武左衛門の真実の姿

 左は、『屏風秘録』です。上大野村から、三之進、武左衛門、鉄五郎、勇之進が召し捕られました。

武左衛門は、国賊から侠農、義農、義民と、時代に応じて評価が変わっていきます。江戸時代末期に安藤儀太夫が信仰の対象となり、武左衛門は悪人とされました。それを日吉村の初代村長井谷正命が地元の伝承をもとに、再評価していくわけです。では、本当の姿はどうだったのでしょう。
 3年領内をまわったというのは伝承ですが、実際の武左衛門も優れた人物だったのです。

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