イタリアが同性婚の親子関係を否認

〜 社会の大混乱に歯止めをかけよう 〜



イタリア同性カップルが親になる事を認めないっていう方針が明確になりつつある。

ちょっと意味が分かりにくいが、どういう事かと言うと、例えば、
 ・レスビアンの女性同士のカップルにおいて、そのうちの一人が精子提供を受けて妊娠出産した場合、もう一人の女性は親として認めない
っていうような事例だ。

当たり前だ。当たり前過ぎる判断だ。もう当たり前すぎて、何が何やら、むしろ混乱するくらいだ。
出産した女性は子供と生物学的な繋がりがあるが、もう一人の女性は子供とは何の繋がりも無い。完全に無い。何の関係も無い。1ミリも無い。
なので当然ながら親になる権利は無い
当たり前すぎる。何の関係も無い人間が勝手に親になれる訳がないではないか。

ところが、これまでイタリアの一部の自治体では、同性カップルを両親と認める措置を取ってきた。無茶苦茶な行政行為だ。
それに対して、イタリア政府は「子どもと生物学的につながりのない親を出生届に記載することは法律違反に当たる」と全国の自治体に対して通知したのだ。
これを受けて、一部の自治体では、過去に登録していた同性カップルの出生届から、関係の無い方の親の名前を削除し始めている。

くどいようだが、当たり前の措置だ。当たり前すぎて、ことさら言及するのもバカらしいほどだ。
でも、世界のあちこちで、この極めて常識的な当たり前の事が、なし崩し的に壊されようとしている
このような中、イタリアの動きは社会の大混乱に歯止めをかける意味で大変意義がある。

日本では、昨年3月に、男から女へ性別変更した変態さんが、自分の凍結精子で生まれた子との間で法的な親子関係を認めるように訴えていた裁判で、良識ある東京家庭裁判所は訴えを退けた
これまた意味が分かりにくいが、訴えていたのは、男として生まれてきたのに何か勘違いして自分は女だと思い込み、性転換手術を受けて女になった変態さんだ。そして女になったんだけど、レスビアンの女になったのだ。
もうこの時点で訳が分からない。女性を愛するのであれば、結局、普通の男だ。つまり、「
私は体は男だけど心は女よ」なんて言いながら、結局は女を愛する普通の男だったのだ。
そして、性転換手術を受ける前に自分の精子を凍結保存しており、それを使ってパートナーの女との間に子供をもうけたものだ。
出産したパートナーの女性は、出産によって子どもの母親として法的に認められているが、
精子を提供した変態さんは役所に出した認知届が受理されなかったので、法的な親子関係を認めるように裁判所に訴えていたのだ。
それに対して良識ある東京家庭裁判所は「血縁上は親子関係にあるが、法律上の親子関係とは必ずしも同じ意味ではない」、「性別変更の手続きをしているので『父』とはならず、生まれた子を妊娠・出産したわけではないので『母』ともならない。ほかに今の法制度で法的な親子関係を認める根拠は見当たらない」として訴えを退けた。
良識ある判断と言うより、本当に当たり前すぎる判断だ。

敗訴した変態さんは「親子として認められずとても悲しく残念だ。生物学的にも親子なのに法的には認められないのは、制度が追いついていないからだ」なんて自分勝手な事を言ってたが、制度が追いついていないのではなく、そんな訳の分からない無茶な要求は健全な社会としては断固として受け入れられないって事だ。
また、「経済や福祉面で子に不利益になることが不安だ。裁判を続けたい。子どもが生きやすい社会にしたい」なんて話しているが、自分たちの我儘でそういう不幸な子供を作ってしまった事に対する反省が無い
極めて自己中心的で我儘で許せない変態さんたちだ。そんな変態さん達の子供がまっとうな価値観で育つのは容易ではないだろう。
性転換手術の前に自分の精子を凍結保存していたって事は、あらかじめ犯行を計画していたって事だ。完全なる確信犯だ。

ところが、つい先日、頭の悪い最高裁判所が「性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更するには生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律の要件は憲法に違反して無効だ」なんてトンでもない無分別な判断を出している
最高裁判所は「生殖機能をなくす手術を求める要件は、憲法が保障する意思に反して体を傷つけられない自由を制約している」なんて言っているが、それなら性別変更なんかしなければ良いだけだ。
無理やり性転換手術を受けろと言ってる訳ではなくて、好き勝手に性別変更をしたがってるだけなんだから、それなら性転換手術を受けなさいって言いたい。
性転換手術を受けないで体は女のままで男に性別変更した者が出産したら、男が子供を出産した事になり、大混乱を招いてしまう
これについて最高裁判所は「子どもが生まれ、親子関係の問題が生じるのは極めて稀で解決も可能」なんて無責任な事を言い放っている。
極めて稀ってのは、今までは性転換手術が必要だったから稀だっただけで、性転換手術を受けなくても性別変更が可能となれば、いくらでも事例が出てくるだろう
それを「解決も可能」なんて無責任な事を言い放って済ますだなんて最高裁判所ともあろうものが許されるのだろうか。

さらにややこしい事態も考えられる。上の2つの裁判が組み合わさった場合だ。
レスビアンの人は、自分は女であると自認しつつ、女を性的対象としている変態さんだ。自分が女である事を前提に、女を性交渉の相手としている変態さんだ。
もし、性同一性障害の男が、性転換手術を受ける事なく女に性別変更したとしよう。そして、そいつがレスビアンになったとしよう。つまり、生物学的には男のままで女のレスビアンになったとしよう。
そうなると、こいつは体は男で心は女で、そして女を相手に性交渉する。これは一周回ってノーマルなのか?
昨年3月の事例では、当事者の変態さんは性転換手術を受けていたが、性転換手術を受けなくても女に性別変更できるとなったら、これは世紀末的な混乱の極致になるぞ。

日本では、無責任で下品な民主党やマスコミが、あたかもLGBTが世界の潮流であるかのような虚言をまき散らしてLGBTを広めようと声高に叫んでいるが、アフリカではLGBTを禁止する国が圧倒的に多く、30以上の国がLGBTを禁止している
一方、ヨーロッパではLGBTを擁護する声が強まりつつあったが、ハンガリーポーランドなんかはLGBTを許さないという確固たる姿勢を示している。
これにイタリアが加わり、社会を大混乱に陥れるLGBTの増殖に対する防波堤を築こうとしているであれば、まことに頼もしい限りだ。

(2023.11.30)



〜おしまい〜





独り言のメニューへ