回の事件の人間とは思えない極悪非道の悪魔の弁護をする悪徳弁護士どもが、少しは懲りてくれればいいのだが。

(2007.9.28)



〜おしまい〜





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