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                        【もうひとつのTDE】  

(体験談2000年10月号)
超能力レポート・パート26


【エネ遊びin北海道2nd、7月は暑かった!】
「ああ〜、終わってしまった…!」。今回の『エネ遊び』の体験談は、どなたか会員さんが報告してくれるだろうと信じて書くまいと思っていたのですが、考えていた以上に我々にとっては内容が濃く、しかもいろいろな出来事があったのでちょっとだけご報告します。

今回もエネ遊びを始める前から、実施会場の件・『ダブルパワー調整』の場所の件等で最後の最後までゴタゴタし、決してスムーズには事が運ばなかったのです。そんな事もなんとかクリアして、台風6号の真っ只中を千歳空港ヘと向かったのでした。

千歳空港に着いてみると思いも掛けぬ会員さんの出迎えがあり、さっそく大通公園のビアガーデンで大阪からわざわざ参加した“元イタ飯屋のコック”石尾くんも加わって前夜祭が始まる。そしていつもの美人女将のいる割烹『きらく』で2次会。さすがに今回は翌日に『ダブルパワー調整』が控えていたので前回ほどは飲みませんでしたが、懐かしい会員さん等の顔を見て、心の故郷に帰って来たような心持ちでした。

今回の『ダブルパワー調整』には、実は特別なゲストが来ることになっていた。北海道へ旅発つ2週間ほど前に八木橋くんから電話が入る。
「玉川さん、実は僕らのW調整を見学したいっていう人がいるんだけど…どうですか?」
「えっ?誰なの」
「ほら、例の3月の『エネ遊び』にも参加していた、旭川に住んでいる会員番号4番のMさんなんですけど…」
「でも…、見てどうするの?調整師でもないし…、俺はイヤだよ」
「いえね、Mさんは別に調整なんて興味ないって言ってるんですが」
「…、それじゃぁどうして…?」
「“どうやら会長が見たがってるらしいから”って…、」
「…?それって、Mさんの目をとおして会長が見るって意味…」
「だと思いますが…。会長にテレパシーでそう頼まれたんじゃないですか…」
「テ、テレパシーって…」

という訳のわかったようなわからないような話があって、その頃の会長は体調がおもわしくないのを聞いていた我々は、「会長が…」というその一言で結局その申し出を承諾するのでした。

このMさんとお会いするのは初めてではなく、我々が3月におこなった第1回の『エネ遊びin札幌』にも参加されていて、『エネ遊び』が始まる前に演壇に立っている我々の所へ一番うしろの席からやってきて、「わたし、こういうものですが、なにかお手伝いできることがあれば言ってください」と名刺のようなものを胸ポケットから出して見せてくれるのであった。てっきり私は名詞を渡されるのかと思って、「そんな営業マンのように名詞を出されても…」と思って相手の手にした名刺大のカードを見ると、なんとそこにはPH会の会員証が握られていた。「ん…?」とよく見ると、そこには会員番号00004と印刷されていてビックリしたことを覚えている。

八木橋くんがしきりに、「玉川さん会員番号が4番だなんて、そんな人がまだ残っていたんだなぁ…。凄いね。あっ、ひょっとしたらあの人が例の『PHつれづれ草』を書いた“松村康平”さんじゃないですかねぇ〜?なんでもこの人は何人か存在していて交代で書いているという噂や、ゴースト・ライターらしき人がいて、交代で書かせたものを編集しているらしいという噂もありましたから…」と感激してしゃべっていた。

※その後、八木橋くんが何度もMさんに直接尋ねるが、それに関しては「いつか教える」と言ったきり、いまだに否定も肯定もしてくれないのです。だから今では我々も敢えて聞こうとはしないし、いまだに謎の人物のままです。

そのMさんは旭川に住んでいるらしく、3月の『エネ遊び』の後、八木橋くんとは電話で何度か親交があったようだが、この時まで私は会話を交わした覚えがなく、私にとっては得体の知れない不思議な人物であった。

