ニューギニアの料理


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 今回の旅行前に読んだガイドブックには、ニューギニアで日本食を期待しても先ず不可能。大抵の場合現地食である。現地食は、脂っこいので胃腸の弱い人は注意しなければならない。と、あった。
 そこで、私たちは、アルファ米のインスタントご飯やインスタント味噌汁などを買い込んでいった。ところがどうして、ホテルでは、現地食など出すところはなかったのである。
 現地人が現に食べている本当の現地食は、一般の日本人旅行者が食べれるようなものではない。とのことであった。基本的に調味料は使わない。なんでも一緒に煮てしまう。といったもののようである。
 ホテルの食事は、一般にオーストラリア系のようである。
 我々の食事は、添乗員さんの機転で、現地で出来る料理の中から、日本人向けのものを選んで戴いていたから、全く抵抗無く食べられたのである。
 ケビエン第一夜の夕食が、2時間遅れて、8時半に始まっても、10時過ぎまでかかったのは、添乗員さんの配慮から、すごく豪華なロブスター料理が出て、殻付で食べにくかったけど、掛けたソースがとても美味しかったからである。
 添乗員さんが、適当に日本人向けにアレンジするから、結局、オーストラリア風の料理とはどんなものか判らずじまいであったが、昼食に、フライドポテトと魚の焼き物が出たとき、これにコカコーラが出れば、オーストラリア風料理だと説明を受けた。

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