ＮＨＫはロシアの手先か？

ＮＨＫの教育テレビでは以前からロシア語の語学番組「ロシアゴスキー」てのをやっていた。

（石材店）「ほんまですかっ？」
（幹事長）「みんな知らんやろ？」

もちろん、番組のタイトルは「ロシア語好き」てのとロシアの名前で一般的な「〇〇スキー」てのをかけた恥ずかしいダジャレである。
私はロシア語についてはほとんど何の素養も無いが、国際紛争オタクなので番組の存在については知っていた。
で、先日来のロシアによるウクライナ軍事侵略を受けて、番組がどのように変わっているのか試しに見てみた。
そして驚いた。なんと、ウクライナへの軍事侵略なんて無かったのごとく、呑気に「サンクトペテルブルクを食べつくす」なんてグルメ番組をやっていた。
あまりの能天気ぶりに驚愕した。

ロシアがウクライナに軍事侵略したからと言って、直ちにロシア語の番組なんか止めてしまえ、なんて短絡的な事は言わない。むしろロシア語を理解する必要性は増しているとも言えるからだ。
しかし、ウクライナへの軍事侵略を念頭と言うか前提に番組内容を変えるべきだと思うのに、よりによって「サンクトペテルブルクを食べつくす」だなんて、まさに今ロシアがウクライナを食べつくそうとしているのに、冗談にもほどがある。
れいわ新選組や日本共産党と共に、遂にＮＨＫもロシアの手先に成り下がったのだろうか。

（幹事長）「どう思う？」
（石材店）「さすがに、そうは思いませんね」

確かに、調べてみたら、ＮＨＫに特に悪気は無かったようで、今年度は過去の放送を再放送しているだけと分かった。
そして驚いた。番組が３月で打ち切られるらしいのだ。これは逆に反ロシア感情を受けたものだろうか。

と思ったら、それも間違いで、以前から番組の打ち切りは決定したようだ。
理由は、単に視聴者のニーズが無くなってきたからだそうだ。
ＮＨＫラジオ第二で放送しているロシア語講座「まいにちロシア語」は継続するそうだが、今回のウクライナへの軍事侵略の以前からロシアに対する関心は低下していたってことだ。
ま、そらそうだろうなあ。ロシアなんて悪い事するだけで何の魅力も無い国だもんなあ。

（２０２２．３．１０）

〜おしまい〜

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