翌日は午前9時半から『ダブルパワー調整』(調整法体験会)が始まる。2時間で10人というハードな内容なので、電話予約の時点でお名前と生年月日をお聞きして、八木橋くんが調整すべき部位を一人一人遠隔で探り、クライアントリストに書き出していたので大変助かりました。まずは八木橋くんが会員さんとお話をして、その調整すべき部位に間違いが無いか確認し、次に名古屋の田邊さん(第5期調整師)が一人ずつトリートメントし、私が指摘された部位を調整及びエネルギーの封入をする。そして最後にまた八木橋くんがエネルギーを確認する。という手順でなんとか10名の方(センスの良い素敵な部屋を提供してくれた会員Tさんにもお礼の調整をしたので11名)を調整することができました。

この間、我々は例のMさんにズ〜っと見られていたので、いつになく緊張していました。そして全員の『W調整』が終わった後で、「よければ私にあなたたちをトリートメントさせてもらえないかい?」とMさんに言われ、八木橋くん、私、田邊さんの順番で受けることになる。

その後八木橋くんと話し合ったのだが、どうやら我々はトリートメントされたのではなく、スキャンされた(調べられた)ような感じがしてならないのである。というのは、我々二人におこなったトリートメントと最後にやった田邊さんのとはエネルギーが全然違っていることを肌で感じていたからである。確かに田邊さんにはちゃんと普通のトリートメントをしているようなのだが、我々のは…ち・が・う…。

我々には何かあるんだろうか?会長は何を知りたいのだろう?Mさんは会長とテレパシーで会話できるらしいけど、それって本当なのだろうか?

そんな事を考える時間も残っていなくて、足早に『エネ遊び』の会場へと向かう。午後1時からのエネ遊び、今度は私が進行役を勤める。今回のテーマは『降神の術・軽神の術』である。会場のあちこちで「おお〜!」という歓声と、拍手の音が聞こえてくる。大成功である。“やってよかった”と胸を撫で下ろす。

エネルギーの効果を実際に目で見るには一番わかりやすい技術だし、リクエストも一番多かったのです。私にとっては大阪講演会で何度も飽きるほどやった内容なのですが、北海道という遠隔地であるが為に東京・大阪での講演会に参加できない会員さん達の新鮮な驚きに触れて、初心を忘れかけていた自分に少し反省させられたりしました。

今回の『エネ遊び』には大阪から特別ゲストを招待していました。関西では優れた能力者として有名なベテラン美人会員のTさんです。しかも、このTさんがまた濃い…。Tさんが会場に来るや否や会場が「パッ!」と一瞬明るくなったようなそんな雰囲気を持った素敵な女性のせいか、会場のエネルギーも沸点に達するかのように高まっていました。

そんな濃いエネルギーに包まれた会場での『エネ遊び』も終盤に入り、ゲストの方々を交えて屋台方式でのエネ遊びが始まる。そうそう、Tさんには3月の『エネ遊び』の時に“集団遠トリ”をやっていただき、その方が今回ゲストで来るとお知らせしてあったので、会員さんたちもTさんの美しさ(能力)にあこがれ、Tさんの周りにばかり人だかりができていました。

今回も満足はしていないもののなんとか無事に2回目の『エネ遊び』を終えることができた…。「ほっ…」。

この後は前回同様、『サッポロビール苑』での打ち上げ、そして2次会へと怒涛のようになだれ込んでいくのでした。しかし、楽しい時間というものは「あっ」という間に過ぎ去ってしまうものである。今日一日は、時計を早回しにしたように短く感じられる…。

解散後、ホテルの一室で反省会。特に今回特別ゲストとしてご招待したTさんを交えての反省会だけにその内容の濃かったこと…。Tさんが「あのなぁ〜、手の指があるやろ。指先からエネルギーを出すと5本が5本とも違うエネルギーが出るの知ってるか?ほんでな、5本いっぺんに出すとまたエネルギーが変わるねん」と言いだしみんなで「ほんとだ、ほんとだ」と試す。そして今度は「むかぁ〜しなぁ〜、『付神の術(ふしんのすべ)』っていうエネルギーがあってなぁ〜、これがなかなかええのんや。みんなよかったらやったろか?」と次々出てくる玉手箱のような会話と技に我々は「ワイワイ、キャーキャー」言いながら夜も遅いホテルの一室で騒いでいました。

