99年11月の映画のほらあな


「39 刑法第三十九条」、’99日 11月10日

監督:森田芳光、出演:鈴木京香、堤真一

猟奇的夫婦殺人事件の容疑者が捕まる。その犯人の言動がおかしいことで精神鑑定をする
ことに。精神鑑定で心神喪失のため無実という刑法第三十九条が適用されようとしていた。
ところがそのことに疑問を持つものが2人いた。1人は捜査している刑事、もう1人は精
神鑑定の助手を務めていた女性だった。僅かな手がかりにより彼女と刑事がそれぞれ単独で
調査を勧めていくのだが・・・。日本映画の法廷物でこんなに面白く感じたのは久しぶり・・・
というか今まで日本映画で見た法廷物って「12人の優しい日本人」くらいか(^^;。
何を隠そう鈴木京香のファンなんですが、一見のほほんとしたキャラはいい感じでした。
でもTVシリーズの「ケイゾク」の中谷美紀とちょっとキャラがダブって見えたっす。

「シックス・センス」、’99米 11月10日

監督:M・ナイト・シャラマン、出演:ブルース・ウィリス、ハーリ・ジョエル・オスメント
トニ・コレット、オリビア・ウィリアムス

うおーーーー、これは見なきゃいけません。すべての映画ファンにお勧めします(大げさ)。
一応プロローグでシックス・センスの秘密は誰にも話してはいけませんとブルース・ウィリス
からメッセージがあったので(笑)ストーリーには触れないことにします。が、一応オカルト
ホラーだということはばらしてもいいと思います。ちょっとドキッとするシーンとかあったり
しますが、ホラー好きのわしとしてはホラー度はまあまあ。それよりもストーリー!ううっ。
言いたくてたまらないけど黙っておきます(^^;。でも結構引き込まれてみてたので見てた
ときは気づかなかったけど、あとでよくよく考えると本なんかではこういう落ちは読んだこと
ある気がしたし、いろいろ疑問が浮かんだりもするんだけど四角い映画館の中ではそんなもの
ささいな出来事でした(笑)。とにかく皆様、ぜひぜひ映画館に足を運ぶことをお勧めします。

「吸血鬼ボボラカ」、’45米 11月16日

監督:マーク・ロブソン、出演:ボリス・カーロフ、エレン・アンドリュー

ちぇっ。面白かったんだけど・・・。バルカン戦争のころ謎の奇病が蔓延する。その隊での
指導者が近くの島に埋葬された妻の墓に向かうのだが、その島で伝染病による死者がでる。
仕方なくその島は閉鎖されるのだが・・・。伝説をもとにした?スリラーでした。B級です
がわしはなかなかよく出来ていたように思います。ただ邦題がなんで吸血鬼ボボラカなんだ?

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