丸山議員の戦争発言その２

ＮＨＫから国民を守る党に所属する丸山衆院議員が、韓国が不法占拠する島根県の竹島について「戦争で取り返すしかないんじゃないですか？」とツイッターに投稿し、問題になっている。
丸山議員は以前、戦争による北方領土の奪還論に言及して批判の嵐にさらされ、所属していた日本維新の会を除名され、野党からは議員辞職勧告決議案が提出された。
そして今度は竹島について同じような意見を述べて批判されているのだ。

前回の騒ぎで、丸山議員は日本維新の会を除名されたため、今はＮＨＫから国民を守る党に入党している。ＮＨＫから国民を守る党ってのは、れいわ新撰組と同じく、泡沫政党と言うかハナクソみたいな政党であり、れいわ新選組や社民党と同様に、こなな政党が議席を獲得すること自体が民主主義の末期的な症状なんだけど、誰でも良いから来る者は拒まずっていうスタンスだから丸山議員も受け入れたのだ。
前回の騒動で丸山議員を除名した日本維新の会と違って、ＮＨＫから国民を守る党ってのは、理念もクソも無いどうでもいいような政党だから、所属議員が何を言ったっておとがめ無しで、丸山議員の発言についても問題視していない。だが、そもそも今回の丸山議員の発言は、何か問題があるとでも言うのだろうか。

竹島は日本の固有の領土だが、戦後のドサクサに紛れて韓国が不法占拠している。日本としては韓国に対して返還しろと言ってるのだが、戦後何十年経っても日本に対して何だかんだとイチャモンを付けて金ばかり要求する薄汚い欲深い韓国が、不法占拠している竹島を日本に帰すはずがない。絶対にない。いくら日本政府が韓国に対して返還しろと言っても、口で言うだけでは返還するはずがない。交渉で返ってくるはずがない。
韓国の国会議員なんかが竹島を訪問すると、日本の外務省は「竹島が日本の固有の領土である事実に照らして到底受け入れられず、極めて遺憾だ」なんて言って韓国側に再発防止を求めているが、薄汚い欲深の韓国が言うことをきくはずがない。なので、もし本気で返還を望んでいるのなら、戦争くらいでしか返してもらえる術はない。

前回も批判の先頭に立っていた民主党なんかは、今回も必死で丸山議員を批判しているが、彼らは竹島を取り戻そうという気持ちが無いのだろうか。民主党や朝日新聞はなぜ何十年も竹島を不法占拠している韓国を批判しないで、丸山議員の批判ばかりしているのだろうか。それは彼らが中国や韓国の手先の反日売国奴だからだ。彼らは竹島や尖閣諸島が韓国や中国の領土になってもいいと思っているのだ。
独善的で自己中心的な民主党の批判は、まさに言論の自由の否定であり、民主主義の否定だ。政府批判を一切許さない中国や戦前の日本と全く同じだ。
国会は様々な議論をする場所であり、国会議員には様々な議論をする役目がある。それなのに、キチガイみたいに丸山議員を批判するのは、全くおかしな事態だ。

前回も書いたが、丸山議員は元々態度が悪く、人間の出来ていない傍若無人な若造なので、個人的には大嫌いなので、本当はあんな奴を擁護したくないのだが、言ってる事自体はまともな事だ。
今、日本国民で「交渉を続けていれば、そのうち韓国が竹島を返してくれるだろう」なんて無邪気な幻想を抱いている脳天気な人はいるだろうか。
「交渉を続けていれば、そのうちロシアは北方領土を返してくれるだろう」とか「そのうち中国は尖閣諸島へ侵攻する野望を捨ててくれるだろう」なんて無邪気に信じている脳天気な人がいないように、韓国が竹島を返してくれるなんて信じている人はいないだろう。もし本気で竹島を返して欲しいのなら、戦争で取り戻すしかあり得ないのだ。

今回の発言に関して丸山議員は、「問題提起であって憲法上も法律上もなんら問題ない。言論封殺の圧力には屈しない」、「むしろ、これまで決定権や交渉権をもつ歴代政治家は竹島について何をしてきたのか、そしてこれからどうするのかすら具体的に語らず、国会は自衛隊機にレーザー照射されても竹島での軍事訓練や韓国議員が上陸する事態になっても非難決議の話すら出ない」と言ってるが、全くその通りだ。

頭が硬直した思考停止型の人達は「憲法９条で戦争放棄をうたっているから、国会議員は憲法を守らなければいけない」ってバカの一つ覚えみたいに連呼するが、何も今すぐ戦争しようって言ってるのではない。あくまでも硬直した現実をどうするのか問題提議をしただけだ。
そもそも、占領軍に押しつけられてクソ憲法を後生大事に守っている事自体が、あまりにも呑気すぎる。そんな事で中国やロシアと渡り合えると思ってるんだろうか。
もちろん、当然ながら政府は、ロシアや中国との戦争はいつでも起こりうるとの認識で様々なシミュレーションをしている。もちろん韓国や北朝鮮との戦争だって想定している。核武装だって研究している。当たり前だ。それが政府の役割だ。「何も考えていません」では話にならない。

（２０１９．９．１１）

〜おしまい〜

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