テーマ中学1年生 〜充実した中学生活始まる〜

「さて、中学生活もそろそろ慣れてきたかな?」

「うん。1Dでの勉強も、1Cでクラスのみんなと過ごす時間もしっかり頑張ってるよ!」

「そうだね。なんせ、陽子は『中学校』『制服』って言うことばを出すと、ホント嬉しそうだし、逆に、わがまま言ってるときにこのことばを使うと、賢くなるもんね。」

「ふふ〜ん。先生もいろんなこと勉強させてくれるし、友達とも楽しく頑張ってるから、なんか、私も寝ていられないし、もっと頑張ろうって素直に思えるんだよね。」

「1Dでの勉強も、もう一人の友達と先生で和気あいあい、楽しく、しっかりやってるよね。中学校は教科担任制だから、1D担当の2人の先生以外にも、勉強を教えてくれる先生がいて、先生方がスクラム組んであなた達の教育を支えて下さってるんだよね。親としては、ほんとに感謝しています!だから、なおさら、居眠りしてたら罰が当たるわよ!」

「もう!相変わらずの、教育ママやな!うちの学校は、古〜い学校だからエレベーターもないし、私は1階での勉強で、特に4階の音楽室に行けないのが始めちょっと残念だったけど、1Cでは英語の授業を一緒に受けて、毎回英語の歌も楽しんでるし、1Dと1Cは隣同士の教室だから、いつもみんなと一緒にいる感じだから、何てことないや。」

「春の遠足や、はや終わった運動会でも、1Cの友達がたくさん、陽子の車椅子を押してくれたよね。中学生にもなれば、みんな大人っぽくなって口数も少なくなるけど、優しさは変わらないね。」

「うん。3年生のお姉さんやお兄さんも優しいよ!」

「そうね。よく声をかけてくれたりするね。5月から始めた『YOKOのおしゃべり広場』の『おしゃべり箱』にも陽子に関する質問や元気をくれるメッセージをよく入れてくれてるね。」

「お母ちゃんたら、『良いこと思いついた!』って言ったかと思ったら、校長先生に許可もらって、学校の玄関入ってすぐの壁に私からのいろんな情報発信できるボードをかけたんだよ。『おしゃべり広場』の内容や私への質問も投函できる『おしゃべり箱』も一緒にね。」

「最初は、1Cの友達が陽子の車椅子を押してくれたお礼を伝えたい。それから、押し方も、他の友達に知らせたいと思った訳よ。そしたら、いろいろ欲が出てきて、『おしゃべり箱』付けてみようかなって。でも、してみてよかったよ。みんなが何気なく読んでくれて、陽子のこと、ちょっとでも知ってもらえたらね。」

「タマに、いいこと思いつくね!」

「『タマに』とは何?!『タマに』とは!(激!)」