とっておきのアイデアボックス

音楽編

私は、にんじんの会の音楽サークル「ミックスジュース」で活動しているけど、
ここで紹介するいろんな楽器を、スイッチを使って演奏しているよ。
手で楽器をもって演奏出来なくても、シンプルテクノロジーを活用すれば、自分の力で楽器を鳴らすことが出来るんだ。

<楽器名> アゴゴベル
<使用機材> スイッチ、BDアダプター、楽器固定スタンド、東京ディズニーランド製プーさんの光るおもちゃ
<制作および使用方法>
 アゴゴベルをスタンドでテーブルなどに固定する。プーさんのおもちゃの光る3本の柄の先に、金属球(手芸用品)をつけたワイヤーをつけて3本同じ長さになるようにする。おもちゃの電池部分にBDアダプターを噛まし、スイッチをつなぐ。プーさんのおもちゃは、テープで止めるなどしてスイッチONの状態を保つ。
 スイッチを押すと、プーさんのおもちゃの四方に延びた3本の光る柄が回り、先の球がアゴゴベルに当たり、軽快な音を鳴らすよ(アゴゴベルに球がうまくあたる位置に、おもちゃをテープなどで固定すると良い)。押し続けられない場合は、タイマーを使うと良いね。
<陽子のコメント>
 昨年の夏、東京ディズニーランドに行ってこのおもちゃを見つけたとき、お母ちゃんは「これでアゴゴが鳴らせる!」って思ったんだって。プーさんがかわいいし、光るところが私はとても気に入っています。アゴゴ以外にも、ハンドベルなどの他の楽器にも使えるよね!

<楽器名> サウンドブロック
<使用機材> スイッチ、BDアダプター、東京ディズニーランド製プーサンの光るオモチャ、段ボールとマッチ箱で作った楽器固定装置
<制作および使用方法>
 サウンドブロックは立てておおぎ形に配置し、プーサンにたたいてもらえるように、固定装置を写真のようにお母さんが作ってくれたよ。
 サウンドブロックは学校のチャイムみたいに響く音がきれいだから、打つ部分が固定装置に触らないようにする必要があるよ。立て方には注意してね。プーさんも倒れないように、すべり止めシートを敷いたり、テープで固定するのがいいね。
 アゴゴの時と同じように、プーさんのオモチャの電池部分にBDアダプターをセットして、スイッチを接続すればOK。オモチャのスイッチをONにして、スイッチを押せばオモチャが回ってサウンドブロックを叩いてくれる。スイッチを押し続けられないときは、タイマーをスイッチとアダプターの間にいれると良いね。
<陽子のコメント>
 私は良く知らないけど、お母さんがサウンドブロックを立てるのに使ったのは、随分年代物のマッチ箱で洒落てみたんだって!プーさんのオモチャは光る柄を回しながら楽器を鳴らしてくれるから、とてもきれいだよ。色の雰囲気もクリスマス会なんかにピッタリだよね。

<楽器名> 木琴
<使用機材> スイッチ、BDアダプター、4ツ口アダプター(複数のBDアダプターを1つのスイッチで動かすためのアダプター)、ミニーマウス、ミッキーマウスやペンギンの楽器たたき式オモチャ等数個
<制作および使用方法>
 オモチャは、たたく部分だけを残し楽器は取り外す。4ツ口アダプターを使うので、オモチャは4つ以内だよ。写真ではペンギンとミニーを使ったけど、ペンギンの太鼓のみ外して、ミニーはスズを持ったままで木琴をたたくよ。
 オモチャの電池部分にBDアダプターをセット。その先を4ツ口アダプターに接続。それに私が使いやすいスイッチを接続すればOK。オモチャのスイッチをONにして、スイッチを押せばオモチャが動いて木琴を叩いてくれる!スイッチを押し続けられないときは、タイマーをスイッチとアダプターの間にいれると良いね。
 オモチャが上手に木琴を叩けるように、配置や高さを調節したり動いて倒れないようにテープで固定しよう。
<陽子のコメント>
 オモチャを複数使うから、結構賑やかで楽しいよ。簡単で、いろんな叩き楽器に応用できるよ。お母さんはペンギンのオモチャの顔が何とも言えず、じっと見ていると思わず笑ってしまうんだって。そういや、なんだか癒される顔してるよね。

