竹の種類と特徴
オカメザサ
ササの名前がついていますがタケの仲間です。 幹は篭 などの材料に使われています。
また、生け垣やグランドカバーにもよく使われています。ブンゴザサという呼び名もあります。
稈は、密に束生し、株立ちとなる竹である。稈皮は広三角形で早落生。
葉には平行脈間を連結する横脈がない。葉鞘の先には葉耳が発達し、肩毛 がある。東南アジア、マレーシア、インドに約70種あるそうです。
カムロザサ
カムロザサは日本の各地で見られます。黄金色の葉に緑色のすじが入っているのでオウゴンチクともいいます。
オロシマチク
日本の各地でみられ、グランドカバーに使われています。オロシマチクは、葉が扇を広げたようにつき、枝分かれしません。
カンチク
中国生まれのカンチクは、秋にタケノコがでてくるのが特徴です。葉の重みで垂れている姿は柔らかな感じを与えてくれます。
キッコウチク
キッコウチクは幹に亀甲のようなジグザグ模様が入るのが特徴です。
キンメイチク
キンメイチクはキンメイモウソウチクに似ていて、幹が黄色で節ごとに鮮やかな緑色の縦縞がはいります。葉には白いすじがはいります。
キンメイモウソウチク
キンメイモウソウチクは幹が黄色で節ごとにキンメイチクより濃い緑色の縦縞がはいります。葉には白いすじがはいります。九州や四国にみられ、天然記念物に指定されています。
チュウゴクザサ
西日本から中部日本の山に生えているササで、クマザサの親にあたります。冬は葉の縁が枯れて、いわゆる隅取りになって美しいので、よく栽培されています。
クマザサ
庭木として使われるほか、その葉は料理の飾り付けやおにぎりの包みなどに利用されています。冬になると葉の回りだけが枯れて、白い縁どりをした様になります。
クロチク
幹が緑色から黒色になるタケで、和風建築によく合います。この色を生かして、お茶や花の道具の材料に使われ、日本人の生活によく浸透しています。
シホウチク
幹が四角な竹という意味からこの名前がつきまた。冬でも青々とした幹を持ち、竹の中で最も美しいといわれています。細目の葉が垂れ下がる姿も美しく、小さい庭や大きな鉢に向いています。
稈はまばらに直立し、鈍四稜形。稈は2cm内外、節にははじめ逆毛が密生して いるが、後脱落し、下部の節から短刺状の気根を出す。たけのこは秋に出て、竹の皮は早落生、三角状披針形で先端は尖り、葉身部は極めて微小、上部の節は2環状枝は各節から3個ずつ出る。葉は、細い小枝の先に3〜5枚ずつつき、細い披針形 葉耳は発達せず、肩毛は細くて直立する。中国原産の1種があるだけである。
チマキザサ
高さ1〜2mのササの仲間で、花は稲の穂のようにつきます。とても細長い葉はちまきを巻くのに使うので、このような名前がつけられています。
トウチク
ナリヒラダケと姿が似ていますが、もっと枝が多くて、寒さに弱い性質があります。節からでている葉は落ちにくく枯れたまま吊り下がります。白い斑が入ったスズコナリヒラもこの仲間です。
ナリヒラダケ
マダケとメダケのあいのこの様なかんじで、高さは8〜10mになり、風よけのために使われることもあります。比較的小さい庭にもよくあって、枝を切る必要がないので、世話がいりません。
ホウオウチク
葉のついている様子が鳳凰の飛んでいる姿に似ているのでこの名前がつきました。何本も寄り添うように生えているので、大きくなるとりっぱな姿になります 。ホウライチクもこの仲間です。
モウソウチク
モウソウチクは約250年前に中国から日本に入ってきました。タケノコはとてもおいしく、幹は日常品に使われます。寒さに強く北海道でも育ち、高さは5〜10mになります。
ヤダケ
ヤダケは古来から日用品や武器を作る材料として用いられてきました。葉は皮のようにつやがあり姿がとても美しいので和風の家の庭によく使われます。
ホウライチク
稈は、密に束生し、株立ちとなる竹である。稈皮は広三角形で早落生。
葉には平行脈間を連結する横脈がない。葉鞘の先には葉耳が発達し、肩毛がある。東南アジア、マレーシア、インドに約70種ある。