98年12月の映画のほらあな


「リング」、’98日本 12月18日

監督:中田秀夫、原作:鈴木光司、出演:松嶋菜々子、真田広之、中谷美紀

「女優霊」の監督だけあってなかなか怖い。ストーリーはわかっているのでどんなものかと思った。
呪いのビデオテープの話です。観たものは1週間で死ぬんです。死なないために必死なんです。。。
効果音を時々使うくらいであんまり音を使ってない淡々とした描写はけっこう好きです。でも「女優霊」
のほうがずっと怖かった気がするのは気のせいでしょうか?やっぱり一番怖いのはラストのシーン。
本物が出てるって話だったけどどうもわしにはわかりませんでした。霊感の強い人じゃないと見えな
い程度じゃないのかな?コマ送りにしたけどはっきりしなかった。こういう映画に付き物のこじ付け
のような気がしないでもないのだった。

「らせん」、’98日本 12月18日

監督:飯田穣治、原作:鈴木光司、出演:佐藤浩市、真田宏之、中谷美紀

ホラー度では「リング」にはるかに劣るけど原作を読んでないのでわりあい面白かった。読んだ人には
評判悪いみたいけど。もちろんリングの続きです。佐藤浩市が解剖するのは「リング」で死んだ同級生の
真田宏之だった。彼は解剖の途中、妙な幻覚をみる。その後呪いのビデオがこの事件に絡んでいること
を知る。アイデアは斬新で悪くないです。でも恐怖の対象って正体がわかると怖さが半減するのです。
たとえその正体に対して何も出来なくても。。。現実だと凄く怖いんだろうけどね。

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