・抜糸まで・


<2004年1月23日>
 手術の翌日。

 「家の者が手術をしたので、付き添いのため休ませて下さい」と会社に電話。・・・嘘じゃないもん。(これが翌日会社で笑いを生む)
 昨夜も少しペレットを食べたが、食欲は戻ってきている。
 そして、喉をゴクゴク鳴らしながら驚くほど水を飲む。
 トイレに行くと まだ きばるものの、オシッコも大量。しかも●が大きくなったような?
 昼前には術後最初の毛繕いをした。喜びのあまり夫に写メール。
 残尿感があるのか 今まで粗相をほとんどしなかった きなこが、あちらこちらで粗相をするので、オシッコ処理に追われる。ホットカーペットはたちまちシミだらけで、きなこ用にバスタオルを大量に下ろした。ちょっと困りつつも嬉しい悲鳴。
 手術をしたところが痛むのか微妙に爪先立ちで、そろりと動いているように見える。
 ただ傷口自体を気にしている様子はない。


<2004年1月23日>
 術後二日目。

 会社に行くと「旦那さん置いて仕事なんか来て大丈夫なん?!」と大騒ぎ。
 「いや、旦那さんやなくてうさぎが・・・」

 きなこは驚くべき回復力を見せた。
 ケージやトイレへの出入りも難なくこなし、よく食べ、よく飲む。

       真剣にトイレ中 



<2004年1月29日>
 術後一週間。
 きなこはすっかり元通りで、とてもご機嫌がいい。後ろに来てプゥプゥ鼻を鳴らしたり、側で長くなって眠ったり・・・そう言えばこんな姿を長い間見ていなかった。
 ずっとしんどい思いをしていたんだなぁ、と痛感。

 通院日だったので病院へ連れて行く。
 「経過はとても良好。来週抜糸しましょう」先生からも太鼓判を押していただいた。


<2004年2月4日>

 手術から一週間と六日。
 トイレできばる事もなくなり、オシッコの色もほとんど正常に戻っている。
 ステンの糸が一本落ちていたので、傷を齧りでもしたのかと驚いてお腹を見たが、どこにも傷はなかった。
 かさぶたと一緒に落ちたのかな?
 相変わらず粗相は続いているものの、そんなのは些細な事。明日の抜糸が待ち遠しい。


<2004年2月5日>
 手術から二週間。
 本当に手術したのかと思うほど元気なきなこの抜糸は、ほんの数十秒で終わった。



           
きなこは粗相も直り、わがまま気まま、元気に過ごしています。
     私も遅まきながら きなこが健康に、快適に過ごせる様、努力を重ねている最中です。