<楽器名> エッグシェイカー&トライアングル
<使用機材> スイッチ、BDアダプター、4ツ口アダプター(複数のBDアダプターを1つのスイッチで動かすためのアダプター)、ミッキーマウスや熊の楽器たたき式オモチャ等数個、ロープ、楽器固定スタンド
<制作および使用方法>
 シェイカーをロープにテープで固定し、たたき式オモチャの手に持たせる。オモチャは台の上に置いて、シェイカーのロープがぶら下がるようにする。オモチャの電池部分にBDアダプターをセット。その先を4ツ口アダプターに接続。それにスイッチを接続すればOK。オモチャのスイッチをONにして、スイッチを押せばオモチャが動いて楽しそうにシェイカーを振ります!
 ついでに、その隣のトライアングルも同じように、元オモチャの鉄琴をたたいていたミッキー君にトライアングルをたたいてもらいました。お手製のトライアングル固定具とともに、友達のまきちゃんの作だよ。

<陽子のコメント>
 3人の演奏者達をアダプターにつなげば1つのスイッチで、シェイカーとトライアングル両方を演奏出来るね。それとも、スイッチを別にして、気分次第で鳴らす楽器を使い分ける?君はどっちかな?

<楽器名> ハンドベル
<使用機材> スイッチ、BDアダプター、ぐるぐる
<制作および使用方法>
 おもちゃの「ぐるぐる」を使って、手作りのタワーを回して周りに立てたベルを鳴らす仕組みだよ。
 タワーの四方にはワイヤーを出し、その先にかわいいマスコットを吊してある。このタワーをぐるぐるの1つのパーツに取り付け、中心にセットする。「ぐるぐる」の電池部分にBDアダプターを噛まして、アダプターに接続したスイッチを押すと電源が入るように、「ぐるぐる」のスイッチはONにしておく。
  スイッチを押している間、タワーが軽やかに回り、ベルがかかわいい音色を奏でる。スイッチを押し続けられないときは、タイマーをスイッチとアダプターの間にいれると良いね。


<陽子のコメント>
 私もお母ちゃんと一緒に参加した、京都で行われた2000年ATACカンファレンスで紹介したのを見てくれた人もあるかな?「ぐるぐる」の速度は二種類設定できるので、演奏したい音楽のムードに合わせて切り替えるといいよ。それから、曲に合った和音になるように、ベルの音選びも考えてね。
 この間、「千と千尋の神隠し」の曲を学校で友達のリコーダーに合わせて演奏したんだけど、始めはゆっくり回して、盛り上がってきたところから速い速度に先生が変えてくれたよ。

<楽器名> 
ツリーチャイム
<使用機材> スイッチ、BDアダプター、トーマスの電動オモチャ、レールと木製レール台
<制作および使用方法>
 私とお母ちゃんが始めて楽器をスイッチで演奏することを思いつき、工夫に没頭して作った記念すべき1作目!なんと、ツリーチャイムの上をトーマスに走らせるというもの!
 トーマスの煙突からは、煙りならず、先にかわいいマスコットが付いた針金が伸び、トーマスが走るとそのマスコットがチャイムを鳴らしていくというもの。トーマスのおもちゃの電池部分にBDアダプターを噛まして、オモチャの電源はONに。アダプターに接続したスイッチを押すとチャラチャラとチャイムを鳴らしながら、オリジナル線路の上を楽しく走る。ずっとスイッチを押せないときは、丁度レールの端から端までの時間動くようにタイマーをセットしてスイッチとアダプターの間に付けてみてね。  

<陽子のコメント>
 
さすが1作目だけあって、我ながら力作だね!チャイムを鳴らす針金の材質、レールの重さ、バランス・・・結構苦労したんだ。でも、出来るだけ意外性があって、見て聞いて楽しくなくチャって完成させたの。これは、私が小学校2年生の頃の写真。友達が来て一緒に楽器演奏を楽しむこともよくあったよ。私自身も、スイッチ操作がちょっとずつ自分の意志で確実に出来るようになってきてた頃かな・・・なーんか、懐かしいや。

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