しかし、遊んでばかりいたわけではなくて、「『W調整』はもっと一人一人時間を掛けてやりたかったネ」とか、「エネ遊びは2回目なので少し我々がだらけていたのでは…」とかいろいろありましたが、その反省材料は次回の『エネ遊び』で生かすことにして、楽しくてそしてハードな2日間は短い札幌の夏とともに終わってしまいました。(しかし、避暑に来たつもりがこんなに札幌が暑いとは…)

【二股ラヂウム温泉は遠かった…!】

翌朝、ホテルでの朝食を終え、大阪へ帰るTさんとお別れし、八木橋くんの車に田邊さん・石尾君・私の3人が同乗させてもらい『アビエルト』で紹介された、おしゃまんべ長万部にある『二股ラヂウム温泉』へと道央自動車道を走りつづける。雲一つ無いまさに日本晴れであった。しかし、暑い…。途中、トイレ休憩を兼ねて『中山峠』で名物の『揚げいも』を食べることにする。私が『揚げいも』を買って帰ってくると、八木橋くんと石尾君が屋台のそばで掌を下に向けてなにかやっていた。

「なにやってんの?」
「玉川さん、ほらここ…。エネルギーが凄いんだけど…。どうやらここの神さ
んみたい…」「激しいね〜、手が痛い!」 
「あまり歓迎されていないみたい…」
ということで早々とドライブインを退散し、一路温泉をめざして車を走らせる。出発してから2時間程経った頃に、「この辺りで半分くらいかな…」と八木橋くん。一同「……」。

3時間も走り続けたであろうか、海の見える自動車道を走っていると、助手席に座っていた私は時々腕や頭が瞬間的に痺れを感じるようになっていた。「ハッ」と横を見ると必ず神社か寺院が建っている。八木橋くんはそんな私をだいぶ前から観察していたようでニヤニヤしていた。

「玉川さん、凄いですね〜。そんなに敏感になるなんて」
「どうしてわかるんだろう?あっ、またあった…」と何度かそれを繰り返しているうちに、「あそこは神さん居ないナ…」と口に出したら、「ああ、玉川さん。神さんが居るか居ないかまでわかるのなら間違いない、本物だわ…。確かにあそこには神さん居ませんね」と、何故か敏感になっている私でした。しかしこの感覚は今日だけのような気もするのだが…。

そして札幌を出発してから約4時間(180km)も走りつづけた頃、やっと待望の長万部『二股ラヂウム温泉』にたどり着く。その湯治場は山奥に、そっと一軒だけ社会から忘れ去られたように寂しく建っていた。しかも古い…。体当たりでもしようものなら倒れても不思議ではないほど傾いてかろうじて建っていた。

さっそく入浴料\1,000を払い、前をタオルで押さえ(勇敢にも田邊さんはバスタオルを身体に巻いて)、いざ目的の露天風呂(混浴)へ、「GO!」。「……」。 そこにはくたびれた中年のオッサンが二人とその子供らしき童が二人…。“まっいいか!”

八木橋くんから「二股はいいよ〜。凄いよ〜。」と何度も聞いていたのだが、想像以上に自然環境が良く、しかも露天風呂は湯華で盛り上がった小山の天辺に穴を堀たもの。まさに仙人の隠れ湯のようであった。帰りに手にしたパンフレット(資料参照)に『湯治で2週間以上泊まられて良化の兆候がない場合全額返金いたします』(二股ラヂウム温泉社長より)と書いてあるのも気に入った。

八木橋くんがしきりに「会長もここでゆっくり湯治でもすればいいのに…。そうだ玉川さん、体験談に『エネ遊び』は書かなくても此処のことは必ず書いてくださいね!」と言っていた声が今でも耳の奥に残っている。

