2000年8月の映画のほらあな


「エステサロン/ヴィーナス・ビューティー」、’99仏 8月8日以前

監督:トニー・マーシャル、出演:ナタリー・バイ

なんでこのビデオを借りた?というとわしが好きなナタリー・バイが出てたから。理由は
それだけなの(^^;。ストーリーはよく覚えてないけどエステサロンに勤める40歳の
未婚女性のお話。誰かに会いされたくてしょうがない女性。ところが好きな男には相手に
されず妙な男に付きまとわれる。映画としてはそれほどでもなかったかな?それでも
ナタリー・バイは相変わらずいい女です。彼女を好きになったきっかけと言えばたしか
エリック・ロメールの映画だったかな?それとも「マシーン」っていう囚人と脳が入れ
変わる映画だったか?なんだったか忘れた(^^;。めったに出演している俳優とかで
映画は見ないでたいていはその時見たいテーマを見るんだけどね。珍しい例です(^^;。

「HEART」、’98英 8月8日以前

監督:チャールズ・マクドゥガル、出演:クリストファー・エクルストン、ケイト・ハーディ、リス・エバンス

いきなり女性が血だらけで墓を掘っているシーンから始まる。アメリカのサイコ映画とは
雰囲気が全然違うが、なかなか無気味なシーンである。が、狂気な感じはするけれど
スプラッタというほどでもない。ストーリーはいつも美しい?妻の行動を疑う嫉妬深い夫が
心臓麻痺で倒れることから展開していくんだけど妻がそれほど美貌でもないの(^^;。
ホラーというにもちょっと中途半端だし。わしの評価としてはB級人間ドラマかな?

「ディープ・ブルー」、’99米 8月8日以前

監督:レニー・ハーリン、出演:トーマス・ジェーン、サミュエル・L・ジャクソン

監督のレニー・ハーリンというとたしか女優ジーナ・デイビスの旦那さんでアクション映画
の得意な人です。この映画もよく出来てたように思います。サメを使って病気の特効薬の
研究をしていたのだが、さまざまな不運が重なり実験用のサメが逃げ出してしまう・・・。
そこから先のアクションがなかなかだし、CGも素晴らしいです。中に出てくる主人公?
(誰が主人公か分かりにくい)の若い男がなかなかいい男でかっこよかったです。でも
やっぱりサメが主役のアクションホラーかな?割りと面白かった娯楽作品でした。

「エンド・オブ・デイズ」、’99米 8月8日以前

監督:ピーター・ハイアムズ、出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ガブリエル・バーン、ウド・キア

えーっ?ちょっと勘弁してください・・・ちゅう感じの映画(^^;。とにかくシュワちゃん
の演技が下手すぎ。やっぱり彼はもっと本格的アクション映画かコメディ向けのような気がする。
ストーリーはというと悪魔と悪魔の復活を阻止する人との戦いです。シュワちゃん以外の人の
演技がまともなのでよけいシュワちゃん孤立無援(^^;。なんかそれが気になっちゃって
感情移入が出来ませんでした。違う人が主役ならもっとまともな映画になったかもしれないのに。
あとラストのシーンは「エコエコアザラク」の最初のやつか2に似ていました。ありきたりすぎ。

「ファイトクラブ」、’99米 8月8日以前

監督:デビッド・フィンチャー、出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム・カーター

「セブン」のデビッド・フィンチャー監督作品。いやストーリーよりも映像がなんだか好きだった。
ああいうアングルで撮れるようになったから技術も進歩してますよね。鬱屈した青年があるとき
飛行機で知り合った男と一緒にファイトクラブという殴り合いのクラブを作るのだが・・・。
ストーリーも落ちもそんなに悪くなかったです。落ちが分かるとつまらなくなるのであんまり
書けないんだけどここ最近見た映画ではディープブルーと並んで面白かったかも。

「蛇女」、’99日 8月8日以前

監督:?、出演:佐伯日菜子

なかなか無気味で気色悪かったです。ちょっとシュールな感じの日本的な怪談映画。
やっぱり佐伯日菜子はホラー映画がお似合いですね。エコエコアザラクが一番好き
だけどこの映画も悪くなかった。モデルの女性がある日、研究所のモデルになり
そこで知り合った男と親しくなるのだが・・・。オカルトというより幻覚が生んだ
無気味な映像がなんとも言えないです。やっぱり日本のホラーが一番怖いかも。

「M:I−2」、’2000米 8月18日

監督:ジョン・ウー、出演:トム・クルーズ、タンディ・ニュートン、アンソニー・ホプキンス

久々の映画館。いやー、面白かったです。派手なアクションはアメリカ版ジェームズ・ボンド?
ストーリーは単純。盗まれた殺人ウィルスとその治療薬を取り返すお話。冒頭から見せてくれ
ました。最初の断崖絶壁のシーンは高所恐怖症のわしにとっては鳥肌もんでしたが、その断崖
絶壁を登るのがバカンスっていうんだから趣味が悪い(笑)。例によって全編派手なアクション
が続きます。でもちょっとはらはらどきどき度が淋しかった。なんだか感情移入しているにもか
かわらず、ちょっと出来すぎてましたし、落ちがつまんな過ぎ。カッコイーんだけど惜しいなー。

「スリーピー・ホロウ」、’99米 8月29日

監督:ティム・バートン、出演:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ、
ミランダ・リチャードソン、クリストファー・リー、クリストファー・ウォーケン。リサ・マリー

わしの中では久々にヒットのオカルトホラーミステリです。オカルトとミステリがかみ合った
なかなか優れものの作品。さすがティム・バートン。しかもキャストも「マーズ・アタック」
ほどではないにしてもなかなか豪華っす。ちょい役でクリストファー・リーなんかが出てくる
のがホラーファンには楽しいです。まー、ストーリーはというと古い首なし騎士伝説をモチーフ
にしているわけですが、オリジナルなストーリーになってます(たぶん(^^;)。カラーなん
だけど全編モノトーンな雰囲気の映像もなかなかよかったし、出てくる小道具も面白い。ちょっと
テリー・ギリアムの「未来世紀ブラジル」とかを思い出しました。

「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」、’99米 8月29日

監督:マイケル・アブテッド、出演:ピアーズ・ブロスナン、ソフィー・マルソー、
デニス・リチャーズ、ロバート・カーライル

相変わらずの007シリーズ。ピアース・ブロスナンはいつもながらカッコイイっす。
ただちょっと前に見た似たような作品の「M:I−2」と比べるとちょっと淋しかった。
もうちょっとアクションシーンが多かったら楽しかったのに。やっぱりこの映画の楽しみは
小道具とアクション。あと女優(笑)。気になったのはソフィー・マルソーの相手をした
ロバート・カーライルの背が低くてアンバランスだったこと。その辺ももっとうまい配役を
してほしかった。いや演技とかは問題ないと思うんだよね。でもあのソフィー・マルソーが
あんな役をするようになったとは時代も変わったにゃー。

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