地域でともに暮らす −グループホームのこれからー
以下は、<私的メモ>なので、ご笑覧ください。
日時:2001年10月1日(月)9時〜12時
場所:県庁ホールっていうのかな? ステージあり
講師:岡山県立大学保健福祉学部の先生(他県の某コロニーに長年勤務されたらしい)
知人に教えてもらって、この講演を聞くチャンスを得た。そもそも、市町の知的障害者福祉担当職員の研修会であるのかな? でも、「公開」されていて、養護学校の保護者さんには、案内がまわったとの事。市内小・中学校の障害児学級の親には、まわらず。
実は、後半から入場した。前半では、歴史的なことの話だったらしい。
後半は、現状。走り書きにメモした程度のことですが・・・
日本では、こういう福祉行政に携わる地方公務員、専門家ではない。大体が、色々廻る事務屋。だから、国が決めたことを、そのままやっていくしかない。先進的な国では、「ケースワーカー」等の地位が確立されていて、実際を知っている人が、行政にもあたっている。
「グループホーム」始めるにあたり、大蔵省は頭がよかった・・・一番安上がりで、安全にできる要件をつけた。「バックアップ施設(入所施設等)が必要」「4人に1人の世話人」「重度加算は、4人共重度だと2人の世話人(1人重度ならば、4分の1の給与のパート)」
世話人さんの給与は、公が出してくれるが、他の、家賃や生活費は居住者が出す、という感じ。
したがって、ちょっと前までは、居住者は、就労していないといけなかったが(「年金+給与」の金を出すということか)、昨今、その条件は緩和された。とはいっても、金を余分に出してくれるわけではない・・・
家賃の補助は欲しいところ。外国では結構してくれているとか。
グループホーム入居者の入居前の生活の場は、入所施設49%、通勤寮20%、家庭29%、その他2%
「家庭から通所施設に通う」が、「グループホームから通所施設に通う」になるように。
あと、もらった資料、興味深かったので・・・。
区分 |
委譲前 | 委譲後 |
[障害児関係] |
||
施設サービス | 県 | 県 |
在宅サービス デイサービス |
市町 | 市町 |
ホームヘルプサービス | 市町 | 市町 |
ショートステイ | 県 | 市町 |
[知的障害者関係] |
||
施設サービス | 県、市 | 市町 |
在宅サービス デイサービス |
市町 | 市町 |
ホームヘルプサービス | 市町 | 市町 |
ショートステイ | 県、中核市 | 市町 |
グループホーム | 県、市 | 市町 |