北海道が地震で停電に

〜 これは人災だ! 〜



関西空港を始めとして全国各地で大きな被害をもたらした超強力な台風21号が過ぎ去ったかと思ったら、今度は北海道大地震が発生した。ここ数年、台風や大雨に加えて地震も頻発し、一体、日本列島はどうなってしまったんだろうって思う。

北海道の大地震は山崩れが特徴的で、川のそばや山のそばに住む危険性が改めて思い知らされる。そんな事を言ってると、山間地域では、山に囲まれた狭い盆地の中央に川が流れているから、一体どこに住めば良いのか困ってしまう。

一方、山崩れと並んで大きな被害となったのが停電だ。震源の近くだけでなく、なんと北海道全域が停電するという前代未聞の被害となった。

北海道内の主力電源として、当時、電力需要の半分以上を担っていた苫東厚真火力発電所地震の被害により停止したことが原因だ。電力需要が少ない夜中だったので、苫東厚真火力発電所だけで北海道全域の半分以上の電力供給を賄っていたという事情が大きな要因ではあるが、それにしても震源から遠く離れた地域も含めて北海道全域が停電したというのは、電力系統の需給バランスが崩れてしまったからだ。地震の被害が無くて動き続けていた火力発電所もあったが、電力系統の需給バランスが崩れてしまうと、その悪影響で故障してしまうので、自動的に遮断されるのだ。そのため、当時、動いていた発電所が全て遮断されてしまった。
北海道電力の「みこしを担いでいた人たちの半分が一斉に抜けたような状態になった」という説明が非常に分かりやすい。残った人たちがそのまま担いでいると、彼らも怪我してしまうので、一斉に手放すしかないのだ。 素人の人は、電池に豆電球をつないだようなイメージで、発電所が落ちたらパワーが弱まるだけと思うかも知れないが、電力供給は周波数が極めて重要で、発電所が落ちたらバランスが崩れて周波数が大きく狂い、電力系統が崩壊するし、工場の産業用機器なども故障してしまう。
北海道と本州をつなぐ電力連系線もあるが、北海道内の電力系統が崩壊したために、これも使えなくなった。

そして、ここから重要なんだけど、普通なら、一部の発電所が緊急停止しても他の発電所の供給量を増やして対応できる。今回、地震で停止した苫東厚真火力発電所の出力は大きかったが、実はそれ以上に大きいのに止まったままの発電所がある泊原子力発電所だ。泊原子力発電所は207万kWもあり、苫東厚真火力発電所を上回る大きな発電所だ泊原子力発電所が稼働していれば、大規模停電は避けられただろう

この大きな発電所がなぜ停止しているのかと言えば、知能の低い民主党政権のせいだ。東日本大震災で東京電力の福島原子力発電所が事故で停止した時に、当時の民主党政権が全国の原子力発電所を停止させた何の法的根拠も無く、強圧的な指示で全ての原子力発電所を停止に追い込んだ。なぜそんな事をしたかと言えば、民主党は頭が悪く、まともに思考することができなかったからだ。頭が悪いから、福島の事故にあたふたと右往左往し、訳が分からないまま全ての原子力発電所を超法規的な強権によって停止させたのだ。関西電力や四国電力や九州電力は、その後、自民党政権に戻ってから原子力発電所の再稼働にこぎ着けられたが、気の毒な北海道電力はまだ泊原子力発電所が全て停止したままなのだ。

つまり、今回の大停電は全て民主党政権の責任。当時のキチガイ菅首相が全て悪い。今だに臆面もなく政治家を続けている管元首相や当時の民主党政権のメンバーは、全て逮捕して終身刑にすべきではないか

(2018.9.6)



〜おしまい〜





独り言のメニューへ