交通事故を起こすのも男女平等か

〜 犯罪まで真似しなくていいのに 〜



前回、遵法意識の欠落した自己中心的な暴走ばあさんの交通死亡事故について書いたが、今回は女性によるひき逃げ事件だ。
前回の暴走ばあさんは神奈川県だったが、今回は埼玉県上尾市で、ミニバイクの男性をひき逃げして死亡させたとして、トラック運転手の41歳の女が逮捕された。事故は夜ではなく午前11時頃に発生しており、大型トラックが男性のミニバイクに衝突し、バイクに乗っていた男性が頭など打って死亡したのに、トラックは逃げていたというものだ。

周辺の防犯カメラの映像などから分かったらしいが、運転していた女は「バイクと衝突した覚えがない」と容疑を否認しているという。仮に本当に気が付かなかったのだとしても、あまりにも注意が不十分なので、それで免罪される訳ではない。真っ暗な夜ではなく、明るい真っ昼間の事故なんだし。

トラックによるひき逃げ死亡事故ってのは、それほど珍しくはないような気もするが、そのトラックを運転していたのが女だったってのは、あんまり記憶に無い。最初ニュースを見たとき、てっきり犯人は男かと思ってしまった。確かに最近はトラックやバスやタクシーの運転手で女性も多く見かけるようにはなってきた。この世界でも男女平等が少しずつだが進んでいる事を喜ばしく思っていた。でも、ひき逃げまで男の真似をする事はないのになあ、と思う。

と思って調べてみたら、つい4月にも、埼玉県春日部市で74歳の女が運転する車が86歳の女性をひき逃げして逮捕されていた。この事件はやや特殊で、被害女性は他の車にはねられて路上に倒れていたんだけど、それを74歳の女が運転する車が再び轢いてしまい、とどめを刺したっていう事故だ。なので、74歳の女にしてみれば、人が倒れていたのを轢いただけなので、「少しは勘弁してよ」って思うかも知れない。その点では多少、同情の余地はある。しかし、逃げたのは良くない。女は「轢いたのは段ボールだと思っていた」なんて供述しているらしいが、これは100%嘘だろう。人間と段ボールでは轢いた時の感触が全然違う。余りにも見え透いた嘘なので、こんな嘘を平気でつく女に同情する必要は無い

て事で、車の運転に関する男女平等も進んできたが、それにまつわる犯罪も男女平等が進んでいるのかと思うと、ちょっと悲しい。

(2018.6.1)



〜おしまい〜





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