遊びに現れたキタキツネに別れを告げ、そこからまた2時間ちかく走り、函館の八木橋邸に宿泊させてもらう。この家がまた凄い!同封した写真でもわかると思いますが(8/1八木橋邸玄関前にて、左から私・田邊さん・石尾君・八木橋くん。この写真は何故かアビエルトには掲載されず、私の手元にも戻ってはきませんでした…)、まさにビューティフルそしてゴージャスなカナダの家!どんな家なのか、その全貌を知りたい方は八木橋邸へ調整を受けに行った時にでもご覧下さい。美しく物静かな奥様と可愛い3人のお子さんに心が和むことと思います。

長旅での疲れも忘れ、深夜2時過ぎまで酒を酌み交わしながら、エネルギーの封入された物から特定のエネルギーを抜き去る練習をやったり、次回の『エネ遊び』や『ハワイdeエネ遊び』の話をしたりと、昨日同様にハードで楽しい一日が終わっていった。そして翌日、函館空港で8月末の『エネ遊び』『W調整』での再会を約束し分かれる。

今回も楽しかった!我々が会員さん以上に楽しんでいるのでは…、という後ろめたい気もするが『エネ遊び』なんだから…、まずは主催する我々こそが思いっきり遊んで楽しまなくっちゃネ!

【『マルセイのバターサンド』は辛かった…!】
札幌からお土産に買ってきた『マルセイのバターサンド』を、調整のお客さんである友人親子に持って行く。そこで楽しかった札幌の出来事を一頻り話し終わった後、八木橋くんの家で“味変え”をやって遊んでいた話に大層興味をもたれてしまい、渡したお土産の味変えを試すことになる。
未開封のままの『バターサンド』の包装紙の左半分に丸印をつけ、「じゃあ、半分からこっちが甘くなるように。左半分が辛くなるように変えておくからね」と言ってエネルギーをそれぞれ封入し、私はさっさと帰ってしまった。しかしそんな事にあまり興味の無い私は、味変えをやったことすらすっかり忘れていたのであった。するとその夜友人から電話がかかってくる。

「玉川さん、スゴ〜イ!」と、受話器の向こうでえらく興奮している。
「……。えっ、なんのこと?」と、よくよく話しを聞いてみると、それは味変えして渡してきたお土産のバターサンドの話であった。彼女の話によると、私が帰った後親子で甘く味変えした方のバターサンドを「美味しいね〜」と言いながら食べているところにお婆ちゃんが訪ねて来たので試しに(お毒見に…)と思い、辛くした方を食べさせたところ「えらく辛いねこれは…」と言われ、半信半疑で自分も食べたら本当にそれは辛かったらしい。

そして感激し、早くこの事を報告したくて電話したと教えてくれる。それが自分達の勘違いや思い込みでない証として、私にも1個残してあるので次の調整に来た時に食べてほしいと興奮して話してくれた。

事実その1週間後に食べさせてもらうことになる。とは言え肝心の私がもともとの味を知らないので何とも評しがたいのであるが、ちょっとだけ中に入っているレーズンの味が妙に熟成しているようで辛いかな…。“その時点では賞味期限が切れていたので、そのせいでは…”と、あくまでも自分のやったことを疑い続ける私でした。

しかし、この出来事を同じお土産を渡した他の友人にも話したところ、「私もやってほしい」と頼まれ、同じようにその友人からも電話で味が変わっている事実を報告してもらっていたので、本当に出来ていたのであろう。

後日聞かされたのであるが友人達の話しによると、この『マルセイのバターサンド』(¥1,000)は5列で縦に並んで箱に収まっていて、真中の3列目の物は半分の所から味が違っていたらしい。

【エネ遊びin北海道8月&W調整】
前日からのあいにくの雨、おまけに『エネ遊び』当日JRのポイント故障も手伝ってか、会場の席がなかなか埋まっていかない。遅れて来る人の為に開始予定時間を15分後らせて始めることにした。故障に足止めされて八木橋くんも30分遅れて駆けつける。いざ蓋を開けてみると、16人という今まででは一番少人数の『エネ遊び』であった。しかし少人数のおかげか、トリートメント・仙骨の調整・しなやかな脊椎・軟酥の法(CD・お香・ナレーション)とわずか3時間でたくさんのエネルギー技術を和気あいあいと楽しむことができて、私としては内容が濃くて満足であった。

翌日、嘘のように晴れ上がった好天の中、地獄のような『W調整』が始まる。
今回は、7月の反省を活かして一人一人丁寧に症状をお聞きし、三人で調整する部位を手分けして同時に一人の方に調整を行った。
9時から12時までの間に六人の方を調整させて頂いたのだが、前日からの疲れのせいか、はたまた頭から次々と取り入れる膨大な“おおいなる流れ”のエネルギーのせいなのか、二人目あたりから激しい睡魔に襲われ始める。
六人終わった時点で「さあ、昼食だ!」と張り切っていたら午後から予約の方が早くもやって来た為、昼食を取りながら症状をお聞きするので気が休まる暇が無かった。

お腹が少し膨れたことで午前中から続いていた睡魔に拍車がかかり、私は調整をやりながら気が付くとウトウトと転寝をしている場面が何度もあった。「しまった!」と思って八木橋くんを見るとニヤッと微笑んで、“大丈夫ですよ!居眠りしていてもちんと調整できていましたよ”と表情で応えてくれたのが分かり内心「ほっ」とする。

“田邊さんは?”と足元で調整していた彼女を見ると、まるで疲れを知らない子供のように平然とした顔をして黙々とエネルギーを送っていた。八木橋くんとは違った意味で、この人も“天然”であった…。

我々と同期の調整師で、偶然にも札幌に転勤になっていた“三野さん”が昨日の『エネ遊び』に参加され、翌日の『ダブルパワー調整』も見たいと仰ったので予約を受け付け、クライアントとして来られていたのだが、あまりの忙しさに遂に手伝ってもらう羽目になってしまう。その為、あるご夫婦二人をそれぞれ診察台に寝かせて四人同時に調整するという場面もあり、大変貴重な経験をさせて頂きました。調整を行いながら三野さんを横目で見ると、『調整師養成学校』の時のように真剣な眼差しで、青年のように額に汗を光らせながら一生懸命に全身を使って調整を行っていた。三野さん、有料で調整を受けに来ていただいたばかりか調整まで手伝って頂いて本当にありがとうございました。心から感謝しています。でも面白かったですね。またやりましょうね!

午後からは9人、今日一日で15人、全て終わった時には時計の針が午後の5時半を回っていた。「お疲れさま〜」と、診療所を提供してくれた岩佐さんが会員さん差し入れのビールを出してくれる。それからがまた大変で、ついついエネルギー談義に花が咲きテーブルの上に缶ビールの空き缶が次々と並んでいく。夕食を取るのも忘れ5人で話し込むこと6時間。気が付くと11時半にもなっていた…。

急いでタクシーに飛び乗り、途中で屋台のラーメンを啜り、ホテルに帰って三人で反省会。“今日来られた方の殆どが次回の調整も予約されたのだが、人数的にはこれが限界だし、しかし新しい方もやりたいし、どうしよう…”等々話せば話すほど問題が沢山出てくる。まあいくら考えても成るようにしか成らないのだから“ケセラセラ、来月までに考えればいいや…”、と反省会を終える頃には私以外の二人は7時間以上もの立ち仕事のせいか仙腸関節のバランスを崩しており、それを八木橋くんがまた調整していた。「ああ、やっぱり調整師ってたいへん…!」。

“えっ?私はどうだったのかですか”、私は調整の途中、空いている方の診察台に何度も腰掛けながらやっていたので大丈夫なのです。八木橋くんとは私の方が7つも年上なのだから、それくらいは許してくれるよネ…。ん?それじゃぁ田邊さんは?「田邊さん…ゴメンナサイ…」

さあ、来月も体力を整えて札幌へやってくるぞ!


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Last Update:2001/8/24